もっと遠くへ・・・最近の釣行スタイル。

以前はメインフィールドで、よく通った比較的近場の福井県や京都府のポイントなんですが、
兵庫県や京都の北部にまで遠征するようになってからは、めっきり行く回数が減ってしまいました。
理由はもちろん魚の濃さ・大きさが違うからなんですが、実は一番大きいのがこれなんです。

福井県や京都の近場のポイントでも、釣る人は本当によく釣っています。
私はいつ行っても、メインのアコウはあんまり釣れずに、
ガシラやアオハタのレギュラーサイズがパラパラ程度・・・
数自体はそんなに変わらないものの、デカさが全然違う・・・^^;
ただ、その方々の釣っている大物のポイントは出航場所から遠い誰も狙っていないところが多いようで、
安定性に不安のある私のボートでは、ちょっとそこまでは行けない・・・><

以前に、沖で急に海が荒れ出して、「まだ近くに釣っている人がたくさんいるから大丈夫・・・」
と思って(このときは廻りは全てゴムボートでした)帰るのが遅れて、
ボトボトで危うく「沈」しかけて、死ぬほど怖い思いをした経験があります。>O<
このボートでは、荒れ出したら他のボートは無視して、真っ先に帰るのが賢明です。

というわけで、遠くのポイントに走るボートを横目に見て、私は近場のポイントで釣ることに・・・^^;
今までさんざん叩かれたであろうそのポイントでは、大物はなかなか・・・
実際に、ここは有名ポイントで人も多いので、私が始めた頃と比べると、
年々「少しでも遠くへ・・・」という傾向は強くなってきていると思います。
私としては、やっぱり同じ条件で釣りが出来ないのはちょっと悔しい・・・TT
もちろん釣果の差はウデによるところが大きいとは思うのですが、
それでも、せめてみんなと同じ土俵で釣果を競いたい・・・
そんなことを考えると、どうしても人の多い近場のポイントからは足が遠のいてしまいす。

「近場」と言っても実際にはそんなに変わらなくて、3時間弱ぐらいかかるのですが、、
プラス40分ほど走れば、北部のポイントに着いてしまいます。
以前はずっと熊野・古座に5,6時間かけて遠征していた私にとって、そんなにたいした距離ではないし、
40分走れば釣果が倍になるとしたら・・・安いものです。
そんな理由で、これからは釣行回数を多少減らしてでも遠征して、
そのかわり行く日は2日間みっちり釣る
作戦で行くつもりです。
とはいっても、2日目は10時ぐらいには撤収しないと次の日にこたえますが・・・^^;

で、アコウ・ガシラなんかの根魚の魚影の濃さや、サイズの大きさは、
成長が遅い魚だけに釣り荒れしだいだと思います。
だから近場のポイントで良い釣りをしようと思えば、
誰も出船していないサーフや砂利浜なんかから出船すればいいわけです^^
こんな場所で威力を発揮するのが、折りたたみボート。
多少岩にこすれても破損する事はないし、分けて運べる分段差があっても大丈夫なので、
ちょっと頑張れば、港の岸壁以外ならたいていは出航できます。
私も何度かゴロタ浜やカキガラの山から、ドーリーなしで出航した事がありますが、
釣り荒れていないだけによく釣れました(^O^)

ただ、密漁を警戒してか、巡視船みたいなのが不信そうに見ていたのが気に掛かりましたが・・・;;
ただし、浅いところは大物は少ないので、海図で水深だけは調べておいた方が賢明ですね。
浅いところはちょっとぐらい沖に出てもやっぱり浅いし・・・。
なるべく岬近くの入り江から出航するのがベターでしょうね。
ただ、人が少ないということは、万一の時に誰も助けてくれないということでもあるので、
安全には万全を期さないといけませんね。
もっとも、手付かずのポイントではそんなに沖に出る必要もないですが・・・

剥製工房★GALAXY