2008年12月20日(土) 京都府北部

「要人がくるから土曜にどうしてもスズキが欲しい・・・」と頼まれて・・・
日曜だったらなんとかなるかもしれないけど、土曜となると時間は目一杯振っても深夜から朝まで・・・
まして、この時期だから、とんでもなく厳しい戦いを承知の上での釣行です。

深夜0時、着いてびっくり、ガーン・・・>< なんと防寒着を忘れた・・・TTTT
この日の予想最低気温は零度・・・最も忘れてはならないものを・・・
時間が時間だけに、知り合いに頼むこともできないし、
かといって、遠征組は簡単に諦めて帰る訳にもいかず・・・
ええい!!仕方がない!!、気合とともにフリースの状態でいざサーフへ!!

振ること10分、無理ぃ〜。尋常な寒さではありませんわ〜
気合いで何とかなるのは限界、気温10度までですわ〜

しばし考えて、ここは冷静に朝一勝負と割り切って、仮眠しますZZZ

3時に起きて、気温を計ると、予報通りの零度。しかも南東の風15メーターと出ています。
とりあえずフリースでは風がスースーなんで、風の侵入をなんとかしなくては。
車を探すと、使えそうなもんは何もない・・・

こうなったら最後の裏ワザ、新聞紙の真ん中に穴をあけて被り、
胴体には新聞紙を巻き、その上からフリースを着て、
さらに、ゴミ袋に3か所穴をあけて、すっぽり被りました。
寒さを感じやすい首回りとお腹にカイロを貼り、
首にはタオルを巻いて、ウエーダーをはいて、ライフジャケットを着て、いざGO!!


絶対に誰にも見られたくない姿ですね〜
しかし、体の中心線だけですが、やっぱり風の侵入を防ぐと体感温度は全然違いますね。
これで、なんとか頑張れそうです^^;;

それでも限界30分なので、30分投げては15分ウオーキングで朝までやりました。

前日は波3メーター、まだ少し波けがあるので、システムミノーで少し潜らせてみますが、
南からの強風とともに、次第に波が収まってきたのをみて、アイマカウンターに変えます。

すると、掛からないものの、何かがコンコンとアタります。
最初はベイトに当たっているのかとも思ったのですが、ここは湾内でも河川内でもなく外海。
そうそう何度もアタることは考えられない・・・
この日はPEを使っていたので、何度も間違えるはずもないし・・・

アタること5回ほど、薄明るくなってきたところで、ようやくフッキングしました^^
走ると、気持ちよくドラグが出ていきます・・・が、止まると、どうも魚に重みが感じられない???
何やろ??スズキではなさそうですが、ボラにしては引きが金属的です。
上がってきたのは、なかなかのサイズのチヌでした^^;;(どうりで金属的なはずですね〜)

50センチあるかな〜?計測すると、1センチ足りない49pの 「年あり?」 でした^^;;
あんまりこの恰好を見られるのも嫌なので、これにてこの日は撤収することにします。

しかし、おそらくこの日は相当の数のチヌがいたと思います。
9センチくらいのミノーで専門に狙ってみるのも、面白そうですね、サイズがサイズなんで魅力的です^^
ただ、いつもこんなことはないので、条件を選ぶでしょうね。
シーバス狙いで、何度も乗らない時はチヌを疑って、
ルアーのサイズを落としてみるくらいのやり方がいいんじゃないかな?


このチヌは、残念ながら?あまりにキレイなので、釣具店の見本用に剥製にします。
期待に応えられず、すんません^^;;;


釣果
チヌ : 49センチ   シャロートプス

剥製工房★GALAXY