2008年12月13日　京都府北部

例年、ボートは１０月で終わって、その後はボートを降ろしてシーバスに専念するのだけど、
今度のボートは一体型ＦＲＰ。　積みっぱなしにしないと仕方がない・・・
ということは・・・天候さえ良ければいつでもＯＫ、フルシーズンできるということですワ＾＾；；；

予報では土曜はベタナギの快晴で、日曜は低気圧の通過で急速に荒れ、夜には雨が降るとのことで、
昼間はボート、夜は雨が降っていなかったらシーバスの二本立ての予定で頑張ります＾＾

とはいえ、１２月にボートは出すのは初めてで、何を狙おう？？？？
とりあえずは、１１月と同じパターンで、アオリ、青物、アコウの順にリレーフィッシングしてみます。

まずは、アオリから。
さすがにこの時期なので、エギング可能な水深ギリギリの１５〜２０メーターラインを、
いつものようにエレキを微速に入れて流しながらシャクります。
時折、ベイトのいい反応はあるものの、３時間ほど粘って反応はゼロ。
アオリに詳しいハマやんに聞くと、外海のアオリは、ある一定の水温になると沖へ出てしまうそうで、
どうやら先週の嵐で完全に落ちたみたいですね〜＞＜
アオリは人気があるので、是非刺身盛り合わせにはほしいところですが、ま、冷凍はたんまりあるので＾＾；；

さて、今度は沖に出て、ハマチを狙います。
いつもだったら、派手に水面でボイルしているのですが、
この日はやや波けがあって（波高１メーターくらい）ボイルは見当たりません。
とりあえず、船の集まっているところまで出て、適当にジグを落とすと・・・
ツバスの鬼入れ食いですわ〜
水深７０メーター、ハマチは水深と大きさが比例すると思っていただけに、ちょっと意外でした。
７０メーターだからハマチ、運が良ければメジロの予定でしたが・・・

７０メーターの底付近でＨＩＴしてくるので、私の電池式魚探にはほとんど映らないんですが、
活性はすこぶる高く、２匹ＨＩＴもしばしば・・・＾＾
しかし、７０メーターから上げてくるとなると、ツバスといえどもなかなかいい運動になりますね〜
だんだん腕が重たくなってきました・・・明日包丁握れるんかいな？？？

この日はスズキ以外で、初めて神経抜きをしました。
青物は簡単ですね〜
釣ったツバスは全て野締めをして、血を絞り、神経を抜いて、
海水氷水へ３０分浸して急速に冷やしてから、丁寧に新聞紙に包んでクーラーに入れました。
日本海のハマチはまずいとコラムにも書いたので、
考えうる、最高の処理を施しました。さて、お味の方は・・・？

比較的マシな、（それでも４５センチクラス・・・＞＜）ツバスを１０本だけキープして、
今度はアコウのポイントへ向かいます。
しかし・・・ここも完全にツバスに占拠されているではありませんか・・・・
インチクでツバスを釣ると、ワームが一瞬でパーになってしまいますがな！！

なるべくツバスを釣らないように、（フォールでＨＩＴしたら仕方がないけど）
なるべく底付近を舐めるように狙います。
根魚をＨＩＴさせられなかったら、ピックアップ時にツバスに食われるので、
エレキで流しながら、底から２メーター位を叩くと、パラパラ良型のアコウ、ガシラがＨＩＴしてきます。
リミットの３匹だけキープして、終了しました。

あんまり感動もないのですが、このアコウ５３センチは１センチ自己記録更新です＾＾
デジカメを積んでなかったので、氷水につけたからちょっと縮んだかな・・・＞＜

ボートを撤収し、舞鶴まで戻って、今度はシーバスを狙います。
猛烈な眠さのためちょっと仮眠のつもりが、寝すぎました。雨の音で起きたら午前１時でした。
「ヤバイ・・・寝すぎた。シーバスは頼まれているので、なんとか１本は・・・」
サーフに立つと、昼間とはうって変って、既に波高は２メーター超。
ウエーディングは不可能なので、立ちこまずにキャストすること約１時間、
ピックアップ寸前の、波のブレイクでなんとか小型を１本ゲットして、
神経抜きをしていると、急に雨が激しくなったと思ったら、風も強まり、いよいよ大荒れに・・・
波高３メーター、これではもう手も足も出せません・・・

最低の任務は果たしたので、これにて撤収することにしました。

さて、お味の方は？？
やっぱり神経を抜くのと抜かないのとでは明らかに味が違いますね。
ツバスはいつも身に血が回って赤っぽかったんですが、今回は赤い部分と白い部分の境目がハッキリ出ていました。
アコウはプリプリだし。でも、どういうわけか一番人気はスズキなんですね。
みんなスズキを下魚と思っているから、そのギャップかな。
しかし・・・
スズキが下魚？とんでもないぞえ、夏の旬の神経を抜いたスズキを食べたら
他のほとんどの魚がまずく思えるはず！！！ま、楽しみにしていてね〜＾＾

釣果

シーバス　：　７１センチ　　　（システムミノー）
アコウ　：　５３センチまで数匹
ガシラ　：　３３センチまで２匹　　　アオハタ　　　：　３５センチまで１匹
ツバス　　：　　４５センチクラス数十本

剥製工房★GALAXY