5月8日(金)
非常事態宣言が発令されて、自粛を余儀なくされてました。
こんなベストシーズンに釣りに行けないのは、本当に辛いですね・・・TT
でもニュースを見ていると、ほとんどの方が自粛要請を守っているようなので、私も守らないわけにはいきません。
みんなが釣りに行かなければ、当然剥製の注文も入らないし、
かといって、剥製師は自宅で作業するので営業自粛要請もないため、保障の対象にもなりません。
ま、生き殺しみたいなものですね・・・
幸い、今のところは注文の在庫が溜まっているので、しばらくは大丈夫ですが、
いつまで続くか分からないのがこのウイルスの怖いところです。
連休が終わり、滋賀県では自粛が一部緩和されました。
「県境をまたぐ不要不急な外出及び3密になる場所を避けること」となったたので、
県内のバス釣りはどうやら自粛に該当しなさそうです。
なんと言っても、出航場所が車で1分の場所で、屋外で、誰とも会わない、話さない、「完全に0密」です。
そもそも・・・私の場合は、釣りに行く半分の理由は仕事です。
というのは・・・全国からたくさんのブラックバスのセミオーダーを頂いていますが、
漁師さんの自粛や、バスが激減しているので、思うように入荷しません。
こうなれば、人に頼らず、自分で手配することも考えなくてはなりません。
もし、湖上で漁師さんに何か言われたら、このように説明するつもりです。
ま、漁師さんからたくさんの魚を買っている「客」でもあるので、そこはご理解を賜れるものと思います。
長くなりましたが、久しぶりのバス釣りです。
藻刈りの影響で、去年のポイントはアテにならないので、とにかく走り回って、ウィードを探します。
岸沿いは、ウィードに関しては、ほぼ全滅ですね。
この時期なのに、申し訳程度のウィードがあるくらいです。
まだまだスポーン絡みのデカいのが残っているハズなので、
マシな場所を選んでやってみますが、反応はナシ。
沖に出ると、やっぱり浚渫の周辺にはウィードがありますね。
底が荒いから刈りにくいのでしょうね。
良さげなラインをチャターで流して、48と46の2本頂きました^^
サイズはたいしたことないのですが、今年のバスは太いですね。
周りは漁師さんが漁をしているし、魚探にはベイトの反応が頻繁に出るので、
バスの数は少ないものの、コンディションはいいみたいです。
漁師さんが多いのは、珍しく、南湖にモロコの群れが入っているからかもしれませんね。
ウィードが残っているところでも、アタるのはこの場所だけでした。
たぶんここは「ササバモ」?エリアだと思います。
ウィードびっしりの反応が出ても、釣れないのはカナダモ、枯れたウィードでした。
少ないウィードですが、その中でも、種類を選ぶようですね。
ということは、バスの付き場は相当限られてきますね。
以前のようにダラダラ流しても釣れなくて、知っている人だけが、たくさん釣る現状も理解できます。
今回はポイント探査がメインだったので、バスの顔を見られただけで十分満足です。
たくさん魚探にマークしておきました。
種は撒いたので、次はそのポイントで「狩り」に行きます!
釣果
ブラックバス : 48、46cm (チャター)
5月11日(月)
前回はバッテリーがすぐに無くなってしまったので、今回は新調しました。
ずっと「シーキング90A」を使っていたのですが、その理由はボイジャーよりも軽いからです。
でも、価格も高い割には性能には不満でした。
あまり釣行回数は多くはないのに、それでも2年もすると、充電しても2時間ほどでカラになってしまいます。
エレキ、魚探、両色灯、航海灯と、全て電気を必要とするので、
重要かつ、かなりヘビーな使用にも耐えてもらわなくてはならないので、
残念ですが、現状、シーキングではちょっと信頼がおけないです。
口コミを見ていても、どうもバッテリーの耐久性に問題があるとの書き込みが散見されるのも気になります。
そこで、今回選んだのが、「アトラス」
海外のメーカーということで、ちょっと不安はあるのですが、
国内でもあとはボイジャーとユアサがあるくらいで、思うほど、選択肢はありません。
海では台湾のロングのバッテリーを使用しているのですが、
これがまた、軽量、安価ながらけっこう耐久力があるので、
バッテリーに関しては、必ずしも国内メーカーの優位性はないのかもしれません。
数値だけ見ていると、ボイジャーよりも、
圧倒的に今回選んだアトラスの方が上だったのが決めてだったのですが、さて、どうなることやら・・・
ついでに・・・浚渫周辺や琵琶湖の真ん中で釣る事が多いので、漁師さんもたくさんおられます。
トラブルを未然に防ぐために、航行灯も新調して、LEDに交換しました。
船舶検査も夜間航行で通しているし、琵琶湖では不要な両色灯まで付けているので、これで万全です。
一つ怖いのは、この装備で釣りをしていると、私の船を漁船と勘違いして、
周りのゴムボートやフローターの人がライトを消す事があることです。
ほとんどが無灯火だったり、エリの近くを釣っているので「怒られる」と思うのでしょうね。
フローターで、ライトを消されたら、もう避けようがありませんよ!!
琵琶湖の夜間航行については、もう少ししっかり規制しないといけないと思います。
さて、長くなりましたが、前回にマークしていたポイントに向かいます。
すると、幸先よく、1流し目からHIT〜^^
ブリブリの50pでした^^
春とは思えないほど、よく引いて楽しませてくれました^^
このあともバイトはありましたが、3回ほどバラシとすっぽ抜けが続きました。
風が止んでチャターが使えなくなったので、スコーンに変えますが、ここでアクシデント発生!
なんと!今度はエレキが壊れました・・・><
スロットルハンドルを回しても、スカスカの状態なので、おそらく、ボルトが折れたのでしょう・・・><
無風でエレキナシではあまりにキツいです・・・TT
この後2時間ほど頑張りましたが完全ノーバイトでした。
帰ってネットで調べると、やっぱりロータリースイッチのボルト折れみたいです。
部品交換で直りそうなので、なんとか最悪の事態は免れました。
修理に出すと、またウン万円・・・まあまあバブリーな釣りですね。
釣果
ブラックバス : 50cm (チャター)
5月17日(日)
ようやくエレキが復活しました^^
バッテリーも新調したし、これで電気系統は完璧!のハズです。
普段だったらプレッシャーの高い日曜日は行かないのですが、今年に限ってはあんまり関係ないですね。
例年の平日よりもアングラーは少ない感じです。
そう考えると、県内に琵琶湖という世界有数のバススポットがあるのはありがたい事かもしれませんね。
さて、まだしばらく琵琶湖限定の釣りが続きそうなので、今回は北方向のポイント探査をすることにします。
とりあえず堅田漁港まで、ウィードをチェックして、良さそうなポイントをマークしながら北上していきます。
下手にプレッシャーを与えないように、ここでは釣らないことがポイントです。
ボートが通った後は、警戒してデカイのは食わないので、
マークしたポイントは後で南下するときに、エレキで静かに釣ることにします。
漁港周辺はめぼしいウィードはなく、Uはシャローのみウィードびっしりです。
この時期のキーは水深3〜4メーターで、ウィードのトップが2〜3メーター。
この条件にハマるのが、S岬周辺。
ここはミオ筋もあって底に変化があるし、港周辺だから、藻刈りも出来ない?
ウィード山盛りで、いかにも!的な雰囲気です。
とりあえずチャターで反応を見てみることにします。
すると時々アタるけど、どうも魚が小さいみたいですね。
35pクラスとおぼしき魚を連続でバラシました。
水深が浅いのかもしれませんね。
水深4〜5メーターに落ちるブレイクに残っているウィードに狙いを絞ると、ようやくナイスフィッシュGET〜^^
この後も何度かバイトはありましたが、バラシ、すっぽ抜けで釣果は伸びず、これ1本だけになりました。
このポイントは、いつ行ってもほぼ貸し切りだし、沖の浚渫と違って明るいので、いいですね。
どちらかと言えば、北湖に近いエリアに向かう方が、モンスターが居そうな気もしするし・・・
これから北に向かうか、南下するか迷いそうです。
釣果
ブラックバス : 50p
5月21日(木)
北か南か・・・迷ったので、とりあえず南に行って、芳しくなかったら早めに北に移動することにします。
浚渫絡みのポイントに入ると、すでに多くのボートが浮いています。
自分だけの琵琶湖でもないので、それは全く問題ないのですが、せめて・・・
ヘッドライトの赤灯だけでもつけないと、琵琶湖の真ん中は特に暗いので危ないですよ!!
やむを得ず安全最優先で、琵琶湖では必要ない海バージョンの装備でゆっくり走ります。
高さ約2メーターの位置に夜間灯、下に両色灯の両方をつけて走りますが、
それでも30メーターくらいの距離までボートの存在が分からずに近づいてしまい、
急にヘッドライトを照らされると、ビックリしますね。
数回流して、すっぽ抜けが1回。
魚は居るみたいですが、あまり気を使って釣るのも嫌なので、ここで一気に北上します。
この判断が結果的に誤りでした。
風向きを計算して、流れながら遠目から静かにS岬のポイントに入って流すこと2時間ほど・・・
アタリ一つありません。
何やら生命観がない・・・気づくのが遅すぎました。
最近はそんなに雨は降っていないのですが、この時期は田植えの関係でもともと濁りが入りやすい上に、
水位を上げるために、水門はほぼ閉門。
とにかく少しでも濁るとなかなかニゴリが抜けない。
ここはチャンネルラインのすぐそばなので、本来、
一番に水がクリアになるポイントなので、あまり意識してませんでした。
ニゴリはさほどでもないのですが、とにかく水が悪い!
ロッドで水かき回すと、泡が消えないのは、完全にフォールターンと同じ水質。
バスは呼吸器官がすこぶる弱い魚です。
水が悪いエリアには居ないか、居たとしても食いません。
気づいた時には時すでに遅しTT
まだ時間は午前1時頃でしたが、このエリアは漁港が近いからか、一番早く漁が始まります。
堅田漁港から出てくる漁船に、サーチライトでビカビカ水面を照らされては・・・
もともと活性が低い状況では、なすすべもありませんがなTTTT
漁の邪魔をする訳にもいかないし、かといって、ニゴリがマシなエリアを探すには時間がない。
たぶん結果的に正解だった浚渫のエリアは遠いしボートが密集・・・
車で1分の琵琶湖なので、こんな悪い条件で釣る必要も無いので、
3時間程度の釣りでしたが、早めに撤収することにしました。
釣果 : ゼロ
5月28日(木)
前回の反省からまずは出たとこで水質確認。
雨も降っていないし、放流量が150トンに増えたからか、この日の水はクリア。
湾内以外は、水質的には問題なさそうです。
まずは安定の浚渫エリアから様子を見ることにします。
この日も無灯火のボートが入っていますが、数が少ないのと、月夜なので、なんとか存在を認識出来るので、
ちょっと他のボートから距離を取って、エリアをずらして流すことにします。
すると1投目からチャターにHIT〜
ブリブリの47pでした^^
どうやら活性は高そうです。
一応、アングラーズさんのフォトコンに参加しているので、
ぼちぼち、勝手に決めた自己基準の55pはクリアしておきたいので、
冒険はせずに、この日はひたすらこのエリアを流すことにします。
ま、せいぜい自分の実力では、別に入賞を狙っている訳でもないのですが、
何かを目標にしないと張り合いがないし、釣れたときの喜びも減りますので・・・
チャターで流し続けると、まあ、よくアタって来ますね。
ずっと「1本取れれば御の字」みたいな、修行のような厳しい状況が続いたいたので、
これだけバイトがあるのも久しぶりですね。
チャターはバラシも多く、半分も取れていないですが、
それでもすぐに5本のトーナメントでのリミットをクリア^^
さすがに同じエリアを同じルアーで流しているとプレッシャーが掛かって、食わなくなってきました。
そこでスイミングトゥルーパーに変更します。
適度な風がある時は、チャターほどアピールがないので、バイトは少ないですが、
それでもバラシが少ないのはいいですね^^
こんな日でも、結果的に、取れる魚の数は変わらないかもしれません。
2本追加したところで、やや風が出てきました。
チャターに戻そうとすると、チャターのブレイドに付いているスナップが伸びていました。
モンスターチャターなのに、前からこのスナップの細さは気になっていました。
50クラスはたくさん釣りましたが、そのレベルで伸びているようでは・・・
ま、思っているよりも、シーバスロッドにパワーがあるからかもしれませんが・・・
ちょっと早いですが、十分釣ったので納竿としました。
この日は40代ばっかり7本でした。
人間で言えば、40代は立派なオッサン。
でも、バスで言えば、まだまだ若者?
おじいちゃん、おばあちゃんクラスを釣りたいです^^;;
ま、今年のバスは大きくなくても、太くて筋肉質のバスが多いです。
今日も40代とは思えない程、よく引いて楽しませてくれました^^
釣果
48pまで7本 チャター スイミングトゥルーパー