『シーバスフィッシング』私が考えるその魅力

19才の時熊野川で、初めて75センチのシーバスを釣って、たちまちこの魚の『虜』になって、早10年以上。
あれほど熱中したバス釣りでさえ、10年後には興味は半減していたんだけど、
シーバスへの熱意は、まだまだ年々大きくなるばかり・・・

ミニボートを購入した今でも、秋のシーズンになると、やっぱり「シーバスモード」になり、
ボート関係の道具は全てしまい込み、シーバスに専念してしまう・・・
ボートでも秋はトップシーズンだけに、友人からは「ヒラメの80センチを釣った」
「特大ヒラマサに切られた・・・」なんていう景気のいいメールが入ったりするんだけど、
それでも、やっぱりこのシーズンの『シーバス』の魅力には・・・^^

なかなか本格的にシーバスを狙わなかったのは、写真でしか見たことはなかったけど、
失礼ながらもっと「細長いだけの魚」だと思っていたからなんです。
「70センチ、80センチ・・・なんて言っても、タチウオとかわらんやん・・・」なんて本気で思ってました。
写真では「大きさ」って伝わらないんですね・・・^^;
(これが私が剥製にこだわる理由の1つです)

しかし、サーフに横たわったシーバスは、丸々と太っていて、想像をはるかに超えて、あまりにデカい・・・
第一印象は、「バスのオバケ」でした。
やっぱりこの「デカさ」こそが、私の考える一番の魅力ですね^O^
当時はボートもないし、ショアからこのサイズが狙える魚ってほとんどいないじゃないですか??
(しいてあげれば他には「鯉」がいるんだけれど・・・。)

もう1つの魅力は、そのロケーション
ナイトフィッシングがメインになるため、「夜景をみながら」、「夜空を見上げながら」、
またある時は「沖の漁火を眺めながら」の釣りは、なんとも言えない『情緒』があります^^
釣れなくても(実際、コレがまた多い)、都会の喧騒から離れて、
日常を忘れてロッドを振るだけでも、私は「遠くまで行く価値がある」と思っています^O^

それに加えて、バスにはない魅力が、「食べられる」こと。
実は私、料理(魚に限る)も趣味の1つなんです。
バスの場合、例えば琵琶湖に行っても、帰りはぐったりしてしまうけど、
シーバスの場合、帰っても捌くというもう1つの趣味があるので、帰り道なんてまったく苦にならないし・・・

バスと比べて、なかなか釣れないのも、魅力の1つかな・・・(ヘンな話だけど)
釣り人って珍しい魚を釣りたがるじゃないですか?
どうして私が、また遠い、「熊野川」にこだわったかというと
ヒラスズキが釣れるからなんですヨ。

ま、たいしたサイズは釣れませんでしたが・・・^^;

剥製工房★GALAXY