2013年9月・10月 釣行記

9月25日(水)
車を買い換えて、ようやく艤装が完了しました。
最初はいろいろ不具合があるかもしれないので、とりあえずは近場の琵琶湖で〜
いやいや、車が低いとホンマに楽ですね〜
ボートローラーの効果もあって、ちょっとトランサムを持ち上げるだけで、
勝手にボートが積まれていく感じで、楽チン楽チン^^

実は、この日は滋賀県からポスターに使うバスを頼まれての釣行です。
30cm以上を2〜3本とのことですが・・・この魚が外来魚の駆除啓発のポスターに使われるとなるとちょっと複雑ですね^^;
私はバサーなんで、アングラーの気持ちもわかるし、漁師の方にもお世話になっているので、
一応、ポジション的にはニュートラルかな・・・
本来だったら、滋賀県の政策で、外来魚を駆除しているので、漁師からバスをもらうべきなんだろうけど、
今は休漁の期間なんで、協力することにしました・・・(結局釣れなかったので、次回に持ち越しでしたが・・・)

さて、台風の大雨の後の初釣行でしたが、水位は下がったものの、まだ若干濁ってますね。
流されたウィードや流木などの漂流物が多く、なかなか釣り辛い状況です。
とりあえずは、出船場所の沖からスタートし、M湾、M沖、水中岬、K港付近と水深を変えて、
チャター、ミノーで流すも生命感が全然ない><
風が強くなってきたので、Y湾に入ると、ようやくバイトが^^
風の影響で、アワせがきかず、ここからまさかの4連続のバラし・・・><
全部40クラスでしたが、いるところにはいるみたいですね。
秋は広範囲にバスが散らばるはずなんですが、しばらくは宝探しみたいな難しい釣りになりそうです^^;;


10月1日
新しい車でのボートの積み降ろしも問題なかったので、久しぶりに日本海に行ってきました。
ジギング船の釣果を見ていると、アオリイカは今年は不調みたいですが、青物が結構釣れてますね。
特に、今年はヒラマサが多いのがいいですね^^
今回はアオリイカ→根魚→青物→シーバスの予定で、2日間みっちりやるつもりです^^;

さて、まずはアオリイカ釣りからスタート。
去年好調だった30メーターラインからティップラン開始〜^^
ところが・・・やっぱり全然反応がない><
ツバスがずっと水面でバチャバチャしているので、ビビって食わないのか、数が少ないのか・・・

ツバスを避けて、20〜25メーター付近に移動するとようやく今年の初アオリGET^^
まだ初期だし、水温も高いし、浅い場所の方がいいのかも??
と、思ったけど、そんなこともなく、この後も釣れてくるのは時速1杯・・・><
2日やるのでちょっと頑張って粘ったけど、午前中4時間で3杯はアカンでしょう><
今年は絶滅危惧種??のアオリイカはもうたぶんやらないでしょうね・・・

しかし暑い暑い・・・とても10月とは思えませんね。
今回は持久戦なんで、昼間はちょっと体力温存のため昼寝・・・ZZZZ

午後はインチクと小型のジグで根魚を狙います。
根は見ずに、ベイトが映ると即フォール〜
するとこれがまた絶好調〜
35cm・・・40cm・・・49cmと順調にサイズアップして、とうとう出ました自己記録の53cm^^
まだ釣れそうでしたが、あまり釣りすぎるといなくなるので、2時間で終了しました。
港の前ではずっとツバスがバチャバチャやってます。
良く見ると、60cmくらいのシイラの群れもいます。
ちょっと剥製の練習用にシイラが欲しいので、小型のジグで頑張りましたが、どうも食わない。
結局ツバスがパラパラ程度で終了しました。

釣果

アコウ・・・53cmまで8匹  ガシラ・・・30cm   アオリイカ・・・胴長20cmまで3杯   ツバス・・・5本




10月2日
さて2日目です。
初日に青物を釣ると鮮度が落ちるので、この日は青物オンリーで頑張ります。
前日は沖のグリにジギング船が集まっていたので、朝からTグリに向かいます。
ポイント付近に着くと、時々魚探に大きな反応が出ます。
ウロウロしながら、反応が出ると即フォール〜でもなかなか食いませんね^^;
まだ水温が高く、ジグへの反応は悪いみたいですね。
それでも、これだけいると中には思わず口を使う?魚もいるみたいで、パラパラHITしてきます。

8時を過ぎると界隈のジギング船が集まってきました。
アルバトロス1号・2号、ラスター、ファルコン、オールブルー・・・
見ていると、特にアルバに乗っている人はめちゃくちゃ上手いですね。
同じ条件でまとものやりあったら1000%負けますわ。
でも、そこは小型船の機動力で勝負です。
いい反応が出たら即フォール、群れが抜けたら即移動・・・こんなことはジギング船にはできないですもんね。
後でアルバトロスのホームページを見ると、メジロ27本、ヒラマサ5本でした。
でも、2艇で15人以上は乗っていたと思うので、一人2本程度?
みんなの釣果を合わせると凄く釣れているように見えますが、実際は???ですね。
他のジギング船もパラパラ釣れている程度で、そう考えると、午前中だけで7本は上出来ですわ^^
サイズは55cm〜63cmで、大ハマチというか、小メジロというか微妙なサイズですね。

11時に撤収し、夕方はA海でシーバス狙いです。
ここぞ!という右のポイントは漁師の網が入っていたので、中央付近に入ります。
物凄いベイトですが、まだちょっと水温が高いので、シーバスはあまり入ってないのかもしれませんね。
なんとか60クラスをHITさせるも、あえなくバラし><
この日は、初めてなので、いろんな情報が欲しかったので、
PEラインを使いましたが、シーバスにはやっぱりナイロンの方がいいですね。
2時間くらい頑張りましたが、雨が降ってきたので、撤収しました。

帰りに、由良川のポイントを見に行きましたが、愕然としました。
いつも川から5メーターくらい上に車を置くのですが、ここまで水が来たようで、一面流されてきた土砂でいっぱいです。
周りの田んぼも水没したみたいで、気の毒なことに、農作物が土砂に埋もれていました。
とてもしばらく釣りができる状況ではないですね・・・><


釣果

大ハマチ〜小メジロ・・・7本   ヒラメ43cm


10月10日

エンジンの洗浄がてら琵琶湖に行ってきました。
前回は久しぶりだったので様子を見ようと、シャローからディープまで広範囲をウロウロしてまさかのボーズを食らったので、
今回は、とりあえず釣っときたい^^;;
というわけで、最初から前回唯一魚がいることが確認できたY湾内だけに絞ります。

シャッドテールのノーシンカーで湾口のアシ際にキャストすると、なんと1投目からバイト^^
釣れたのは25cmくらいの子バスでしたが、ここからこのサイズがなんとイレパク状態でした。
この日はPEラインを使用していたこともあって、いつもは感じないバイトも拾ったこともあり、ほぼ全てのキャストでバイトがあります。
このサイズのバスだからか、PEで弾いているからか、取れたのは半分もいかないけど、それでも数十本^^^^

ここの場所と最後まで心中したのは、25cmクラスばっかりだったら、すぐに見切るんですが、
時々40アップも混じるんで、ライトタックルで遊ぶ分には最高に楽しいですね^^
サイズの割に体高のある太いバスが多くて、また水温が高いからか良く引いて、ドラグが出ることもしばしば^^
結局最大で47cm、40cmを超えたのは5本ほどでしたが、久しぶりに楽しい釣りが出来ました^^
この3連休は久しぶりに天気もいいみたいだし、こんな湾内の小場所はまたプレッシャーで黙るんでしょうね^^;

一つ気になることが・・・
この日はシーバスタックルのそのままで、ラインはファイヤーラインの22ポンドだったんですが、
なんと、アワセ切れを起こすこと3回(スミマセン・・・)
最強?のはずのビミニツイストで20ポンドのフロロを1メーターつないでいるんですが、なぜだろう???
かつてのPEラインはバスのフッキングのような急激な力の掛かり方には弱かったんですが、まさか・・・
それが原因だったら、エギングなんて、もっと細いラインで、フッキングの繰り返しなのに・・・
PEがウィードで傷ついていたのかな???
いづれにしても、これでシーバス狙うにはちょっと不安が残ります><

釣果
47cmまで数十本     シャッドテール、デスアダー、5インチグラブ



10月21・22日

今週は水曜日あたりから台風の影響を受けそうなんで、月曜と火曜で行ってきました。
ボートでアオリもやりたかったんですが、前の台風の影響で、まだウネリが残るとのことで、ショアからのシーバス1本勝負で頑張ります。
しかし、今年はやたら台風が多いですね。
私は仕事柄、いつでも釣りに行けるからいいけど、条件を選べない週末アングラーは大変ですね。
そんな私でも、ほとんどボートには乗れてないので、異常としか言いようがないですね、最高のシーズンなのに・・・><

この日は知り合いの木工職人からの依頼で、ポイントに向かう、とある海岸で流木を拾います。
渋滞に巻かれて、あまり時間がないので、パパっと小一時間、それでもコンテナ6個分キープ^^
ま、知らない人から見たらただのゴミにしか見えないでしょうけど、人間には作れない、世界に一つだけの最高のものです。
木工職人が見ると、すぐにどんな作品にするかイメージが湧いてくるんだとか・・・

何箇所かポイント開拓のための下見もしたので、ポイントに着いたのは6時を過ぎていました。
ここは夕方の1時間の勝負なので、気持ちが焦ります。
そそくさと中央付近のポイントに向かい、6時20分に開始、3投げ目に手前のブレイクでゴン!!
フィードでGETしたのは、今シーズン初シーバスの74cmでした^^
水温が高いせいか、良く引きますね^^
サイズは、まだ外海から群れが入るには少し早いので、おそらく湾内に居着いた個体なので、ややスリムで銀ピカではない魚でした。
11月の中旬くらいまでは、この居着きがメインになるので、70cm超えたら御の字でしょう。

いつものことですが、ここは7時になったらもうダメ。
移動して、川筋を狙いますが、最近の大雨のせいか、明らかに水温が低くて、ベイトも少なくて何か魚っけがない。
川筋は、夜中でも河川内に入る個体がいるので、パラパラ釣れるはずなのですが、この日は全くでした。
深夜の定番、岬のポイントを狙うも、どうも雨の影響で湾の南は水が良くないですね。

仮眠の後、朝は北の河口に入りました。
日が昇るまではブレイク撃ち、日が昇ってからはバイブの遠投で沖のボイル撃ちになるので、PEラインにします。
空が白みかけた時に、ブレイク付近でゴリアテにHIT〜でも・・・ジャンプ一発でバラシ・・・><
次のキャストで逆方向に投げ、今度は沖目でゴン!!これも一瞬掛かったけど、すぐにバラシ・・・
やっぱりPEラインは伸びがないのと、感度が高いので、吸い込みにくく、また、早合わせになりがちですね。
食った瞬間、魚の口からルアーをひったくるような感じかな。
これでは掛かっても、魚の口の奥は捉えられないでしょうね。

ロッドとのバランスも、よく考えないとダメですね。
柔らかいロッドだとバラしのリスクは減るけど、バイブやジグの遠投ができないのでは話にならないし・・・
正直言って、PEラインの場合、バイトの半分も取れていない・・・
ということはバイトを2倍以上に増やさないとPEのメリットはない、そう考えると、まだまだナイロンラインのメリットは大きいですね。
特に、バスよりもシーバスの場合、バイトも少ない分、一本の価値も大きいし・・・
トリプル3本のプラグでの連続バラシはちょっと計算外でした^^;;
まだ、ベイトの群れが入っていないのか、鳥山は立たず、バイブは撃沈でした。

夕方は、ちょっと早めの5時過ぎに昨日と同じポイントに入ります。
川口寄りよりも左の方がベイトが多いことは昨日に確認してたので、今日は50メーターほど左に寄ります。
ここで、6時〜7時の間に3HITの3GETでした。
やっぱりナイロンラインとSPSの組み合わせは、8割以上は取れます。
サイズは76、62、50cmでしたが、居着き相手ではこんなものでしょう。

一つここのポイントで気になったことが。
今年はやたらにアカエイが多いです。
移動中はライトを照らして確認してゆっくり歩き、そしてネットの柄の部分で底をコツきながら歩きました。
ほとんどのエイは自分から逃げて行くのですが、大きいエイは逃げませんね。
超・危険ですわ。
ま、移動中は警戒してるし、これだけのことをやっていれば大丈夫と思うけど、
釣りをしている時に、目の前を黒い影が見えたので、ライトを照らすと、直径60cmくらいのエイが泳いでいるのが見えました。
ウルトラ、超・危険ですわ!!
これにはヒヤっとしましたね。
これはたまたま見えただけで、結構知らない間にニアミスしているのかもしれません。
ストリンガーにスズキをつないでいたので、それでエイが避けて通ってくれたのかもしれません。
私の友人で、ウエーダーのブーツを破られた人もいますし、
この日に話していた方の知り合いの方は、ハマグリを取っていて、素足のまま刺されて、片足を失ったそうです。
子供だったら死亡するほどらしいので、一人のウエーディングの時はちょっと対策を考えないといけませんね。


釣果
シーバス : 76cm・74cm・62cm・50cm    フィード・ザブラミノー
 


10月29日

さて、いよいよ秋のベストシーズン到来ですね。
青物も釣れ始めてきているし、アオリイカも少ないながら、キロアップも混じり始めています。
また、シーバスも各地で好釣果の情報が飛び交ってますね。
こんな中で、何を釣ろうか迷うところですが、今回も2日間みっちりの予定で、初日はボートでアオリイカ、根魚、
2日目は昼間でボートで青物、夕方はショアからシーバスの予定です。


台風一過のベタナギの快晴の予報でしたが、午前2時、全ての用意を終えて、家を出る前に天気予報を最終確認すると・・・
天気、波、風の全てが悪くなってました・・・>< 
・・・なんでやねん!! 仮眠の3時間でこうも予報が変わるものか・・・><
こんな時は低気圧が近づいてきているケースが多く、予報はほとんどアテにならないのは分かってましたが、
もう用意したのと、いざという時はショアからでも勝負出来るので、覚悟の上で行ってきました。

いつもの海岸は台風のため、流木などが打ち上げられていて、出すのに苦労しそうなので、
1000円払って、近くの漁港から出させて頂きました。

出ると、やっぱり風が強く、波もウネリが残る1メーターってとこ。
最新の予報では明日がさらにまた悪くなっていて、波1,5メーターの風10メーターとなってます。
ゆっくり2日間やっている場合ではなさそうなんで、アオリイカはやめて最初から青物を狙いに行きます。
(この判断は正解でした。翌日はジギング船さえ欠航になってました)

ここの漁港からは、幸い沖のグリは目の前。
ゆっくりしている時間がないので、時々大きな反応が出ますが、無視して、グリに一直線に向かいます。
着くと、前回と同じ、凄い青物の反応が出ます。
前回と違うのは、カチンコチン状態で、何をやっても全く食わないこと・・・TT
アルバトロス、BW、ラスターなど、界隈のジギング船が集まって、しゃくり倒してますが、それでも全くダメのようです。

それでも、アルバトロスがいるということは、間違いなく反応は青物。
他に青物が確実にいるポイントはないので、ジギング船が去った後も、ひたすら大きな群れを探してはフォ〜ル。
3時間ほど粘りましたが、バラシ1だけでした。
さすがにこのままではヤバい。

移動して、マークしている小さな根をランガンすることにします。
小さな根でも青物の反応があり、一つだけやる気のある群れを発見。
ここで小さいながらヒラマサ3連発しました^^

一通りマークしている根を撃ちきると、時刻は午後2時前。
ちょっと早いですが、好調なシーバスに集中したいので、ちょっと早めに上がります。

シーバスのポイントに着いたのは5時。
どこに入るか迷いますが、前回と前々回の間の岬の先端に立ちます。
平日で誰もいないので、右と左のブレイクを両方、交互に撃ちます。
すると、3投目に右のブレイクでHIT!!
まずまずのサイズ(75くらいかな?)だったので、慎重にファイトしましたが、後ろに下がるのが早すぎました。
下がった後に走りだして15メーターほどドラグを出されて、下に潜られ、ブレイク上の見えない水中の杭?に巻かれました・・・><
うーん・・・これは防げるミスです・・・><
ま、魚は仕方がないとして、全幅の信頼を寄せるジップシステムミノーをロストしたのがイタい・・・(あんまり売ってないし><)
それと、ラインシステムを飛ばされたのもイタい・・・><
切られることはないはずだったので、リーダーを持ってきてないので、
苦肉の策で、スパイダーヒッチで先端30cmだけダブルラインにします。

水中の杭が怖いので、今度は前々回と同じ、右のポイントに移動します。
そこからこの岬に向かってキャストすると、同じ所でゴン!!
今度は小さい60クラスでした。
立っている場所が水深10cmで、目の前3メーターのところがブレイクラインですが、
水深10cmのところに、ストリンガーに掛けたシーバスを泳がせるわけにもいかないので、
ブレイクの手前に立って、ブレイク上で釣ったシーバスを泳がせておきます。
こうすると、手前のブレイクでは出ないはずなんで、完全に油断していると・・・
釣ったシーバスの横で、ピックアップ寸前にゴン!
最初は 「まさか、釣ったシーバスが食った??」と思いましたが60クラスの別のシーバスでした。
こんなのは、マグレもいいとこなんですが、ナイロンラインとSPSの組み合わせだからこそフックアップした魚だと思います。
本当に運の悪いシーバス君ですね。

午後7時になり、いつもだったら時合終了で、移動するところなんですが、
この日は最初のシーバスに杭に巻かれたルアーを回収しようと、
ブレイクに入った時に、ウエーダーに浸水したので、移動はできそうもありません。
このポイントで心中するしかなさそうです。
幸いこの日は正面の観光地がライトアップされて、明るいのでベイトがブレイク上でバチャバチャやっているので、まだイケそうです。

今度は右のブレイクでHIT〜!
ファイト中にストリンガーに繋いだシーバスに絡まってヒヤっとしましたが、なんとか75cmをGET^^
同じラインで60cmクラスを追加して、8時になったので、納竿としました。

青物はまだまだ機嫌が日替わりみたいで、難しいですね。
それに対して、シーバスは好調で、まだ居着きメインでサイズは出ないものの、
水温が急に下がらない限り、しばらくは固いですね^^

釣果 : シーバス : 75cmまで4本   (全てフィード)   ヒラマサ : 55cm前後3本    アコウ : 35cm

 






剥製工房★GALAXY