2017年5月 釣行記

5月14日(日)

この時期はどうも、夜がベタナギで、昼間に割と強い風が吹くパターンが多いですね。
近場の福井県だったら、日も長いし、昼までの勝負と決めて行ってもでもいいのですが、
前回の良型のアジがちょっと気になったので、ちょっと早めに出て、夜釣りでアジを狙ってみます。

ポイントに着くと、ベタベタの無風状態です。
風予報はアテにならないので、正直、行ってみないと分かりません。
夜釣りは無理は禁物なので、ダメ元でしたが、
どうやら出られそうなので、久しぶりにGALAXY出来そうです。
ま、琵琶湖ではいつもGALAXYで慣れてはいるので、
波風さえなければ、なんの不安もありません^^;

前回同様、筏周辺で魚影を探すと、やっぱりアジらしき反応がありますね。
アンカーやロープ、釣人の撒き餌に着いているのでしょうね。
まずはジギングで狙うも、全く反応ナシ。
次はサビキ、これも反応ナシ。
バチコンアジングをやってみたかったけど、この日は急に来たので、用意が間に合いませんでした。

手を変え品を変え、とりあえず、手持ちで出来ることを順番に試します。
メバル用のワームを付けたり、サビキにイシゴカイを付けたり・・・
うーん、全敗でしたTT

アジングといえば、普通は夜。
魚が寝ていて釣れないハズはないのですが・・・
やっぱり釣り方の問題なのでしょうね。
この日の筏釣りの釣果を見ても、中型アジはけっこう釣れているので、
魚探の反応はやっぱりアジ!
となると、なんとか口を使わせるように、対策を練って、また出直しですね。

しかし、日が長くなりましたね〜。
午前4時半には、明るくなって、キス釣りスタートです。
まだ初期なので、20〜25メーターの深場をメインに流しますが、
パラパラ釣れてくる程度です。
風も強く、平均で1,2メーター、ラインを送りながらの厳しい釣りですが、
コースを少しづつ変えながら、何度もしつこく流して、
午前10時までに、なんとか20匹ほどキープ出来ました。
その他、おまけに、カワハギやイイダコも釣れたので、天ぷらには最高、夜が楽しみです^^

3回ほど、上げてくる途中に、何かに食われました。
この日は正体は見られませんでしたが、ま、だいたい考えられるのは、3つ。
大当たりはヒラメ、中当たりはマゴチ、大ハズレはESOってとこでしょうね。
時々ハマチとスズキも追いかけてくるのが見えるので、
これを専門に狙うのも面白そうですね!

釣果
キス : 22cmまで20匹    カワハギ26cm  イイダコ ベラ多数



5月21日(日)

土曜に行くつもりだったけど、どうも風予報が怪しいですね・・・
風ばっかりは、行ってみないと分からない部分もありますが、
より確実そうな?日曜日に行くことにしました。

今回はアオリ→シーバス→青物→根魚→キスのリレーフィッシングです。

アオリからスタートなので、夜明けと同時に出船します。
いつもの浜だったらアオリポオイントは目の前だけど、今回はリレーと言うこともあって、
遠くの浜から出したので、ポイントに着いたのは5時前、もう日が昇る寸前でした。
快晴予報なので、さすがに明るくなったら分が悪いので、ウィードの探索は後にして、
とりあえず去年のマークしていたウィードから攻めることにします。

予想に反して、強風でシーアンカーを投入しての厳しい状況でしたが、
3投目にまさかのHIT〜!!
かなりの良型です・・・ドラグが全然止まりません・・・
逆風に逆らってファイトしたので、余計に重たく感じたのでしょうな。
慎重にランディングしたのは胴長37,5cmの1890gのオスでした^^
うーん、それでも2キロいかんかぁ・・・
日本海では2キロの壁が厚いですね〜><

しかし、この釣りは心臓に悪いですね。
風の中、魚探を見ながら底取りまでのカウントを計りながらの半身のシャクりで「ドン!!」と乗ると、
ホンマに心臓止まりそうになります。
日本海ではなぜか毎年雌ばかりでしたが、初めての雄でした。
例年は6月から入るのですが、シーズン初期の方が雄の確率が高いのかな???
ま、この辺は今後に調査ですね。

日が長くなりましたね。もう5時半にはすっかり日が昇って、アオリタイム終了です。
日陰になる高い磯にへばりついて、無理くりがんばりましたが、
それでも6時過ぎが限界でした。
短い時間でしたが、ラストワンチャンスをモノに出来ました^^^^
1回戦はサヨナラ満塁ホームランですね。
この後、次回のために、ホンダワラの位置を全てマークしておきました。

次はシーバスです。
快晴、ベタナギであまりに厳しい条件ですが、
先に入っているジギング船は小型ながら、パラパラと釣れているみたいです。
ここは根がかりが多いので、2軍のジグしか使えませんでしたが、群れを見つけてはフォールを
繰り返しましたが完全に 「既読スルー」、撃沈でした。

回りを見ると、ずっと水面でボイルが起きています。
3回戦は青物です。
ナブラを追いかけますが、飛び道具を忘れては、戦う前からすでに負けですね。
間違って食った?運の悪いハマチ1本だけでした。
ま、なんとか顔だけ見られただけで御の字でしょう。

次は根魚です。
シーバス、青物狙いと同じポイントですが、今までは根魚を釣らないように、
海底の2メーターほど手前で止めてましたが、ここからは底を取っていきます。
すると、簡単に釣れてきますね〜
しかも、この日はサイズもまずまずです。
40アップもパラパラ混じります。
福井県では、40cm超えたらなかなか良型だと思います。
自主規制で、アコウは30cm以下、メバル・ガシラは20cm以下は基本的に全てリリースにしています。
目玉が出てしまった魚は仕方ないですが、
胃袋が出た魚も、蘇生して、イケスで泳がせて、どうしても泳げない魚だけをやむなくキープしています。
それでも、10匹以上はキープできたので、家庭用には十分です。

さて、締めはいつものようにキス釣りです。
午後0時、この時間になるといつも北風が吹きますね〜
ボートが時速1,2メーターを超えると、キス釣りとしては厳しいです。
この日はずっと1,4〜1,6メーター、船の航行が激しいので、シーアンカーを入れることもできません。
苦労して、なんとかノルマの20匹をクリアしたところで終了します。
サイズ的にも、まだノッコミは始まってないのかな?
だとしたら、かなり遅れてますね。

釣りはここで終了ですが、ここからは次回の釣行のために、偵察しておくことにします。
アオリポイントが遠いので、もっと近い場所を探しているのですが、
他の場所から出せると聞いたので、そこを見に行きます。

すると、車を置く予定の場所には侵入禁止の柵が・・・
よくあることですが、年々ボートを下ろせる場所が減っていくのは悲しいことですね。
聞いた場所と、少し違うのかもしれませんが、
この場所は、もしか下ろせたとしても、距離的にいつもの場所から2キロくらいしか離れてなくて、
あんまりメリットがないと思いました。
また、周辺にはアングラーの多い場所もあったり、沈み根、ホンダワラの密集地があったり、
いろいろ気を使いそうです。

さて、今回は久しぶりに良い釣りが出来ました。
注文のお電話を頂いた方々には、引き取りに行けずに、ご迷惑をお掛けしましたが、
良い釣りが出来たので、ま、今回はプラスマイナスゼロ、いや、春アオリが釣れたので、
若干プラスかな・・・(スミマセン・・・)
でも、週末は、仕事柄、あんまり釣りに行くのは控かえないとダメですね・・・

この魚は知り合いの居酒屋さんに配達に行きます。
魚の処理は、釣果を犠牲にしてまで、徹底的に拘ってます。
魚種によりますが、その方法は、
釣ってすぐにエラを切ってバケツで泳がせて放血、血が止まった後に活き締め、
神経締め、海水氷締めの3点締め・・・

定置網で取れる圧死、窒息死、悶絶死した魚とは、一線を画すと思います。
(最近では味にこだわる漁師さんもおられますし、もちろん、全てではありませんが・・・)
最高の状態で届けるまでが私の役割、後は最高の料理人の手によって、
至高の逸品にしてくれることでしょう!

釣果
アオリイカ : 胴長37,5cm  1890g     アコウ : 42cmまで約8匹
ガシラ : 27cmまで約12     メバル : 28cm   キス : 21cmまで約20
ツバス : 48cm    他  ベラ・イイダコ・ESOなど





5月25日(木)

海は快調、琵琶湖はサブいので、どうしても気持ちは「海!」なのですが、
どうも、週末は天候が微妙ですね^^;;;
海に行った後は、当然、エンジンを水洗いしないといけません。
その水洗いのリミットは、自分で勝手に1週間と決めている
(正しいかどうかはわかりません^^;;)ので、
海に行けないリスクを考えて、あんまり気乗りがしないですが、
エンジン洗浄がてら琵琶湖へ行くことにしました。

魚探で、とにかくウィードの多い所、変化の激しいところを探しますが、藻刈り船が入っているのか、
シャローでもウィードが全然ないところも結構多いですね。
この傾向はエリアごとに極端で、ウィードがない所は、周辺を含めて全然ない・・・みたいな感じです。
これでは、魚探のない、また機動力のない、ゴムボートやフローターの人は相当キツいでしょうね・・・
ま、魚探があって、機動力もあるのに、全然釣ってない人もいますが・・・ここに・・・

Kまでとりあえずゆっくり魚探を見ながら走って、良さそうな所をマークして、
帰り道でそこを重点的に攻めると、
やっぱり魚探に釣れそうな反応が出ているとこでは、素直にバイトが出ますね^^
今年はダラダラ流すよりは、しっかりウィードを見て、そのコースを少しづつずらしながら、
何度も流す方がいいですね!
幸い、風速0,5メーター、スコーンにはいいぐらいの風が吹いています。
良い反応のあった、O港沖とHR前の水深4メーター、ウィードのトップが3メーターくらいのエリアを、
何度も何度も流して、50アップ2本、40アップ2本取れました^^

エンジンの洗浄のつもりでしたが、久しぶりに良い釣りができました^^
今年の琵琶湖はけっこう厳しいみたいで、バスの入荷は例年より若干少なめです。
漁港でも、あんまり上がってないので、なんとかセミオーダーの60前半までは自分でなんとかしたい!
今まで漁港に頼り切っていましたが、これでは全然オーダーが進みません。
ちょっとピンチなので、これからは琵琶湖出撃も増やさないといけませんね〜
ウィードが伸びるこれからの時期は、個人的には一番釣りやすく、大好きです。
週末に海、平日に琵琶湖のパターンかな、当面の釣行予定は^^

釣果
ブラックバス : 56,5cm  50,5cm    他4本   スコーン







剥製工房★GALAXY