カートップに最適な車は?〜私の車選び〜

前車のホンダのCR-Vはもう17年経過し、走行距離は14万キロ。
車は一番大きな釣り道具だと思っているので、使い方も、これがまた粗い・・・^^;;
そんなこともあって、もう満身創痍の状態でした。
そこで、H25年8月、ようやく車を変えることにしました。

今回は前回と違って、最初からボートを乗せることを前提での車選びでしたが、
う〜ん・・・また、全然ふさわしい車がないものですね〜><
ボートを積むことを前提にした車がないのは仕方がないですが、これほどまでないとは・・・
選ぶ、というかは、条件を満たさない車を消去していくと、ギリギリ何台かが残るくらいの感じですね。
ホームページでカートップに最適な車を探したりしても、みんな苦労してますね・・・><

ここで、先に私が(勝手に)思う、カートップに適した車の条件を言うと、3つあります。

@ ベーシックバーの前後の間隔が1メーター以上あること。
A キャリアの強度が60キロ以上あること。
B 車のルーフの形が横から見てまっすぐなこと。


この3点です。
私の経験と、独断と偏見で少しだけ説明させていただくと・・・
まず、一番大切なのが条件@です。
キャリアの前後の間隔が1メーター程度ないと、積載したボートが安定しません。
現在販売している車のほとんどは、前後のキャリアバーの間隔が70cm程度の車なので、この時点でほとんどの車が除外されます。
70cmの程度の間隔のバーに、一般的な長さの11フィート、3,3メーターのボートを乗せて横から見ると・・・
大丈夫なのかもしれませんが、見るからにちょっと心配になると思います。
メーカー(カーメイト)によると、キャリアの間隔がボートの全長の1/3の長さがない場合、
ボートのバウとトランサムをロープで車に固定する必要がある
そうです。
これはこれで面倒臭いし、視界が悪くなるので・・・><

次に強度の問題。
私のボートは42キロですが、一般的なFRPカートップボートは50キロ前後です。
ボートローラー等の重量も加算して、最低でも60キロ程度は欲しいところです。
カタログによると、ほとんどの車は、強度が50キロか60キロなので、ギリギリクリアできそうにも思えますが、
これも、あくまで目安で、キャリアの形によって、カタログ強度とは全然違うそうです。
実際、前車のCR-Vはルーフレール付きで、カタログは強度60キロでしたが、
なんと!ルーフレールのボルトが折れて、ルーフレールが外れてしまいました><
ルーフレール付きの車はカートップに最も適しているように思えますが、ルーフの接地面の3点でボルトで固定しているので、
この3点に負荷が集中して破損することがあるそうです。

そして、厄介なのは、破損しても自分では修理できないこと。
う〜ん・・・ルーフレール付きもダメとなると、いよいよ何がいいかわからなくなりますね><

最期に横から見た時のルーフの形。
最近の車は燃費重視で空気の流れを考えるので、ほとんどの車が横から見ると、『猫背』になってます。
猫背の車に長さが3メーター以上のボートを積むのは横から見ているだけでもいかにも不安定ですよね・・・
車によっては、キャリアバーの間隔を50cm程度に詰めないとボートが水平にならないものもあるそうで、
前後のキャリアバーの最大間隔70cmとなっていても、要注意ですよ!

これらを踏まえて考えると、残る車はほとんどありませんがな!!
今回、選んだ2代目のフォレスターは、キャリアバーの間隔は最大115cmなので、条件@は問題なくクリア^^
カタログ上のキャリアの強度は60キロながら、ダイレクトルーフレールは、全体で負荷を受け止めるため、負荷が分散するので、
スバルのディーラーさんによると、実際の強度は遥かに高いとのこと。
もともとバーの間隔が広いので、キャリアバーを3本に増やすことも出来るし、なんとか条件Aはギリギリでクリアかな?
条件Bは〜ボートの積載〜フォレスター編〜の画像の通りで、全く問題ナシです。
というわけで、消去法により、2代目フォレスターになりました。


一応、検討した他の車はというと・・・

2代目エクストレイル
アウトドアでの使用が前提の車なので、カートップで釣りに行くには、おそらく使い勝手は最高
キャリアの強度が100キロというのは全車種の中でも最高では??
最大かつ致命的な欠点はキャリアの装着場所があらかじめ決まっていて、前後の間隔が75cmしかないこと。
アウトドアコンセプトの車なのに、ほとんどカートッパーがいないは不思議で、やっぱり積みにくいから?
ホームページで調べて、カートップの前例があるといいのですが・・・

2代目カローラフィールダー
ルーフレール付きモデルが選べることが最大の魅力
前後の間隔が120cm取れる車は、ルーフレール付き意外にない。
ただ、前車のルーフレール付きCR−Vはレールを固定するボルトが折れて、遠征出来なくなりました><
こんな経験で、ちょっとルーフレール付きは強度に疑心暗鬼・・・。
SUVでもない、このフィールダーのルーフレールではちょっと強度が心配。
また、最低地上高が160ミリはちょっと低い。
乗用車にしては、やや高い方ですが、
河原に入る時に腹をこすったり、乗りあげる心配あり。
また、ボートを積んで山道を走ったり、河原のデコボコ道を走るには、タイヤが細いのでやや心配。
そのぶん燃費はいいのだが・・・

3代目フォレスター
フィールドブレイクというモデルがあり、これはルーフレール付き。
見た感じも、フィールダーのルーフレールよりもはるかに強そうだし、スバルのルーフレールは強いとも聞く。
ただ、このフィールドブレイクというモデル、サンルーフなんです。
ボートを積んだら、外、見えませんがな!
積んでなくても、サンルーフ部分は潮をかぶるし、ボートのバウカバーで必ず傷がつく部分。
使わない機能に、相場より高い金額を出して買う価値は・・・

その他、ウィッシュ、プレマシー、アウトバックなどが候補に上がりましたが・・・



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