エンジンはいつもお世話になっている高島の「安原エンジンサービス」さんに預けてましたが、
修理が終わったとのことで、引き取りがてら、ちょこっと解禁日のビワマスを狙いに行ってきました。
エンジンの症状ですが、オイルが増えたのは、上部タンクにガソリンが入っていて、
それがオイルに流れて、混じってしまったとのこと。
うーん、なんとなく、抜いたオイルがシャバシャバな感じがしたけど、混合オイルになっていたみたいです。
原因は、ガソリン供給の経路は切り替えできるのですが、
これが別タンクにしていたはずが、何かの拍子にダイヤルが少し回っていて、
上部タンクからガソリンが供給されてしまったみたいです。
これを防ぐ為には、上部タンクのガソリンは抜いておくのが確実だそうです。
上部タンクは使うこともないし、今回はきれいに抜いてもらいました。
自分では一度も上部タンクに入れたことは無いのですが、
エンジンを買ったときに、安原さんで試運転をしてもらっていたのですが、
この時のガソリンが残っていたみたいですね。
となると、このガソリンはもう1年以上も前のもの。
古いガソリンはエンジンの不調に繋がるので、どちらにしても、これで一安心です。
前回、溢れたオイルがすぐに無くなったのは、混合ガソリンの、ガソリンの部分が燃焼して、減ったのしょうね。
エンジン自体は、特に大きな問題はないようで、3000円で修理して頂きました。
いつもながら、安原さんは親切で、聞いたことに何でも詳しく教えてくれます。
もちろん、技術や知識についても、メーカーに直接意見出来るほどのエキスパートです。
今までボートショップにオーバーホールや修理に出していましたが、すぐにまたトラブルになったり、大変でした。
安原エンジンさんで、お願いすると、エンジンが凄く軽くなるような感じがします。
金額だけで無く、エンジンは後々のメンテナンスのことも考えて、購入しなくてはいけませんね。
さて、9時頃になりましたが、遅ればせながら、今から出船します。
この時期は皆目、見当はつかないので、まずは出たとこの沖のエリア。
この日が解禁日だけあって、今まで見たこともないようなボートの数に、閉口・・・＞＜
この狭いエリアでは、出遅れるとキツイですね・・・
なにより、何隻ものボートをぶつからないように走るのが、気を使います。
幸い、1流し目から40アップが釣れたので、ここでもう少し流したいところですが、
混雑を避けてビーチク島方面に向かうことにします。
途中にマークしている実績ポイントもあるのですが、ほとんど反応が入ることなく、B島に着きました。
ここも有名ポイントなので、ボートは変わらないくらい多いのですが、
ここまで来た目的の一つは、みんながどのエリアを流しているのかを確認することです。
普段は平日しか来ないし、今年に始めたばかりで、特に今の時期は、まだまだどこで釣れるか分かりません。
「解禁初日に流すエリアは、おそらく、それぞれのアングラーの一番の実績ポイント」
だと思うので、周りのボートの位置や流すコースを、たっぷり勉強させて頂きました。
12月は数回釣行する予定なので、次に向けてビワマスの居るエリアを絞っておきたいので、
１つに絞らずに、とにかく広いエリアを流していきます。
3時間ほどノーフィッシュでしたが、ようやくB島の先端のブレイクでHIT～45㎝の良型でした＾＾
実績ポイントのT岬付近、水道部分はほとんど反応が入りませんでした。
どうやら春に釣れたエリアと微妙に違うようですね。
釣れたエリアから島の裏にかけてのブレイクの50～60メーターラインには反応が出るので、
そこをひたすら流して、2匹追加＾＾
リミットには1本足りませんが、遅出の初日としては上々だと思います＾＾
釣果
ビワマス ： 45㎝まで4本
12月10日（火）
ここのところジギング船の釣果が賑やかですね。
どうやら「ハマチ祭り」が始まったようで、連日3桁釣果が続いているようです。
正直、ハマチが食うとメジロやブリが釣れないので、そんなにテンションが上がる訳ではないのですが、
イワシの群れが入ってきたみたいで、こうなるとハマチでも脂が乗るんですね。
ご近所、親戚に配るには最適？なので、祭りに参加することにしました。
グリに着いてフォール、すると1目からHIT～「これはボコボコの早上がりパターンか」
と思ったのも束の間、後が続きません。
周りのジギング船も全く釣れていないみたいです。
そうこうしているうちに、ジギング船は100メーターラインに集結。
どうやら深い場所でハマチ祭りは開催されているようですね。
北風だったらいいのですが、この日はやや強めの西風、万一を考えると、
やっぱり100メーターラインには行けませんね、安全第一です。
釣れていても、万一、エンジンが止まっても、補機で自力で寄港出来るエリアが、対象エリアと考えています。
ま、この日は指をくわえて見ているしかなさそうですね＞＜
グリで粘っていても釣れそうに無いので、50メーターラインでイサキの群れを探すことにします。
この日は最初からスクリューテールをつけて狙いますが、時々ハマチがHITする程度でした。
根魚や、イサキらしき反応は入りませんでした。
再度、グリに戻ってハマの群れを狙うと、ピックアップするジグを追って、トラフグが付いてきました。
ジグを止めて軽く動かしてやると、何度もアタックしてきます。
なかなか掛かりませんでしたが、やる気満々なのか、執拗なバイトを繰り返し、ようやくHIT～
GETしたのは40クラスの天然トラフグでした＾＾
うーん美味そう＾＾でも、もうちょっと長生きしたいし、まさか自分で捌く訳にはいきませんね＾＾；；
とりあえずバケツに入れて、知り合いの料理人に連絡することします。
バケツがないと、ハマチが釣れても血抜きが出来ないので、時間待ちで黄昏れること約1時間。
割烹の料理長のIさんが要るとのことで、一応、締め方も聞いて、キープすることにしました。
毒魚だけに、締め方も気を遣いますね。私のせいで、万一があるといけませんので・・・
グッドサイズのトラフグ？のハズでしたが、締めると、えらい縮みますね・・・＞＜
空気で膨れていたのか、水だったのか・・・
えらい貧弱な感じだったので、わざわざ連絡までして、取りに来てもらうのも、逆に申し訳ないような気がしてきました。
ま、ちょっと他のお土産を考えますワ。
ハマチも活性低いし、なんか拍子抜けしたので、
昼上がりとして、もう一つの本命のシーバスを狙うことにします。
A海は久しぶりなので、夕方の4時頃にに入り、入念にブレイクの位置、ベイトのいる場所をチェックします。
ベイトは居るのですが、水がクリア過ぎますね。
加えて、この日は満月の快晴。
これではちょっとキツそうです。
3時間ほど頑張りましたが、全くのノーバイトでした。
このポイント、もうかれこれ20年ほど通い続けていますが、1本も取れなかったのは初めてだと思います。
一時は「釣り堀」と言っていたほど、魚影の濃いポイントでしたが、
有名になってアングラーが増えたこと、漁師が獲り始めたこと、
水のクリアアップなどのの影響で、年々数が減って、また小型化しました。
ボーズ逃れの最終兵器的なポイントでしたが、どうやら先は暗そうです。
アカエイが多いので、このためにエイガードまで買ったのですが、ここへ通う頻度は減りそうです。
釣果 ： ハマチ4本 トラフグ
12月11日（水）
さて、2日目です。
日本海からの帰りに、道の駅で長い仮眠をして、琵琶湖にやってきました。
午前7時に出船して、まずは目の前のブレイクを流します。
すると、ウグイ先生の大猛攻・・・ダブルHITの連続で大忙しです＾＾；
数撃ちゃ当たると信じて、釣り続けますが、どうやらその考えは通用しないような気がします・・・＞＜
青物は割とハマチとメジロ、ブリが入り交じって釣れることもありますが・・・＞＜
ウグイが10本を超えたところで見切って、B島へ向かいます。
この日は最初から前回に好調だったブレイクを流しますが、なかなか反応しません。
やっぱり天気が曇りなのが良くないのかな？
曇りだとドジャーの集魚効果が落ちて、
広くて深い琵琶湖では、魚に気づいてもらえないのでは？
そんな不安に襲われますね。
他のポイントも流しましたが、魚探に出る反応が多いのは、やっぱり前回に釣れたエリアです。
もうここで心中すると決めて、ひたすら同じエリアを行って帰ってを繰り返して、ようやくグッドサイズが取れました＾＾
貧弱になった？トラフグだけではちょっと物足りないので、
40アップのビワマスがあれば、一気に豪華なお土産になりますね＾＾
とりあえず、ノルマをクリアしてホッ＾＾
粘っても、この日は条件が厳しそうです。
2日目だし、配達もあるし、昼過ぎに撤収することにしました。
釣果
ビワマス ： 44㎝まで2本
12月16日（月）
この日は快晴のベタナギ予報。
しかも暖かい日が続いているので、この時期には珍しいほどの好条件？
（今年が初めてなので、どんな条件がいいのかはまだわかりませんが・・・）を選んで行ってきました。
まずはいつも通り、出たところの沖のエリア。
いつもと同じ50～55メーターラインを流すと、やっぱりウグイのオンパレードです。
ただ、ウグイがこれだけ居るということは、ベイトや水温など、居心地のいい条件が揃っているということ。
となると、周辺にはビワマスも絶対に居るハズです。
ここから少しずつ流すラインを深くしてみます。
また、レンジ違いの可能性もあるので、45メーターと60メーター出して、
いつもよりも広いレンジをカバーしながら、ビワマスの群れを探します。
すると、ウグイに混じって、60メーターラインで40アップのビワマスHIT～＾＾
やっぱり、ウグイに混じってビワマスも居るんですね＾＾
B島まで走ってもウグイの反応すらほとんど出ないので、
反応の出るエリアはやっぱり魚が居やすい条件が揃っているように思います。
この日はこのエリアで心中すると決めて、ひたすらコースを変えて流すと、
60～70メーターラインでビワマスが連続HIT～
サイズもまずまずで、アベレージは35～40㎝が揃いました。
余りに好調なので、昼過ぎに上がる予定でしたが、こんな好条件の日に勿体ない・・・
延長戦の末、暗くなる4時半まで同じコースをひたすら流して、合計13本！
遊漁船のここ最近の釣果を見ていても、1船で1桁釣果が多いことを考えると、
快釣！と言ってもいいでしょう！
しかも、今年初めたビギナーで、更にダウンリガーもないし、かつ、
風があると一方通行しかトローリング出来ないようなスモールボートです。
案外、遊漁船より、周りのスモールボートのアングラーの方が釣っているのかもしれませんね。
今日のレンジですが45メーターの方がアタリは多かったですね。
最後はいつも通り、45と55メーターにしました。いつも迷うので、次回の釣行の参考になるように、
今回の仕掛けをここに記しておきます。
PEラインは1号、リーダーは5号を3メーター。
全て回転スイベルを介して60号の天秤付きの丸形オモリをつけて、
次に1.5ミリのクッションゴム30㎝、フロロ3号が50㎝、ドジャー、2.5号のリーダーが90㎝というものです。
スプーンは、2グラムと3.5グラムがメインで、一つはシルバーメッキ、
もう一つはブルーまたはレッドのアワビ貼りにして、反応が多い方に合わせる。
フックはチヌ針の7号とジガーライトの＃2。
アシストラインはシーハンター10号。食い込みが悪い時は、鯉用の吸い込みPEラインの8号。
これが現段階ではベスト！いろいろやったけど、これ以上長いと、ランディングで苦労することになります。
見ている方はほとんど居ないとは思いますが、もし参考になれば幸いです。
釣果
ビワマス ： 46ｃｍまで13本
12月19日（木）
さて、いよいよ今年も最終釣行となりました。
12月解禁のビワマスは本格的な寒波が入るまで、と思っていました。
琵琶湖北湖は大雪地帯なので、さすがに2～3回も行けたら十分だと思ってましたが、
なかなか寒くならないので、こんな時期まですることが出来たのはラッキーでした＾＾
午前7時に出船して前回と同じ、出たとこ沖の60～70メーターのコースを流します。
すると1フォール目から40アップGET～＾＾
この日はウグイに混じって時々ビワマスが入るような感じですね。
ちょうどいいくらいの感じで竿が曲がって、いいくらいの割合でビワマスが入るので、
飽きないし、どちらか分からないドキドキ感もあって、最高です＾＾
この日は午前中は晴れで、午後から曇りのベタナギ予報でしたが、
開始1時間ほどで、早くも天気が怪しくなってきました。
風が強まり、太陽も厚い雲に覆われてしまいました。
こうなると、小さなボートではトローリングは難しいですね。
ボートがバッタンバッタンするので、竿も大きく揺れてしまいます。
おそらく仕掛けも上下にせわしく動いている状態でしょうね。
ま、これが良くないことは、経験が無くても分かります・・・＞＜
仕方なく、風上から流しますが、一方通行のトローリングはすこぶる効率悪いですね・・・
流したいエリアと平行に吹くのだったらまだしも、垂直に吹いてしまうとお手上げです。
60～70メーターを平行に走りたいけど、風がそれを許してくれない、厳しい状況です。
風上からなるべく流したい水深を長く取れるようにギリギリのコースを選んで流しては、
戻ってを繰り返して、なんとか4本取れたので、昼前に納竿としました。
思えば、今年から始めたビワマス釣りでしたが、思いのほか、いい釣りが出来ました＾＾
あまりトラウト系はやらないので、もっと苦戦すると思っていましたが、
滋賀県のビワマス資源の厳格な管理態勢のおかげかもしれません。
素直に、この恩恵を享受させて頂き、感謝致します。
（ブラックバスの駆除に税金が使われていることにブーブー言ってたのに、
全くもって、調子のいいものですね・・・＾＾；；）
当初の目標は、50㎝オーバーを釣ることと、トローリング以外の釣り方で釣ることでした
結果、両方とも達成することは出来ませんでしたが、ある程度、感触は得られたような気がします。
ま、それは来年の課題かな。
目標がある方が、釣りは楽しいし、達成するために、また試行錯誤したり、あれこれ対策を考えるのも
また、楽しいものです。
これから長いオフに入ります。
溜まった仕事をひたすら片付ける日々ですが、ビワマス三昧という楽しみも出来ました＾＾
釣果
ビワマス ： 49ｃｍまで4本
