2018年11・12月 釣行記

11月3日(土)

混雑する土日は出来れば避けたいのですが、ま、仕方ないですね。
安全第一なので、曜日よりも、波風の予報がいい日が最優先です。

由良川付近の地図を見ていて、ちょっと気になる地形の場所があったので、
金曜日の昼間に出発して、明るい時間に下見します。
下見するのは、川のカーブの内側と、岬の下流です。
そこで確認するのは2点。
1つめは、流れの反転点とベイトが溜まる場所のチェックです。
ベイトは・・・うーん、思ったよりも少ないですね・・・
やたら鯉が多くて、浅瀬でヒレを出してバチャバチャやってます。
時々、大きな鮒の群れも通りますが、ベイトにしてはちょっと大きいような・・・

もう一つは、ポイントへのエントリーです。
このようなポイントは泥が堆積することがあるので、いきなり夜に行くのはとっても危険です。
泥の深さと、ブレイクの位置はしっかり確認しておかなくてはなりません。
ここは、由良川の中流域にあたりますが、こんなところにもいるんですね、「アカエイ」
上記の2点の他に、最近は激増しているので、アカエイの確認もしておかなくてはなりませんね。

さて、夕方はA海に入ります。
ポイントに入ると、先行者がいました。
車を見ると、ルアーメーカーのテスター?のTさんのようですね。
30分ほど話してましたが、さすがにエキスパートアングラーですね。
いろいろ、参考になる話が聞けました^^

中でも、一番興味があったのは、魚の食わせ方
PEラインで、バラシがあまりに多いので、前回からナイロンラインに戻したのですが、
TさんはPEのバラシ対策で、ロッドを立てて、ワームを動かすようにミノーを動かしています。
なるほど・・・ラインスラッグを出して、吸い込み安くしてるんですね。
PEであっても、口の中にフッキングすれば、簡単にはバレないとのこと。
また、ロッドはソリッドティップのものを使用しているそうです。

やっぱり実績を上げているアングラーは、いろいろ考えているのですね。
私も、もう少しいろいろやってからナイロンに戻した方が良かったのかもしれません。
3時間ほどやりましたが、ノーバイトでした。
Tさんは60クラスを1本釣っておられました・・・さすがですね。

でも、このTさん、ちょっと前にアカエイに刺されて、約1カ月もの間、腫れたとのこと。
このポイントは、「エイガード」必携ですよ!!
ほとんど誰もつけていないのですが、このポイントは紛争地域の地雷の中を歩くようなものですよ!

夜はたっぷり8時間寝て、朝の6時頃出船します。
ベタナギの予報でしたが、意外に風が強くて、ポイントに着くとボトボトになってしまいました><
ジギング船の釣果では、あまり芳しくないようで、朝の潮が動く時間帯の勝負になりそうです。

グリの付近は、相変わらず青物らしき反応がありますが、それ以上にベイトが多いですね。
慎重に群れを判別しながら、青物らしき反応が出たら、即フォールします。
が、この日はうんともすんとも・・・
1時間ほど経って、ア○バトロス、ビ○ナス、ア○ングラーズワン、シ○マンなど、
界隈のジギング船も集結してきたので、鰤もいるんでしょうね・・・食わないけど・・・

これだけジギング船が居て、誰もHITしていないのに、自分がやっても・・・
こう思うと重症ですワ^^;;いつもドツボにハマりますTT
余計な体力を使わないように、どこかでHITしたら始める作戦にしましたが、
待てど、暮らせど、誰もHITしませんがな・・・
1時間ほど、ボーっと海を見てましたが、
いつになるか分からないものを待っているほど、アホらしいこともないですね><

ア○バは1艇は沖へ、1艇は浅場へ走りますが、交互にグリに戻ってきます。
昼過ぎても、別々に行動しているということは、まだ、食う群れを見つけられていないんでしょうね。
自分はというと・・・2時頃になってもまさかのノーHITでした。
周りのジギング船のアナウンスからも、焦りが感じられるようになってきました。

ここで、しびれを切らして、移動して、食う群れを探しに行きます。
水深70メーター付近の根をランガンしましたが、中層で当て逃げが2回ほどあっただけでした。

午後4時、未だボーズです。
これはいよいよヤバイ。昨日にシーバスを取っていればまだいいのですが・・・
こうなったら、青物を止めて、根魚ジギングに変更します。

浅場のベイトの居る所に的を絞って、フォール〜
やっぱり根魚は夕方に活性が上がりますね、アコウ49cmGET^^
アコウはパラパラ釣れてきますが、どうもコツコツあたる割には、フックアップしないのが気になります。
ようやくフッキングしたのは、まさかの大きなイサキでした。
もう少し早く気が付いていれば、数を伸ばせたかもしれませんね。
この日は根魚狙いだったので、根がかりを防ぐために、大きめのリアフック1本だけだったので、
掛からなかったんでしょうね。
これだけ大きいと、値打ちですね!!次はしっかり掛けに行きます!

帰りは、昨日に下見した由良のポイントに入ります。
昼に下見したけど、夜はまた雰囲気が違いますね。
ここ、街灯が全くないので、真っ暗です。
なんか不気味ですね・・・ここは月夜限定のポイントになりそうです。

ジギング船の釣果を見ていると、ア○バは2艇でメジロ3本・・・
他のジギング船も1艇で1本・・・そりゃなんぼ頑張っても釣れないハズですワ・・・^^;

釣果
アコウ : 49cmまで7匹   イサキ : 39cmまで2匹  シーバス : 69cmまで3本





11月11日(日)

ジギング船の釣果を見ていても、芳しくないですね・・・
かなり長い間、青物は沈黙しているので、「もうそろそろ!!」
と思って、いつも行ってしまうのですが・・・今回も・・・
魚はたくさんいるので、「そろそろ爆発??・・・」その期待だけで行ってきました。

朝一は、早めに出て、グリに向かいます。
途中で、急にナブラが発生したので、急遽用意してフォール^^
フォールした頃には、群れは抜けていましたが、底付近でHIT〜
てっきり底物と思っていましたが、時々走るので、さて何やろか・・・
いろいろ連想しながら、ファイトするのも面白いですね。
「ファイナルアンサーは真鯛」でしたが、まさかのカンパチでした。
ヒレナガカンパチの方かな?
あまり大きくならないようで、このサイズでも脂が乗るので、めっちゃ美味そうです^^
私の中では、カンパチは根魚とのハイブリッド的な位置づけです。
これがハマチであれば、今日は行けそうな気がして、テンションが上がったのですが・・・

グリに着くと、相変わらず青物は大量にいますね。
ただ、やっぱりカチンコチン。何をしても食わないですね・・・
すぐにア○バ、BWもやってきましたが、やっぱり良くないのか、すぐに沖に行ってしまいました。

青物は、粘っても食わない時は食わない
一日やっても、間違って1本食うかどうか・・・
前回は時間を使いすぎたので、今回は浅場に走って、アオリイカ、ヒラマサを狙います。

アオリイカポイントは、どうやら青物に占拠されていますね。
頻繁に大きな群れが通るので、すっかりビビって??出てこない感じでした。
もう少し磯際に行くと良かったのですが、この時期から新しいポイント探しは効率が悪すぎます。
青物に絞って、ナブラ、中層の反応を撃ちますが、やっぱり食いませんね・・・
ハマチはともかく、ヒラマサは1本くらい反応しても良さそうなんですが・・・

この日は波予報が1,2メーター後80cm程度。
落ちてくる波なので、安全ではあるのですが、昨日までの波が少し残ってます。
この、長い波長の波って、本当にダメですね・・・
完全に船酔いしてしまいました。
撒き餌するほどではないけど、あの独特の気持ち悪さが続くと、ヤル気が出ませんTT
すっかり弱気になった、ゆる〜いシャクりでは、強敵の青物は食わせられませんワ・・・><

2時間ほど、浅場で居眠りして、再度グリに戻ります。
ジギング船も、まだ魚を見つけられないのか、沖へ行ったり、グリに戻ったりの繰り返しで、
やっぱり芳しくないようですね。

早めにグリを諦めて、点在する根をランガンして行くことにします。
根の上にも、青物やベイトの反応は出ますが、食わないですね・・・
中層で、まさかのアオハタと、ナブラ撃ちでハマチ1本だけでした。

夕方は活性の上がる、根魚狙いです。
前回釣れたイサキがとっても美味しかったのですが、
なかなか正体が分からず、時間切れになってしまいました。
今回はフックのサイズを落として、本気でイサキを狙いますが、完全に群れが抜けてしまいましたね><
シーバスの群れも探しましたが、中層に反応は出ませんでした。

底付近にベイトの反応がある所を狙ってフォールすると、アコウは快調に釣れてきますね^^
48、46cm・・・グッドサイズは釣れますが、アコウは50scmの壁ってとっても厚いですね・・・

ホウボウが釣れて、今回も五目達成です。
魚屋さんは喜びそうですね・・・
でも・・・私にとっては、やっぱり底物は保険的なイメージがあります。
半日やって、青物はあれだけ居るのに、ほとんど食わせられなかったら、
やっぱり敗北感が残ってしまいます・・・^^;
青物クーラー満タンよりも、金額的には遥かに高いとは思うのですが・・・

夕方までやると、シーバスポイントに入るのは8時頃になります。
このくらいからが時合になることが多い由良川に入りますが、ノーバイトでした。
ボートを一日やりきってしまうと、シーバス釣りにまで体力が残りませんね^^;
この日も、睡魔と格闘しながら、1時間半ほどで終了しました。
これではシーバスは厳しいでしょうね・・・

釣果
アコウ : 48cmまで8匹  ヒレナガカンパチ : 49cm   アオハタ : 34cm
ホウボウ : 35cm  他ツバス1





11月15日(木)

ベタナギ予報ですが、これだけ青物がカタいと、
かなり確率の低いギャンブルみたいなもんですね・・・^^;
期待値だけで、丹後まで遠征していましたが、こうすると、
どうしてもシーバスがおろそかになってしまいます。
シーバスのシーズンも残りわずか・・・
バラしてばかりであまり釣れてませんが、本気でやり切った感覚もないですね。
戦わずに負けた、不戦敗のような感覚なので、今回はボートを止めて、
ショアからシーバスオンリー、しかも、湾内には逃げずに、由良一本で勝負してきます。

ポイントに着くと、平日には珍しいですね、まさかの先行者が・・・
夜に、人気がないこんな場所で出会うと、結構ビックリするんですよね・・・
この方も、びっくりされたと思うので、ちょっと挨拶に行ってきました。

話していると、まさかの知り合いのMさんでした。
何かおかしいな・・・と思いながら数分話してましたが、メガバスのステッカーが決め手でした。
いやいや、Mさんでしたか、何年ぶりでしょう^^;;;
30分ほど近況を話したり、情報交換したり・・・貴重な話が出来ました^^

この日はいつもよりも100メーターほど下流に入ってみます。
いつものポイントの方が川幅が狭く、本流が近いので、ポイントも絞りやすいのですが、
どうも、釣ってもバラしても、サイズが上がらない・・・
ブレイクまでの距離が近くて、魚に警戒されてそうな気がしたので、
川幅の広い下流で、遠目からブレイクを撃つことにします。

開始早々、ウエーダーに異変が・・・
明らかに、浸水していますがな・・・TT
1時間もすると、完全に左足はボトボトになってしまいました。
しかし・・・誰しも経験はあると思いますが、滅茶苦茶不快ですね・・・
こうなると、釣りに全く集中出来ませんね><
この時点で、明日まで頑張る選択肢は無くなりました。

確認のために一度ウエーダーを脱ぐと、けっこう重症な感じです・・・
ちょっとくらいだったら、シリコンやセメダインスーパーXで直るのですが、
これ、どうやら完全にアウトみたいですね・・・><
ボトボトのウエーダーを何度も履くのは、あまりにも嫌なので、
ここで一旦終了して、朝一に懸けることにします。

午前4時半、意を決して気合い共にウエーダーを履きますが、「うーん、ちべた〜い><><」
不快極まりないですね・・・
もう釣れなくてもいいから、早く時間が経過してほしい気持にもなってしまいます。
ここまで来たから、一応、最後まで頑張ったし、無駄ではなかったと思いたい一心で、
キャストを続けます。

すると、目の前のシャローでHIT〜
流芯以外でHITする魚は小さいですね。
サイズとフッキングを確認して、50メーターほど魚を誘導して、無事、ズリ上げ。
サイズは64cm・・・ランカースポットにしては、あまりに寂しいサイズですが、
でも、これでホッ^^;;
その後は7時頃まで頑張りましたが、ノーバイトでした。
今回もまた、不完全燃焼でした。
小さくても、魚は居ます、何が起こるか分からないのが、この由良川です。
周囲では、数日前に97cmが出てますし、2週間ほど前には、餌ですが、104cmが出ています。
「諦めずに、やり切る!」これしかないでしょうね。

釣果
シーバス : 64cm  ザブラミノー


11月20・21日(火・水)

なかなか今シーズンは由良川の調子が上がりませんね・・・
60クラスはよくアタるんですが、どうもサイズの方が・・・><
という訳で、今回は宮津の「無料釣り堀」に逃げることします。

夕方にポイントに着いて、まずは左のブレイク撃ちからスタート。
今年はまだまだ水温が高いせいか、ベイトがやたら上ずってますね。
月も出て、夜光虫もいる・・・こんな時は波動が少なく、表層を泳ぐ、バンズの一択です。
引きだしの少ない私には、他に選択肢がありません^^;;

午後6時、右のブレイクでHIT〜66cm。
最近のここのアベレージですね・・・
魚が小さくなったのは、やっぱりアングラーが増えたからでしょうね。
これは仕方ないとして、ベイトはたくさん居るのに、魚が細いことの方が心配です。

また、黒っぽい魚が多いので、ほとんどが「居着きのシーバス」だと思います。
太くて銀ピカの回遊シーバスは、なかなか釣れないですね・・・
ベイト次第なので、遠方のアングラーは、タイミングを合わせるのが難しいです・・・><

ブレイク撃ちは7時頃になったらピタッと終わるので、河口に移動します。
ここは遠浅で、シャローが続くので、深夜でもダラダラ釣れるポイントです。
午後8時、流芯付近の緩いブレイクでHIT〜60cm
午後9時半、やや手前でHIT〜50scm級のハネ・・・
だんだん小さくなってきてますがな・・・><
まだまだ出そうだったけど、朝に備えて、10時に撤収することにします。

朝は5時半からスタートします。
河口のポイントで、明るくなったタイミングでHIT〜^^
ちょとサイズアップの76cmでした^^
まずまずサイズだけど、どうやらこれも居着きでしょうね。

ナイロンラインにしてからは、HITすると、ほとんど獲れます^^
HIT自体は減ると思いますが、釣りはきっちり獲ってナンボの世界です。
ポイントが近い場所では、ナイロンの方が、釣果は伸びますね^^
そう考えると、やっぱり両方とも万能ではないので、ポイントや釣り方に合わせて、
使い分けるのがベストなんでしょうね。
やれやれ、また出費と荷物が増えますね・・・^^;

夕方は左のブレイク撃ちからスタート。
マヅメはノーバイト。
粘れば1本位は出そうだったけど、お土産は十分取れたし、ちょっとサイズアップしたいので、
6時半に由良川に移動します。
中流のいつものポイントに入ると、いつもはベイトが溜まるのですが、
完全に落ちてしまいましたね。
こうなると、中流のポイントは確率が低いですね・・・
再び河口まで戻るガッツもないので、午後9時、ちょっと早いけど、
今回はここで撤収することにしました。

釣果
シーバス : 76cm 66cm 60cm 50cm    全てショアライン



11月29・30日(木・金)

今回も前回と同じパターンで、まずは「無料釣り堀」からスタートします。
左のブレイク撃ちで、前回と同じ6時にHIT〜
アベレージの60クラスでした。
7時に河口に移動して、77cmを追加^^

釣れたのはいいのですが・・・
見てびっくり、この魚、アゴが割れて、しかも外れてます・・・
口が閉まらない状態で、ちょうど、「鮭の産卵シーン」のような感じです^^;
「よくこんな状態で、ルアーに食ってきたな〜」とも思いますが、
魚には悪いけど、ちょっといい気持ちはしませんね・・・
このポイントに入って、もうすぐ20年。
いままでボコボコに釣ってきたので、もしかしてその祟りかな・・・

バイトが止まったので、午後9時に、一旦終了します。

ちょっと気になっていることがあって・・・
前回、昼間に散歩していたら、水深50cmくらいの浅場にチヌがたくさんいました。
サイズもまずまずの40〜45cmクラス。
不味いので、決して食べたいとは思わないけど、釣りの対象魚としてのチヌは最高です。
これを狙わない手はありませんよね^^;

ネットで動画を見て勉強していると、
どうやら夏場はトップ、それ以外のシーズンは基本的には底のズル引きみたいですね。
ズル引きを専用のラバージグでやってみてもいいんだけど、ここはカキ殻が多いので、
ちょっと自殺行為?リスクがあまりに高いので、小さめのシンキングミノーで狙うことにします。

昼間にあれだけ居たチヌですが、深夜はシャローには居ないみたいですね。
どこにいるか見当もつかない状況で、深い場所を小さいシンキングミノーで狙うには
効率が悪いので、1時間ほどでギブアップ・・・
またちょっと動画を見て、勉強ですね。
そして、持ち駒と知識を増やさないことには、まだまだ勝負にならないと思いますね^^;。

朝は河口、夕方はブレイク撃ちをしますが、時々ボイルはあるけど、
どうも何かが合わないのか、食いませんでした。
ちょっと早めに由良川に移動して、ちょっと気になっていた中州のポイントに入りますが、
思っていたよりも、ポイントが遠いですね。
こんなポイントは、おそらく届いてナンボ。
PEで、ルアーをシンペンに変えて、60メーターほど飛ばせて、初めて釣りになるような感じ。
そして、もうひとつ、大事な条件が追い風!!
いづれにしても、この日は全ての条件が揃わないので、パス。
結局、前回コケた中流域に入りますが、ベイトもなく、ヤル気が起きずに、30分で撤収としました。

釣果
シーバス : 77cm 60cm  バンズ


剥製工房★GALAXY