2019年10月 釣行記

101日(火)

どうも今年は天候が安定しませんね・・・TT
どうやら近場の福井県ではアオリイカは厳しいので、丹後まで遠征したいのですが、
なかなか天候がそれを許してくれません・・・><
今回も微妙な予報ですが、明日からは台風の影響でしばらく行けそうにありません。
週の中では一番マシそうだし、最悪、近場の湾内だったらリスクも少ないし・・・
ということで、一番近い小浜に行ってきました。

時期的にはアオリイカの総数は若干減ってきても、
サイズが上がって、ティップランの水深ににも差してきているはず・・・
なのですが、やっぱり現実は相当に厳しいようです・・・TT
3
時間シャクって1杯だけ
でした。
救いは、サイズが若干良かったことですね。
胴長23p、この時期にしては良型です。
沖漬けのタレを作ってきたのですが、漬けるには微妙なサイズです^^;
でもタレをムダにはしたくないし、この状況ではサイズを選んでいる余裕もなさそうなので、
ちょっと大きいけど、「ドボン!」
後で食べると、やっぱりこの大きさになると、ちょっと固いですね。
アオリイカの沖漬けは大きくても、胴長20cm、
出来れば胴長15cm程度が美味しいと思います^^

3時間で見切って、青物を探しましたが、ここは水深がないし、そもそも根が小さい。
当然、居着きは少ないので、釣果はなかなか安定しませんね。
午前10時半、早々に見切りをつけて、中アジの群れを探すことにします。

湾内をウロウロ・・・ウロウロ・・・
魚探と海面を交互に見ながら探しますが、
広い湾内から群れを探すのは宝くじに当たるようなもので・・・^^;;
2時間近く走って、ほぼ諦めての帰り道、ようやくクラゲの群れを発見^^
その水深はなんと15メーター足らず・・・
さすがに完全にノーマークでしたワ^^;

すぐにジグを投下すると、HIT〜^^
風が強く、また、群れもピンスポなので、1本釣っては戻ってを繰り返して、
1流しで1本ずつ追加していきます。
HITした半分くらいしか取れませんが、それでもなんとか1時間ほどで20本近くはキープ出来ました^^
まだまだやれば釣れそうですが、見つけるのが遅すぎました・・・><

結果的には、おそらくこの日の条件では、サビキでやった方が効率が良かったですね。
ジグの上にメバルワームをつけていては、バラシが多いだけに、効率が悪すぎました。
でも、なんとかお土産が出来て良かったです。

これも前回に引き出しを増やしておいたことが、今回への布石になったと思います。
大切なのはやっぱり釣り場に行くことですね。
釣れなくても、全くの無駄ではありません。
厳しい日であっても、いろんな事を経験して、多くの引き出しを持っておくと、
実際、助けられる事も多いものです。
やっぱり、釣りに来たからには、最低限のお土産を持って帰りたいですもんね^^;;

釣果
アオリイカ : 胴長23cm  アジ : 25〜30cm 約20匹




109日10日(水・木)

ベストシーズンなのですが、荒れる日が多いですね。
私の場合は自営業なので、条件のいい日はいつでも行ける立場なのに、それでも・・・TT
考えてみると、普通のサラリーマンの場合は、行けるのは基本的に土日だけです。
これでは、なかなか行ける日がないのでは??と心配になってきますね。

でも、この状況は、一歩間違えると、危険に繋がりかねません。
行ける日が限られるだけに、決め打ちで、無理して行ってしまう人が多いからです。
私も以前はサラリーマンだったので、その気持ちはよく理解できます。
一度、釣りに行く予定を立てると、少々の荒れでは、
なかなか諦めて中止に出来ないものだからです。

私の場合も、自分を納得させる為に、
「行くだけ行って、無理だったら仕方が無い」と思って、行ってました。
でも、行ってしまうと、「勿体ない根性」で、ボートを出してしまう危険性があるので、
そうならないように、私の場合は、必ず「二本立て」で行ってました。

ボートを出せそうもなければ諦めて、ショアからシーバス狙いに切り替えるようにしていました。
こんな荒れ気味の日は、シーバスが避難して湾内や、河川に入るので、案外、いい釣りが出来たりします^^
何も、危険をおかしてまで、ボートを出す必要は全くありませんね^^;

さて・・・前置きが長くなりました。
週の中で、一番マシな日を選びましたが、
それでも波が微妙なので、状況に応じて、対応するつもりで行ってきました。

まずはショアのシーバスからスタート。
今シーズン初なので、夕方の明るい時間に着いて、周辺のブレイクの位置を確認しておきます。
夕マヅメには、ここぞ!というブレイクに立って、頑張ること2時間半・・・
アタリひとつありませんでした・・・

この時期に、このポイントでボーズを食らうのは、本当に稀です。
ま、食らうときでも、バラシがあったり、ライズがあったりするものですが、この日は雰囲気すらナシ
例年、大量にいるハズのベイトが少ないし、ましてや追われている感じもなし。
何より、湾内なのに、水がクリアー過ぎますね。
最近、このパターンが多いですね。
琵琶湖もそうですが、例年に比べて、水がクリアー過ぎます。
一見、水が綺麗な事は良いことのように思えますが、
水が綺麗と言うことは、プランクトンが少ない・・・
すると、それを食べるベイトが居ない・・・
当然、ベイトを捕食する魚も居ない・・・
だから、生命感がなく、釣れる気がしない・・・ま、こんな感じでしょうか。

「水清くして、魚棲まず」と言いますが、まさにそれ。
水が汚い事はいいことではありませんが、多少の汚れは、魚にとっては栄養となります。
瀬戸内海も「イカナゴが獲れなくなった原因の一つは、水が綺麗になったから」とも言われていますし・・・

釣れる気がしないので、早めに撤収して、出船場所の京丹後に向かいます。
すると・・・波が防波堤を越えているではありませんか・・・
波は推定2,5メーター・・・明日の予報は10,7なんだけど、大丈夫かいな・・・?

明日に備えて、午後9時、早めに寝ることにします。
朝起きると、波は少し収まりましたが、それでも1,2メーターほど。
収まる方向なので、1時間ほど出航を遅らせて、波が1メーター程度になるのを待って出航しました。
出航場所はどうしても波立ちますが、沖はそれほどでもないので、朝一番は沖のグリに向かいます。

事前の情報通り、グリの周辺は青物の反応で一杯です。
ただ、遅れて行ったのに、誰も居ないということは・・・???
やっぱり食わないからなんですよね・・・^^;;

ア○バトロスも一瞬、横に入ってきましたが、すぐに白石方面に行きました。
食うとしたら、夕方のようですね。
アナウンスでは、「昨日の夕方、ブリが釣れたポイントです」と言っていました。
ホームページを見ると、よく肥えたブリが6上がってました。
ただ、甘くはないようで、夕方の一瞬だけみたいでした。

潮が緩いからみたいですね。
粘っても難しそうなので、ここで作戦変更です。
夕方まで時合待ちで、アオリを狙うことにします。
ここはポイントが広大。
ここぞ!というポイントがない代わりに、どこでもパラパラ釣れてくるポイントです。
それだけに、釣り荒れしにくいのが魅力ですね。

ただ、この日は・・・青物の群れが入っているからか、なかなかHITしません。
青物の反応が出ると、ライトジギング、消えるとエギング・・・
タックルをとっかえひっかえしながら、何でも来いの釣りをします。

途中からは風が強くなって、底を取るのも精一杯になりました。
アタリなんてほとんど分からない状態でしたが、それでもなんとかなるのは、やっぱり丹後の底力でしょうね。
子メジロ130p程度のアコウが3、アオリイカが2杯でした。
なんとかお土産程度は釣れてホッ^^;

時間はまだ昼過ぎですが、東からの強風でほとんど釣りになっていません。
さて、どうしよか・・・
予報もコロコロ変わるので、何度も最新の予報を確認しますが、夕方になると少し風が緩みそうです。
一度帰港するとグリが遠くなるので、それまで3時間、海の上でぼーっと時間待ちするしかなさそうです・・・

夕方4時、少し収まってきたので、グリへ向かいます。
すると既にア○バとラ○ター、オ○シャンズが入ってます。
同じラインを流しますが、うーん、やっぱり食いませんね。
ジギング船もほとんど釣れていないようでした。
2
時間ほどシャクりましたが、なんとか意地で1本獲れただけでした。

早めに撤収して、夜は由良川に入ります。
今回もサイズ狙いで、90アップの実績が一番高い、左岸のカーブの内側に入ります。
やっぱり雰囲気ないですね・・・水がクリアーでベイトも居ない><
ここ最近に多い負けパターンです。
移動しようにも、二日目ともなると、気合いもほぼ残っていません。
一応、自分を納得させる為に、約2時間余り頑張りましたが、案の定、素振りに終わりました。

釣果
子メジロ : 60p前後 2本   アコウ : 30p前後 3本  アオリ : 胴長23pまで2




101617日(水・木)

今週もまたまた天候が微妙ですね〜^^;;
ここまで続くと、やっぱり温暖化の影響が大きいような気がします。
気温が上がると、天候が極端になるそうです。
台風は大型化するし、台風でなくても、風速数十メートルなんて風が、日常的に吹くそうです・・・
ミニボートは風速4メートルでも厳しいのに・・・今後は出せる日がより限られてきそうですね。
週末ミニボートアングラーは、より厳しくなってくると思います。

今回も、週の中で一番出せる可能性の高い日を選んで行ってきました。
最悪、出せなかったらシーバスに専念してもいいし、午前中だけでも出せたらラッキー。
とにかく、無理は絶対にしないつもりです。

午後5時半、ちょっと早めに由良川に着いて、夕マヅメを狙います。
過去のデータでは、夕マヅメはあまり良くないのですが、
2日間やる可能性もあるので、もう一度、確認しておきます。

午後7時過ぎ、下流に遠投し、リトリーブ直後に「ゴン!」
この距離でアタると、ナイロンラインの場合は、口の中にがっちり入るので、安心感がありますね。
たいしたサイズでもなさそうなので、ゆっくりファイトを楽しんで、浜にズリ上げました^^
サイズは67p
サイズもイマイチですが、コンディションはイマニ?イマサン?
ベイトを食ってないのか、細い魚が増えたことは本当に残念です。
次の日もあるので、体力を考えて、この日は午後9時に納竿としました。

4時に起きて、予報を確認すると、やっぱり微妙ですね。
波予報は0.81.3メーター。風も15メーター。
シーバスの調子も悪くないので、このまま朝マヅメはシーバスをやるか迷うところですね〜^^;
ボートを出せるとしても、朝一番なので、とりあえず丹後まで行ってみることにします。
この時点では問題なさそうなので、荒れるまでの短時間勝負で、沖のグリに向かいます。

すると、荒れる前だから?、魚はのヤル気はあるようです!
1フォール目から当たってきました。
ただ、食いが浅いのか、3回ほど抜けたり、バラシたりの後、ようやく子メジロGET^^;
その後もアタる割には取れませんでしたが、パラパラHITが続き、
2
時間ほどで、クーラーがいい感じに満ちてきました^^


クーラーのキャパを考えて、ここからはメジロ以下はリリースと決めます。
午前9時、予報よりちょっと早く、風が強くなってきました。
これが西風だったら、まだいいのですが、東風は、帰りにモロに逆風になってしまいます。
徐々にバイトも減ってきたし、釣れてもハマチサイズが増えてきました。
お土産も十分だし、無理をする必要もないので、11時前に納竿としました。

グリは魚の反応は山盛りでした。
この時期は「子メジロの金太郎アメ状態」のことが多いのですが、
ブリ、ヒラマサ、真鯛といろんな魚が入り交じっていて、
釣れるまで分からない釣りは、緊張感があってめちゃくちゃ楽しいですね。
今回は徐々に上がってくる波風を見ながらの釣りで、
時間制限もあったので、余計に緊張感もありました。
短時間だったけど、最高の釣りが出来ました^^

さて、3回戦は由良川に戻ってのシーバスです。
午後1時頃に着きましたが、時合がある程度分かっているので、
体力温存のために、夕マヅメは外して、6時半からポイントに入ります。
すると、やっぱり昨日と同じ時間に、同じ下流のポイントで「ゴン!」
昨日よりもサイズが良さそうでしたが、遠目でアタると、ナイロンラインは強い!
ゆっくりゆっくりファイトして、ズリ上げ完了。
78pのまずまずサイズでした^^
まだまだ出そうな雰囲気でしたが、予報に反して、雨が降ってきました。
寒気の影響で北部は時雨れているのでしょうね。
こうなるとベイトが沈むので、釣り方も変わります。
疲れもあるので、今からいろんな戦略を考えるのも大変なので、これにて納竿としました。

釣果
鰤 : 5,5キロ   子メジロ : 3 本   ヒラマサ : 60クラスまで2本
真鯛 : 69cm   シーバス : 78cm、67cm(カゲロウ)







102930日(火・水)

久しぶりにベタ凪予報なので、今回はボートメインで丹後まで行ってきました。
午後7時半、仕事の関係でちょっと遅れて由良川に入ります。
いい感じでニゴリが入っていて、ベイトもいて、雰囲気はありましたが、
この日はタイミングが合わなかった?のかノーバイトでした。

次の日は丹後でボート釣りです。
朝一番にグリに向かうと、魚は山盛りです。
しかも浮いている反応もあり、「爆釣か?」と思いきや・・・あまりやる気はないみたいです。
いろんなパターンでシャクると、時々バイトらしきものはありますが、掛かっても一瞬の超ショートバイトです。
こんな時は、ハイスピードで追わせて、フォールで食わせる事が多いのですが、
なんとかそのパターンで子メジロGET^^
でも、後が続きませんね・・・^^;

事前の情報では、サワラが回っているようです。
時々、中層から表層に大型魚?らしき反応が出るのは、たぶんサワラでしょうね。
サワラ釣りらしき、引き釣りの漁師の船も走っているので、ここでサワラを狙ってみます。

グリの周囲をグルグル徘徊しますが、うーん・・・探すとなかなか見つからないものですね。
反応が出ても、中層を泳ぎまわっている、小さな群れを撃つのは難しいです><
なんとか1本HITさせますが・・・ネットイン寸前に暴れられて、ラインブレイク・・・TT
見ると、アシストフックのラインが切られていました。
人間でも絶対に切れないのに、サワラの歯、恐るべし・・・ですね><

しかし、こんなに天国と地獄を一瞬で味わう釣りも少ないのでは?
個人的には、私が釣る魚の中で、美味しさにおいては、サワラはおそらく3本の指に入ります。
(鮮度落ちが早いので、完璧な処理と、24時間以内というのが条件ですが・・・)
それだけに、釣れれば次の日の食卓が楽しみで仕方ありません。
でも、切られたら・・・魚が食べられないどころか、ジグまでロスト・・・
そう考えると、心臓に悪い釣りですね。

私には大間のマグロ漁師にはなれませんワ。
ラインの先にン十万、ン百万、場合によってはン億円がぶら下がっている状態では、
考えただけで気絶しそうです。

今回は、ジグは助かりましたが、やっぱりサワラが回遊している時は、
ザイロンにしておいた方が無難ですね。

時合が完全に終わったようで、このバラシ以降、バイトすらなくなりました。
必殺のスクリューテールも投入しましたが、ベイトのサイズの問題でもなさそうです。
周りにはアホウドリ、海人、ラ○ター、海達・・・ジギング船も集結して、
必死にシャクっていますが、ほとんどHITしていないみたいでした。
こうなると、ヘボアングラーの私には・・・・^^;;

ここで、いったんジギングはやめて、ティップランに変更です。
ベタナギはありがたいのですが、ことアオリイカ釣りに関しては完全にマイナスです。
1
フォールごとに移動しなくてはなりません。
ま、いい反応のポイントをダイレクトに狙える利点はありますが、それでも、かなり面倒です。
釣れてくるのは時速1杯程度。
この時期のアオリはサイズもいいのが救いなのですが、それでもやる気が続く限界のペースですね。
1
杯では捌くのが面倒なので、正直、釣れない方がマシです。
ランガンを繰り返し、なんとか3GETした時点で終了としました。

午後1時、青物は昼から活性が上がることが多いので、沖のグリを撃ちますが、やっぱり無反応です。
ジギング船もあっち行ったりこっち行ったり・・・
居なくなっても、またグリに戻ってくる所を見ると、他に芳しいポイントもないのでしょうね。
もう一つ言えることは、ここに居るのはメジロ以上なんでしょうね。
2時間ほど頑張りましたが、釣れる気がしないので、東に向かってマークしているポイントをランガンします。
が、ほとんど青物の反応はありませんでした。
夕方は、活性が上がるアコウのポイントに入って、なんとかお土産を取れてホッ^^;;
しかし厳しい一日でした。
ベタナギになると、釣りやすいけど、魚の口はなくなりますね。
釣れても、朝・夕の一瞬のタイミングの事がほとんどです。
どちらがいいかと言うと・・・難しいところですね。
この後、由良川に浸かりましたが、雰囲気はあるものの、やっぱり無反応でした。

釣果
子メジロ:1   アコウ : 46pまで7匹   (150グラムの無名ジグ)