2011年8月 釣行記

8月1日〜11日(木)

暑いですね〜しかし・・・
この暑さと、船検、車検(金のいることばっかり・・・TT)があるんで、一旦ボートを下ろして夏休み・・・のつもりが、
ふと出かけた先の県内のとある河川にて、スッポンを発見しました。
しかも、2匹で、うち1匹は甲羅が30cmくらいのグッドサイズ・・・
これは狙わない手はありませんがな!!

しかし・・・狙うと言ってもどうしたらいいのか・・・ネットで調べてもマイナーなのか、ほとんど情報はありません。
その中でも、使えそうなのが、2つ。
一つはカニかごを使う方法で、もう一つはウナギ釣りの仕掛けで釣るという方法。
ウナギ釣りの場合は外道としてたまに掛かってくる程度で、アングラーが横にいることが前提。
いつくるかどうかも分からないのに、ずっと待っているわけにもいかないので、カニかごに決定。
近くのバスキャッチ堅田店にて680円で売っていたので二つ購入し、夜10時に仕掛け、朝4時に引き上げに行きます。

さて結果は・・・
一つ目のかごは反応なし、二つ目のかごはエサを入れたネットが外に引き出されていて、餌のイワシがなくなっていました。
引き出すためには、かごの中に入らないと不可能なので、一度入ったはずなんですが・・・

出られないようにするために、今度は入口を入ったら自動的に閉まるように改良しました。
ネットで調べた、スッポン捕獲機「かめまん」というものと同じ方式です。
これで大丈夫と意気込んで行った2日目の朝、引き上げると、
なんとカニかごのネットが一部破られて、エサだけ取られているではありませんか!!!
「カチ〜〜ン!!!!」改良した自称「スッポンスペシャル2」を破壊するとは!!!
思った以上に獰猛で手ごわい相手のようです。
こうなれば、こちらも本気でいきますぞ!!

カニかごでは強度が足りない上に、30cmクラスを捕獲するには、小さすぎる。
頭だけ伸ばして、中に入らずに餌のネットに食らいついているかもしれないし・・・
やっぱりアングラーとしては釣らねば!!
幸い、過去数十年、魚だけでなく、本当にいろいろなものを釣ってきた経験があるので、アイデアはいくらでも湧いてきます。

アングラーが不在の置き竿では、ウナギ釣りの仕掛けでは論外でしょう。
そこで、タチウオのワイヤーをハリスに、ジギング用のカン付きの針を結んでいざ3日目、餌だけ取られてあえなく撃沈。

しかし、掛からないものの、毎回必ず餌がなくなっているので、テンションは続きますね。
昼の下見でも以前とは大きさの違う2匹を確認したので、けっこういるのかもしれません。
ただ、河川なので、大雨が降るといなくなるかもしれません・・・そう考えると焦ります。

とうとう4日目になりました、
改良したのは以下の通り。
イワシでは確かに匂いが強いので寄せる効果は強いけど、エサ持ちが悪い。
そこで、スーパーで鶏のムネ肉を餌とします。

ワイヤーではしなやかさがないため、掛かりにくいので、鯉の吸い込み仕掛けとします。
これだと、ハリスはPEだから強い上に、切れても、もがいている内に他の針に掛かってスッポンを絡め取ることが出来るかと。
この作戦は見事に命中しました。
針を2本飲み込んだスッポンは、ハリスが切れていましたが、手と足に他の針がフッキングしていました。
針を小さく、鋭いものにしたのも良かったですね。

釣りあげたスッポンは、おそらく最初に見かけたグッドサイズでしょう。
たまにスーパーで売っているスッポンの倍くらいはある、良型です。
さて、このスッポン、田舎に持っていったら捌いてくれるのかな・・・
食べるにしても、砂抜きのため、1週間ほど飼う必要があるので、ひとまずクーラーボックスにて飼育することにします。
滋賀県はまだまだこんな魅力が残っているんですね、いやいや、オフシーズンに、いい経験が出来ました^^^^

釣果
スッポン1匹



剥製工房★GALAXY