2018年7月 釣行記

7月12日(木)

大雨の影響で、しばらく釣りに行けませんでした・・・
滋賀県では大きな被害はありませんでしたが、
全国で大きな被害が出ていますね・・・
特に広島県、岡山県、愛媛県・・・
暑い中、大変な思いをされていることと思います。
一日も早い復興をお祈りしております。

事前の情報では、大雨の影響で、若狭湾内はまだ濁りがきついようです。
真鯛や、アオリは水潮の影響をモロに受けるので、
今回は濁りに比較的強いアジ、キスを狙うことにします。

この時期、ジギング船では夜に大きなアジが上がっていますね〜
流行りのバチコンアジングでは、50cmクラスも出ているようです!
実際に、このエリアでは何本か50cmアップのギガアジを釣ったこともあるし、とっても楽しみです^^
バチコンをするには、専用のタングステンシンカーが必要だけど、
シーズンも終わり間近だし、おそらくは、1回勝負。
なので、とりあえずは、あり合わせの道具で簡単に出来る、胴付でやってみることにします。

暑さとの戦いになるので、アジは夜釣りにします。
午前2時、夜間灯をつけて、いざ出港!
しようとすると、あれ?エンジンのスタートロープが硬くて引けない・・・
何度も引きますが、うんともすんとも・・・><
ポイントも近いので、補機の1馬力エンジンでも、なんとか行けそう・・・
だけど、深夜に2ストエンジンは、近所迷惑になるかもしれません・・・><
迷いましたが、やむなく夜釣りのアジは断念しました・・・TT

夜明けまで約2時間・・・寝不足なので、仮眠しようとしますが、釣りの前って眠れないもんですね^^;
まるで、小学生の遠足の前日と同じですね^^;
「寝とかないと・・・」と思えば思うほどに、逆に目は醒めてしまいます・・・^^;;
ま、考えてみると、こんなオッサンになっても、「興奮して眠れないほどの趣味がある!」
これはとっても幸せなことかもしれませんね^^;

眠れないので、時間つぶしで、スマホで原因をいろいろと調べてみます。
ほぼ新品のエンジンなので、おそらく、考えられる原因は2つ。
その2つは両極端で、1つはかなりの重症、もう1つは軽傷の場合です。

重症は・・・
エンジンオイルが無くて、エンジンが焼き付いているケース。
新品のエンジンは、エンジンオイルが入っていない状態で出荷されるようです。。
購入したショップで、エンジンの試運転をしてくれているので、
当然に入れてくれているものだと思って、点検してませんでした。
万一、オイルが入っていないと・・・
新品であろうが、エンジン死亡です・・・

軽傷はこの逆で、エンジンオイルの量が多すぎたり、運搬時が原因で、
キャブレターにオイルが漏れ出ているケース。
この場合は、プラグを外して、キャブのオイルを拭くと、ロープが引けるようです。

もしかしたら・・・と思うと、とても寝ている場合ではありません。
すぐに飛び起きて、エンジンを点検します。
オイルの量を点検すると、ちゃんと規定量、入っているようです。
これで、一安心・・・最悪の自体は免れました。

次にプラグを外してみます。
すると、大量のオイルが漏れ出てきました。
どうやら、オイル漏れが原因だったみたいで、とりあえず、ホッ・・・^^;;
拭けるオイルは全部拭いて、エンジンを始動すると・・・
掛かりました^^
今回はいい勉強になりましたが、このような症状は、あらかじめ知識として、知っておくべきですね。

なんだかんだで、午前4時前になりましたが、再出港します。
ウ○○○筏の釣果情報では、30〜40cmのアジが釣れているので、まずはその周辺からスタート。
時々、大きな反応が映りますが、何をやっても、食いませんね〜TT
魚影はかなりありますが、どうも、アジの反応ではないような気がします。

筏の周囲を1時間ほどやりましたが、無反応でした。
午前5時に一番船が来るので、筏から離れて、周辺を探すことにします。
大きな魚群はアジではないと判断して、中層から下にパラパラ出る反応を狙うと、
ようやくHIT〜^^
30cmクラスの、まずまずのアジでした。
同じパターンで同サイズを2本追加しましたが、この釣り方では、どうやら限界がありそうです。
群れが小さいので、底に着いた時点で、ほとんど反応が消えていて、
なかなか捕まえ切れません。
1匹1匹こまめに群れを探して、釣っていってもいいのですが、
私の思うアジ釣りのイメージとはちょっと違いますね。

明るくなったタイミングで、筏周辺を見切って、波よけケーソンに移動します。
このポイントは、ややサイズが落ちるものの、年中、中アジが居着いています。
群れも大きく、約1時間ほどで、パタパタっと10匹ほど釣れました。
リーダーを50cm取って、1グラムのジグヘッドに、3インチワーム・・・
完全にギガアジオンリーのタックルなのですが、釣れてくるのは25cm級。
しかも、半分はマルアジ・・・
日が昇ると、これ以上のサイズは望めそうもないので、ここでキス釣りに変更します。

濁りが心配でしたが、まずまず好調に釣れてきます^^
でも、さすがに7月に入ると、ピンギスがけっこう混じってきますね〜TT
もちろん、ピンギスはリリースしたいのですが、いかんせん、この魚は生命力がない!!
掛かり所が良くて、魚体に触れずにリリース出来ても、しばらく海面をフラフラ漂ってしまいます。
その間に、ここぞとばかりに、カモメがさらってしまう・・・TT

針を飲み込む魚も多いので、こうなると、ほぼアウトで、なかなかリリースも出来ません。
小さくても味は美味しいので、少しはキープしてもいいのですが・・・
それでも、ピンギスが増えると、捌くのが大変です。
しかも・・・何か幼児虐待をしているようで、申し訳ない気持ちになってきてしまいますね・・・

でも、決してピンギスばかりでもなく、大小入り混じって釣れてくる感じです。
最大は25,5cm!これはレコードまで、あと1cmです^^
まだまだ産卵前の、ノッコミの大ギスも居ますね〜
それなりに、緊張感があって、楽しい釣りになりました。

昼頃には、20cm級のまずまずの型も20〜30匹ほどキープ出来ました^^
暑さも限界に近いので、ぼちぼち納竿にすることにします。
ラスト10分と決めた時、いいサイズがHITしました^^
万全を期してタモで掬おうとしたら、まさかの展開が・・・
タモの先のネットの部分だけが外れて、海中へ・・・
マジで???
これ、買ったばっかりやのに・・・TT

呆然とする中、とっさにその場所を魚探にマークしました。
それからは、ジギングで、ネット釣りです。
マークしていた場所を何度も何度も流すこと、約1時間。
暑さで汗だくになってしまいました。
粘っても釣れるか分からないのに・・・考えたらアホらしいですね、もう止めにします。

しかし、今年はよくネットを落とします・・・
でも、今回に限っては、これ防げないですよね〜
不慮の事故に遭ったようなもんです・・・TT
かと言って、メーカーに責任を問うほどのことでもないし・・・
でも、遠征しても、タモを落としてしまったら、そこで強制終了です。
こういうこともあるということが分かった以上、対策を考えておかないとダメですね。

いろいろあった釣行でしたが、いい勉強になりました。
一応、そこそこの釣果が出たのが、せめてもの救いです。

釣果
キス : 25,5cmまで約40匹   マアジ : 33cmまで約12匹



7月13日(金)

海に行った次の日は、琵琶湖でエンジンの潮抜き洗浄です。
久々だし、まだ濁りも若干残っているので、ポイントの選択が難しいですね。
とりあえず、前回まで好調だった、対岸付近のOからスタートします。
マークしているポイントに入ると・・・
心配が、見事に的中!
やっぱり藻、刈られていますね・・・TT

今年はこの繰り返しなので、あるべき所に藻がなくても、
特段、驚きません、ここまで来ると。


ウィードを探して、ウロウロ・・・期間が空いたこともあってか、
けっこう広範囲にわたって藻刈りされていますね。
減った藻の分だけ、我々の税金がつぎ込まれていると思うと、どう思えばいいのか・・・
さらにウロウロしていると、ようやくボディウオーター付近に残っている場所を見つけました。
ここで約2時間流して、なんとか4本の釣果でした。

なにか、釣りというかは、宝(藻)探しのような感覚ですね。
その、宝(藻)もあんまりないので、半分はクルージングです。
ちょっと自分のイメージする、楽しい釣りとは違いますね・・・^^;

この時期は夜と言えども、暑くて、夕涼みどころではありません。
釣りがイマイチ面白くない、しかも夕涼みにもならない・・・
ちょっとテンションが下がったので、早めに納竿としました。
今シーズンの前半のボートはこれで終わりにしておきます。
後半戦は9月中旬のアオリイカからスタートの予定です。
たくさん釣りに行って、とってもいい釣りが出来ました^^
仕事も思うように進んでいないので、しばらく仕事、頑張ります!!

釣果

ブラックバス : 49cmまで4本   チャター  スイミングトゥルーパー



7月20日(金)

しかし、めちゃめちゃ暑い日が続きますね〜
完全に、今年は異常ですねTT
京都なんて、連日38度超えで、これで連続8日?観測史上最高記録更新だそうです。
昼間はとても、釣りどころではありませんね・・・下手すると、命にかかわります・・・><
夜もあまり気温は下がりませんが、この日は久しぶりに強い風が吹いています。
体感的に、ちょっとマシです!
思えば、釣り忘れているターゲットが1つ残っていました。
それは・・・梅雨から初夏がシーズンのナマズです。

2年振りになりますが、当時はセミオーダーの仕事でのナマズ釣り。
それなりに楽しかったけど、仕事なので、心底、楽しむ余裕はありませんでした。
そこで、久しぶりにナマズ釣りに行くことにしました。
今回は、仕事とは一切関係ない、プライベートでのナマズゲームです。

風が吹いても、夜でも気温は30度超です。
暑いことには変わりがないので、熱中症対策で、大きな水筒を持って、最長3時間限定と決めて、
実績ポイントだけをランガンすることにします。

水路を攻める時のキモは、水深と水質。
ポイントに着くと、連日の快晴の影響か、とっても「水が悪い」ですね。
実績ポイントでも、水質が悪いポイントは、全く生命観がありません。
当然、反応もなく、釣れる気がしませんね。

また、大雨の影響で、かなり増水したので、「水深に関しては大丈夫!」と思っていたけど・・・
水位も低い・・・
調べてみると、この日はマイナス17cm・・・
大雨からまだ2週間も経たないのに、
まさか、1メーター近くも水位が下がっているとは思いませんでした。
完全にアテが外れました。
条件は最悪。

こうなると、俄然、難しくなってきます。
水深が20cmを切ると、釣りにならない・・・
ある程度水深があって、比較的本湖に近くて、水が動く場所・・・
となると、ほとんどありませんがな!

3箇所目のポイントでようやく反応が。
この日はナマズ専用のトップではなく、
最初からトリプルフック3本のミノー、「フィード」で掛けに行きましたが、
それでも掛からないもんですね〜この魚は!
同じポイントで、もう一度出ましたが、一瞬掛かって、やっぱりバラシ・・・
でも、一応、居ることは確認出来ました。

最後の本命ポイントで、ようやく2本キャッチできましたが、
それでも、トータルすると、バイトの半分も取れていないと思います。
ナマズは居れば、食わせるのは割と簡単だと思います。
でも、バイトをしっかり口に掛けて、ランディングまでしようと思うと、なかなか難しいですね〜
もしかすると、それが面白いところなのかもしれませんね。
ナマズは立派なゲームフィッシュですし!

でも、考えてみると、こんな真夏にショアから手軽に狙えて
しかも、高確率で釣れるターゲットはなかなかないので、有難いターゲットですね!
そういえば、まだナマズでボーズを食らったことがないような・・・
うーん・・・やっぱり有難いターゲットですね!

釣果
ナマズ : 55cm前後2本
 



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