2016年6月 釣行記

6月4日(土)

南風が強い予報だったので、予定していたシーバスポイントはちょっと無理そうです><
去年の自分の釣行記を見ていると、春アオリのシーズンですね。
アオリだったら、日本海の場合は、磯にへばりついて風をブロック出来るし、なんとか釣りは出来そうです。
この南風は曲者で、波予報ではベタナギになるので要注意です。
沖へ向かうには追い風で、波も低いので出れてしまう、でも、万一があると帰港出来ない怖い風です。
沖へ行かないアオリの場合は、この点も安心です。

朝一番は去年マークしておいたホンダワラが密集する湾を流しました。
年によって多少変わりますが、今年はホンダワラが多いですね、これは期待出来そうです。
ただ・・・磯の際だというのに、やっぱり風が強い・・・
バウからシーアンカー代わりのバケツを入れても、時速1〜1,2メーター。
エギングをするには限界的な状況です。
少しづつ流すラインを変えて、水深10〜13メーターを流すと、開始1時間でようやくHIT〜
GETしたのは1キロクラスのメスでした。
この後40分後に800g、30分後に1,3キロのメスを追加〜^^
今シーズンは初だったけど、今年は去年より良さそうですね。

ただ、なぜかメスばかりですね。
ホンダワラが密集するポイントだけに、産卵ポイントなので、オスもいるはずですが・・・
ま、春のアオリなので、これで十分です。
これ以上となると・・・ちょっと贅沢かもしれませんね^^;;;

午前7時過ぎ、曇りの予報でしたが、快晴になりました。
こうなると、浅いポイントでのエギングでは分が悪いです。
ティップランも考えましたが、南風だからか、この日はアワビ取りの漁師の船が多くて断念しました。

幾分風がマシになったので、沖のシーバスポイントへ向かいます。
と言っても、1キロくらい沖の水深30メーターラインですが・・・
群れを探すと、時々青物かシーバスらしき大きな群れが通過しますが、風が強く、すぐにジグを落としても、
底に着くまでに群れが抜けてしまい、なかなか捉えられません。
飽きない程度にHITしてくるのはアコウとガシラ
うれしい外道ですが、サイズが小さい・・・><
アコウは25cm、ガシラは20cmくらいなので、エア抜きをして、全てリリースしました。

ウロウロすること3時間、たま〜に大きな群れが映るものの、ジグが間に合っても、
ベイトが違うのか、なかなか口を使ってくれません。
おそらくシラスに変わったのでしょうが、この風では、小さなジグはなかなか使えません。
ましてや、ここは根が荒く、ジグのロストも度々
これでは、タングステンの高価なジグはなおさら使えません・・・><

何度もスルーされて、ようやくHIT〜
サイズは50cmちょい程度で、大きくはないですが、一応ヒラマサでした。
なかなかシビアな状況でこのまま頑張るか、
早上がりして、釣れたてのアオリとヒラマサを食するか・・・
迷うまでもないですね、昼過ぎに早上がりとしました。
家から1時間半かからない近場だし、こんな状況で無理することもないですしね。

釣果
アオリイカ : 1,3キロまで3杯   ヒラマサ : 55cmクラス

 

 


6月11日(土)

さて、今週はシーバスジギングです。
前回もですが、ここのポイントはボートを出すのが本当に大変になりました・・・><
禁止というわけではないのですが、浜辺の駐車場が使えなくなった影響で、
延々、ボートと荷物を担いで、駐車場と浜辺を往復すると、出す前に汗だくになります。
体力勝負のポイントが増えて、年々大変になりつつありますね・・・TT

出港して、一直線にシーバスポイントに直行します。
さすがに土日の有名ポイント、既にたくさんの船が集まっていますね^^;;
ジギング船の釣果を見ていると、最近あまり釣れていないようですね。
ベイトがシラスになったようで、パターンも日によって変わり、とっても難しいみたいです。
連日のプレッシャーもあって、この日も魚はいるけど、ほとんどジグには反応しません。
周りのジギング船や、プレジャーボートも苦戦しているようで、あまり釣れていませんね。

でも、こういう釣りにはジギング船より、ミニボートの方が断然、分があります。
魚探とにらめっこしながらボートを走らせ、群れが映るとすぐにフォール〜
ほとんどの場合はすぐに群れが抜けるので、1フォールで撤収〜
そして、また群れを探してすぐにフォール〜

魚がいない場所での無駄打ちはしない釣り方ですが、
決してジギング船ではマネできない釣り方です。
この日は釣りをしている時間よりも、移動時間が長くなりましたが、
ということは、群れがまばらにしかない状況ということです。
逆に言えば、ダラダラ流さざるを得ないジギング船は、
ほとんど群れの上を流せていないということでもあります。

とにかく手返しを早くして、なんとか2本GET出来ました^^
レギュラーサイズでしたが、シーバスも旬ですね。
青物のような引きでジャンプも高〜い!!
ジャンプされるとかなりの確率でバレるので、ネットインまで気が抜けない、
なんともスリルのある釣りです。

2本あれば十分なので、違う釣りに切り替えます。
この日は、根魚、レンコ狙いで、冷凍アジとオキアミを持ってきました。
が、ポイントに移動すると、風が強〜い><
シーバスポイントは南風がブロックされるのですが、他のポイントはモロに風が当たってます。
しかし、ここ若狭湾はよく風が吹きますね。
湾内だから、地図を見ていると穏やかに思うのですが、どうも風の抜け道になっているようですね。
ジギングと違い、餌釣りは釣りのテンポが遅いので、これでは釣りになりません。
ゆっくり見せても食わせられるのが餌釣りの魅力なのに、これでは・・・

ま、この状況でお土産も出来たし、釣りたての旬のシーバスを食べたいのもあるし・・・
連続ですが、今週も早上がりとなりました。

釣果
シーバス : 65cm 60cm   湾ジグ



6月18日(土)

前回好調だったアオリイカ、シーズンが終わるまでにもう一度狙いたいので、Oに行ってきました。
真水を嫌うイカのこと、前日までの雨の影響が心配ですが、
この日の天気は梅雨の晴れ間の快晴予報^^
ま、これはこれでまた朝一だけの勝負になるので、嫌なのですが・・・^^;;

午前4時に出船し、目の前の藻場へ直行します。
うーん、心配していた通り、風が強い〜〜TT
天気が大丈夫だったら今度は風・・・なかなか条件が揃わないものですね。
快晴の、高気圧が大きく張っているような状況なのに、
若狭湾のここのポイントは風の抜け道になるのか、いつも吹きますね〜TT

シーアンカーの代わりにバケツを投入し、ブレーキをかけながらのとっても厳しい釣りです。
それでも時速1キロを超えるとキツいですね。
春アオリは警戒心が強いので、ボートの軌道を外して、横にロングキャストしますが、
ボートが流されて、すぐにエギがボートと同じ軌道に乗ってしまう・・・
かと言ってエギのウエイトを上げると、抱かせるタイミングがなくなるし・・・
風裏を探しながら約2時間、ほとんどエギングにならずに、終了しました。

とりあえず沖に出てみます。
エギングには風が強いですが、水深30メーターのジギングにはちょうどいい感じです。
ここは、今の時期にはシーバスと青物がいるハズ。
ウロウロすると、時々それらしき大きな群れが映るけど、
ポイントが広大なだけに、移動も早く、どうにも捕まえられません。
本命は釣れないものの、ベイトは山盛りいるので、根魚も多いみたいです。
頻繁にアコウやガシラが釣れてくるけど、どうもサイズが小さい。
福井県のこのポイントでは、勝手に自己基準で、
アコウが35cm、ガシラが25cmとリミットを決めているのですが、ほとんどがリリースサイズ。
12、3、匹釣って、なんとか湾口で40クラスの良型が入ったので、
ここでキス釣りに変更します。

ここは私の手持ちのポイントの中でも一番大きいキスが釣れるポイントです。
ベストシーズンなので、迷わず深い場所でデカイのを狙います。
しばらくは快調でしたが、また風が・・・
湾内といっても、やっぱりここは風が通りますね。
アベレージで時速1,5キロを超えると、もう完全にお手上げです。
この日は最大2キロ・・・><

こうなると、底を取るためにひたすらラインを出さないといけません。
すぐにアタればいいのですが、ラインが出ていく速さがハンパない・・・><
すぐに80メーターくらいラインが出て行ってしまいます。
とっても難しい釣りですが、魚影の濃いポイントだから、どこかでアタってきますね。
なんとか良型を20匹ほどキープできました^^

でも、ラインを出した状態で釣れると、ほとんどが上げてくる間に、赤クラゲに接触しますね。
これを外すのがまた面倒この上ないですね・・・TT
突然重くなって、引きがなくなるし、キスはボロボロになるし、
長いキス仕掛けはクラゲの足がビヨ〜ンと絡みついている。
難しい釣りになるのは、これはこれで腕の見せ所。
仕方ないけど、クラゲの猛攻にはさすがに参りました。
午後1時、心が折れて、今週もまた早いお帰りとなりました。

釣果
アコウ・ガシラ : 40cmまで12匹ほど。
キス : 23,5cmまで約30匹


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