2020年6月 釣行記

61日(月)

ようやく県境をまたぐ移動も解禁され、これで気兼ねなく日本海にも行けるようになりました。
ま、釣りは三密でもないし、非常事態宣言が解除されたタイミングでもOKだったとは思いますが、
怖いのは「自粛警察」の存在。
ボートは一旦沖に出ると、車は無防備です。
心配しながら釣りをするのでは、心底楽しめないので・・・

しかし 「自粛警察」 嫌な時代になりましたね。
目に見えないコロナも怖いけど、目に見える人間の方がもっと怖いような気がします。
先日、仕事の資材の買い出しで、京都まで行きましたが、
あからさまに京都ナンバーの車に幅寄せされたり、窓から怒鳴られたりもしました。
(ま、京都人に限ってはコロナだけの影響でもないのでしょうけど・・・><)

それでも・・・仕事でやむなく外出しなくてはならない場合もあるし、
ナンバーに書かれている都道府県が実際の居住地とも限りません。
そもそも「自粛」であり、一般人に警察としての権限を付与された訳でもないと思うのですが・・・
そんなことは、少し考えれば分かることだし、そんな程度の余裕すらない、
今のこのギスギスした感じが、とても怖いと感じます。

ネットでの誹謗中傷も問題になっているし、
人間としてのナマーやモラルが薄れてきているところが、一番怖いと感じます。

今回は兵庫県なので、大丈夫とは思いますが、念のため、目立たないように、
暗い間に用意して、誰にも会わないように港を後にします。

まずは東のグリに向かいます。
ここは恒例の春の鰤祭りの開催地なのですが、案の定、自粛している間に、
鰤祭りは静かに終わっていました・・・TTT
うーん、楽しみだったのに残念でなりません><

さて、2回戦はシーバスです。
30
メーターラインの浅場に移動して群れを探すと、時々それらしい大きな群れが映ります。
すかさずジグを投下して、いろんなアクションで狙うも、完全に無視されました。

この日はベタベタで、完全にプール状態です。
活性も低そうなので、早い内に50メーターラインでお土産を取っておくことにします。
90グラムのジグの上にメバル用のスクリューテールをつけた、
「根こそぎリグ」で狙うと、やっぱりそこは兵庫県北部、いろいろ釣れてきますね^^

ある程度お土産を取れたところで、今度は真鯛狙いで、一気に90メーターラインに出ます。
150
グラムのピンクのジグに変えて、真鯛らしき反応が中層に出ると、すかさず投下〜
時々アタるものの、なかなかフックアップせずに、ようやく、中層でHIT
まさかのヒラマサでした^^
この後も魚探に映る反応で、青物か真鯛かを判断して、
しゃくりを変えて狙いますが、食わせることはできませんでした。

昼になって、水面が慌ただしくなってきました。
一面に青物のナブラになりましたが、釣ってみると、これがまたカッスカスの体型のハマチです。
ベイトはおそらくシラス?なので、いずれ脂が乗って美味くなるのですが、
今の段階では釣る価値なしです。
水面をバチャバチャされると気になって仕方ないですが、「完全無視」することにします。

再び50メーターラインに戻って、お土産釣り再開します。
この日はオーバーホールから戻ってきたシマノの炎月とタイラバロッドを使用しましたが、
スピニングでライトジギングするよりも、格段に底取りの精度が高いし、
竿が柔らかいのもあって、めちゃくちゃ面白いですね!

アコウやガシラなどの根魚は釣ってしまうと減りやすいので、
なるべく底を釣らないように、メバルとイサキをメインに狙います。
イサキは大群でいるようで、コツコツアタって掛からないのはたぶんほとんどが小型のイサキ。
この魚はリリース可能なので、小型はリリースしながら数撃って当てる感じで、
なんとか、そこそこのサイズを3匹キープできました。
一番大きいのは37pほど。パンパンでめっちゃ美味そうです^
同じポイントでメバルもほどよく当たってきます。

夕方が近づくにつれ、いよいよ根魚の活性が上がってきました。
中層でもアコウ、ガシラがHITし始めました^^
底が砂地で、かつ中層でHITする根魚は例外なくデカい!
(そりゃそうですよね、砂地や中層では隠れる必要がない根魚しか、出てこれませんし!)

アコウが50クラス、ガシラは40クラスまで、バンバンアタってきます。
自粛の影響で、根魚のプレッシャーが低いのかもしれませんね。
うれしいですが、根魚に関しては、ちょっと複雑になってしまいます^^;
中型までは極力、リリースしますが、それでも目玉を出してしまうともうキープしないと仕方ないし、
胃袋だけの場合は、戻して、なんとか蘇生を試みますが、それでもリリース出来るのは半分ほど。
必要以上に釣っても食べきれないし、あげる場合でも、
その価値を分かってくれる人だけに差し上げたいし・・・
そう考えると、まだまだ釣れそうでしたが、
「これ以上は釣りすぎ!」と判断して、4時頃に撤収することにしました。

今回は8目達成でした!!
居酒屋さんが見ると、泣いて喜びそうな魚種だと思います。
少なくとも、私が居酒屋の店長だったら・・・
今回は以前から約束していた、大阪の居酒屋さんにおすそ分けすることにしました。
是非、堪能してくださいね!

さて、ようやく日本海でも釣りが出来るようになりました。
夏のオフまではもう時間がありませんが、
6月は 「釣り強化月間」 と勝手に決めて、とことん釣りに行こうと思います。

釣果
アコウ50pまで約10 ガシラ39pまで約6 イサキ 37pまで約10 
ヒラマサ 60pクラス ヒラメ 50pクラス メバル28pまで3 他 沖メバル、ツバス






62日(火)

昨日からようやく滋賀県の駐車場の閉鎖も解除となったので、早速ビワマス釣りに行ってきました。
ビワマスも今月末で禁漁になるので、間に合って良かったですね^^
ただ、残りの期間は短いので、ちょっと頑張って釣らねば!!
ビワマスは本当に美味しいです。
これがなくては、夏のオフシーズンの楽しみが減ってしまいますので・・・

ちょっと心配な事が一つ。
滋賀県水産課によると、ビワマス釣りの承認者数は年々増え続けて、とうとう1000件を超えたそうです。
こうなると当然、琵琶湖の固有種であるビワマスを保護する必要が出てきます。
水産課の案では、@期間を615日に短縮A期間を5月末に短縮B竿を一人1本までに減らす 
この3案でアンケートをとって、検討しているようです。
Aを選ぶ釣人はいないので、実質2になると思いますが、
個人的には「もう少しいろんな人の意見も聞いて、選択肢を広げてもいいのでは??」と思います。

私は、「入漁料の徴収」が一番いいと思っています。
放流事業のおかげでビワマスの資源は維持されています。
そこに税金を投入している以上、ある程度の負担は仕方がないと考えます。
言い換えると、釣りをしない人にまで、費用を負担させるのは、公平ではないと思います。
例えば・・・11000円、年間パス10000円みたいな感じで。

琵琶湖は海区であり、他の湖と違うので、難しい面もあると思いますが、
もう少しいろんな意見を聞いてみてもいいのかなと思いますね。
釣人の中にもいろんな考えの方がおられると思うし、中には名案もあるかもしれませんし。

実質2択と書きましたが、釣人は@しか選べないでしょうね。
こうなるとアンケート自体に意味がない気がします。
このアンケートを1000人以上の承認者に送っているので、費用もバカにならないと思います。
ま、最初から答えは分かっていて、形だけ、「釣人にも聞きました」的な感じもしますね。
この点は、とっても残念です。

前置きが長くなりましたが・・・さて、久しぶりのビワマスです。
いつも出す所は小さな川の河口なので、どうしても釣人の邪魔になるので、今回は初めて違う所から出しました。
浜も近いし、釣人も居ないし、本当にラクでした^^
これからはここから出すことになりそうです^^

この時期は暑いので、4時半頃からスタートして、まずは出たところの沖のブレイクを流します。
すると、まだ薄暗いにも関わらず、バンバン当たってきますね〜^^
それも、全部デカイ!(たぶん・・・)
5HIT
でまさかの5連続バラシ
に終わりましたが、
HITと同時に竿尻が跳ね上がるのは、最低でも45pクラスです。
バラシが多いのは、ビワマスは夜目があんまり利かないからでしょうね。
薄暗い時間帯は、HITしても、本当によくバレてしまいます><
取れるのは3割くらい?な感じですね。
食いやすいようにスピードを落として、デッドスローで走っているのですが、それでも・・・

よく、「ビワマスは昼間方がいい」とか「晴れの日がいい」とか聞きますけど、
私は断然、朝一がいいと思っています。
それも、まだ薄暗い、今日で言えば、4時半くらいの・・・。
当然、ドジャーの集魚効果は期待出来ないのですが、食い気満々で活性は高いので、
多少、集魚効果が弱くても、魚の方から探し回ってくれています。
薄暗い時間は、ルアーを見切られにくいのもあると思います。
まだ小型は活動していないようで、とにかく大型揃いで迫力ありますよ〜

朝一番はまさかのノーフィッシュでした><
去年のこの時期は沖のポイントが良かったので、一気に90メーターラインに出ることにします。
去年マークした周辺では、魚探に頻繁に反応が出ます。
このエリアを流すこと4時間ほど、中小型がメインながら10本ほど釣れました^^
そのうち、1本だけいいサイズが入って、なんとか形になりました^^
これからの時期は、沖の深いエリアがアツいのかもしれませんね。
もちろん、暑さとの戦いにもなってきますけど・・・

釣果 
ビワマス : 48pまで約10


〜6月3日(水)

ビワマス釣りは1時で終了して、2回戦の舞台は福井県です。
大潮の直前の凪の日となると、この日しかないので、ちょっと無理して、この日2回目の砂浜出船です。
スロープからだったらまだしも、砂浜2回はキツイですよ〜
20代、30代の時でも、疲労度はMAXの限界ギリギリでした。
果たして・・・40代のオッサンがこんな無理していいものか・・・^^;;

ま、そこまでするのも訳があって・・・
私が思うアオリイカのベストな条件は、大潮の直前の3日ほど。
大潮は月に2回しかないので、半月前ではちょっと早め、半月後では、ちょっと遅めで、若干不安があります。
データからいくと、もうこの日はベスト中のベストな(ハズ)の条件の日だからです。
自粛の影響もあって、半月前は釣りに行けなかったし、
昨秋は、アオリイカの新子が不調で、冷凍ストックがないので釣っておきたい焦りもあります・・・
いろんな条件が重なっての、若干 「無理」な釣行 なんですね。
とはいえ、安全面は絶対に犠牲には出来ないので、体の疲労度を考慮して、
夕方にポイントに入って、半夜で釣って、一旦ボートの上で仮眠。
朝マヅメに、もう一度狙うことます。

ま、ポイントが近かったら、一旦車に戻るのですが、
このポイントはかなり遠いので、夜に長距離の移動は「安全面から避けたい」というのもあります。
そこで、ボートの上で船中泊としたのですが、思えばこれは初めてのことです^^;;

さて、夕方5時半、夜間航行灯をセットして、明るいうちに出発し、6時過ぎにポイントに到着しました。
遠目から、風を計算して、流されながら静かにポイントに入ります。
7
時を過ぎて、ちょっと暗くなり始めたタイミングでHIT
800
グラムほどの雄
でした^^
この時期の雄にしては、極小サイズですが、とりあえずホッ^^;;
産卵の為のノッコミは、ある程度の数で入ってくるハズなので、
1杯釣れたら、それは「タイミングが間違っていなかった」ということです。
アオリイカオンリーで明日の朝までここで過ごすにはリスクがあまり大きいので、
一安心とともに、もう期待値は「限界MAX」です

続けて、すぐにHIT〜今度はキロアップの雄でした。
でも、まだまだ雄にしては小さい!
続けてHIT
今度はちょっと大きそうなので慎重にファイトして、GETしたのは大きな雌でした。
雌なので大きいと言っても1.3sほどですが、もうとちょっと雄も頑張らないとあきませんね〜
家庭で小さくなっている男性が多いと聞くので、どうしても世間や我が家と重なって見えてしまいます^^;;;

今年はホンダワラの位置が微妙に違いますね。
例年よく釣れる、岸寄りのマークしているポイントはホンダワラが少なく、バイトもなし。
湾の中央部にホンダワラが密集している箇所があって、そこにHITが集中しているような気がします。

午後8時を回り、完全に無風になってしまいました。
吹けば釣りにならないですが、無風というのもまた、釣りにくいです。
この時期のアオリイカは警戒心が高くて、エンジンをかけて移動すると、とたんに釣れなくなるからです。
遠目からエンジンを切って、ゆっくりゆっくりポイントに入って行くのですが、
あまりに風がないので、ポイントに入ったのはすでに9時前になってしまいました・・・><

でも、やっぱりここのエリアなんですね。
乗った瞬間、ドラグが「ジーー!!!!」
全然止まりません!

アオリイカはラインを出されても、テンションを保っておけば浮いてくるので、
ゆっくりファイトしますが、真っ暗でどこにアオリイカが居るのか分からないと、不安になってきますね。
慎重にファイトすること2分ほど。
何度も何度もジェット噴射でヒヤヒヤさせられましたが、ようやくネットイン!!
長さを計ると胴長41pの雄でした^^
今までの自己記録が胴長41pの2.4sだったので、
もしかしたら記録更新かもしれません。
ま、この日は2.4sが2胚釣れたのですが・・・
とりあえず、これでアングラーズさんのフォトコンには参加できたので、ホッ^^;;
雄も頑張ってちゃんと育っているのを見て、これまたホッ^^;

時合が終わったのか、さすがに同じエリアを流し過ぎてプレッシャーが掛かったからか、アタリが遠くなりました。
狭いエリアをこのまま釣り続けるよりも、朝にもう一度釣るためにポイントを休ませることにします。

ここで、作戦変更して、ちょっと離れて磯際を流します。
良さげなホンダワラはありますが、磯際はアップダウンが激しく釣るのは難しいです。
まして、夜はラインが見えないので、着底が分からないので「超激ムズ」ですTT
下手に撃つと、エギをロストする可能性を考えて、この日は納竿としました。

ボートの上で仮眠することにしますが、やっぱり凸凹で寝にくいですね。
寝不足と疲労感のおかげで、すぐに熟睡出来る予定でしたが・・・ナメてましたTT
20
分ほどウトウトすると腰が痛くて目が覚めてしまいます。
クーラーの位置を変えたりして、寝床を作りますが、やっぱり眠れるのは30分程度。
朝まではたっぷり6時間ほどあるので、これは大変ですTT

午前0時を過ぎて、今度は風が吹き出しました。
アンカーを確認して、4枚着込みましたが、それでも・・・
これだけ快晴だったら、やっぱり夜は冷えてしまいますね><
もう仕方が無い、風を背にして、フードを深々とかぶり、座ったままで朝まで耐えることにします。
時々「カクン」と落ちかけますが、やっぱりこの態勢では眠れない・・・
こんな長い夜は初めてですね・・・
もう完全に罰ゲームですワ><


さて、耐えて耐えて・・・ようやく午前4時。
風を計算して、再び遠目からポイントに入ります。
やや風が強く、時速0.70.9キロなので、アオリーQに変えて狙います。
これだけ流れると、ラインが見えないうちはほとんど釣りになってないですね。
プレッシャーをかけないように、ラインがうっすら見えるようになってからポイントに入ると・・・HIT〜^^

次の瞬間、ドラグが「ジーーーーー」 全く止まりません。
アオリイカのジェット噴射に、ボートが風で流されるのでその重さも合わさって、重さは倍増。
ドラグを効かせていては、ラインが出て行く方が多いので、ドラグを手で押さえて、
1号のPEが許す、限界のテンションを保って、寄せに入ります。
救いだったのは、アオリイカが大きくて、0.9キロで流れていたボートが0.3キロに減速したことですね・・・^^;
ようやく寄ってきたアオリイカを見て、その大きさにビックリ。
で、「デカイ・・・」
完全に、タルイカに見えました。

50
p径の網に入るのか、心配になるほどでしたが、そこは軟体生物です。
頭にセットした網に向かってジェット噴射で、無事ネットイン!!
計測すると、なんと胴長46p〜〜
これは間違いなく自己新記録更新です^^^^^
それも、もしかしたら夢の3s超え??
黒潮が全くきかない福井県の湾内でも、こんなのが居るのですね。
行くところに行けば、3sは大騒ぎするまでのサイズではないのですが、
福井県の湾内ともなれば、完全に話は別です。
「日本海側の関西地方ではあり得ない」と思っていただけに、これはうれしい1杯です^^
これが魚だったら、剥製にしていたでしょうね^^;;

風が強いので、何度もポイントに入り直し、明るくなりかけたタイミングで、またHIT
今度も良型の雌でした^^
この日は快晴で、6時には太陽が昇って、イカ釣りタイムは終了となりました。

湾内で中アジを釣る予定でしたが、もうすでにクーラーは8割満ちています。
せっかく苦労してアジの群れを探しても、もう入りきらないので、
午前7時、まだほとんどの釣人はこれからの時間ですが、これで納竿としました。

帰って早速、アオリイカを計量します。
祈りながらデジタルスケールで計測すると・・・
目を疑う、まさかの「2990」グラム><
「マジで??」

何回計測しても、2980グラムになることはあっても、とうとう3sは超えませんでした・・・><
ま、生きていたら間違いなく、3キロを超えていたのでしょうね^^;;
あまり今まで深く考えた事も無かったですが、
アオリイカはどのタイミングで、どの態勢で計るのが正しいのでしょうね??
一番秤をセットしやすいのは墨を吐く、ロウトの部分。
ここに掛けると胴体には水が半分くらい残っているので、かなり重たくなると思います。
釣り上げた後に墨を吐くか吐かないかでも、かなり変ってもきますしね・・・^^;
ま、死んだら水分はほぼ抜けてしまうので、「一番厳しい計測」だと言えるのかもしれませんね。

余談ですが、アオリイカは締めると小さく見えてしまいますよね?
釣り上げた直後は、特に雄は厳つい模様がハッキリ出て、
興奮して胴体もパンパンに張っています。
それが、締めた途端に色が抜けて、フニャフニャに・・・
これでは写真を撮ろうという気持ちにもならないですね。

イカの場合は胴長で計測した方が正確なのかもしれませんね。
となると、他の魚とは完全に反対です。
バスなんかは、長さは測り方や口の開け方でかなりの誤差がありますが、ウエイトは正確です。

ま、趣味の世界です。
どうでもいいことだけど、記録モノを釣った時にしかこんなこと考えないので、
今後、滅多に書くこともないでしょうし^^;;

釣果
アオリイカ : 雄胴長46p2990グラム胴長41p2370グラム他、雄2杯 雌2杯 合計6杯 







65日(金)

海に行った後は琵琶湖で潮抜きです。
となると、釣れないバスよりも当然ビワマスな訳で・・・^^;;
前回好調だったので、今回も同じ作戦で、とりあえずは港の沖のブレイクからスタート。
暗いうちに一発狙いましたが、それらしき魚は、やっぱりバラシ・・・
よほど夜の視力が悪いのでしょうね。

かなりゆっくり流しているのですが、それ以上に、食うのが下手なようです。
明るくなったタイミングで、岬の前のブレイク周辺だけバイトが連発し、5本釣れました^^
2
時間ほど運転したら、エンジンを休めるためにキャスティングに変更することにします。
まだまだ試行錯誤なので、毎回作戦を考えてきて、いろいろやってみます。
この日は本流のサクラマス用のスプーンを使いましたが、
やっぱりちょっとデカいからか、ノーバイトでした。

そこで、このスプーンをドジャー代わりにして、下に3.5グラムのスプーンをつけることにします。
文章にすると難しいですが、バスで言う、「ヘビキャロ」のような感じですね。
トローリングでやっている仕掛けを、強引にキャスティングする感じかもしれません。
30
分ほどやってみましたが、ケタバスとウグイが釣れただけでした。

次は沖の90メーターラインに出ることにします。
前回好調だったエリアを再びトローリングで流すと、ようやく40アップがHIT〜^^
周辺ではバイトが続きますが、まだまだ時間があるので、
ポイント探査を兼ねて、このエリアの周辺にまで広げて、
広範囲に流すと、頻繁反応が入って竿が曲がります。
2時間余りで10本ほど釣れました^^
ただ、サイズはほとんどが3540pまでの中型の完全 「金太郎アメ状態」 です。
ま、小さくはないので、贅沢は言ってはいけませんね^^;

バイトが多かったエリアに戻って、キャスティングすると、ついにビワマスHIT
35pクラスでしたが、めちゃくちゃ嬉しかったです^^
今まではピックアップ時に、事故的に釣れたことはあったけど、
ちゃんとキャスティングで食わせたことは無かったと思います。
トローリングは確かに釣れるけど「釣り」というかは「釣れた」という感覚です。
悪く言えば、「釣りというよりは漁に近い」イメージです。

そういう意味で、初めて「ビワマスを釣った!」と、心底、思えました。
ビワマスはけっこう派手に食いますね。
リトリーブ中に「ゴン!!」とくる感覚は青物に近い感じでした。
バスやシーバスとは、明らかに食い方が違いますね。
バス等は吸い込み系バイトなので、大きくても、「ガツン!」とは来ないし、
そもそも、私はバスもシーバスもナイロンラインがメインなので、来るハズもありませんね^^;

今回は緩急をつけたリトリーブに、時々ストップを入れて、スプーンが浮き上がらないようにしましたが、
ストップを入れた瞬間に食ったので、とっても「食わした感」がありました^^
この後、ウグイを数本釣って、ビワマスをもう1本追加することが出来ました^^
トローリングと比べると、まだまだ分が悪いですが、とりあえず方向性は、
間違ってはいないみたいですね。
琵琶湖は広いので難しいですが、ある程度、「ビワマスがいる場所が特定出来ている場合」は、
十分に戦力になると感じました。
ま、それで十分なのです。
基本的には、エンジンを休める時間にだけキャスティングをするので、
トローリングで、ビワマスのいる場所は特定出来ているだろうし・・・

この日はすこぶる活性が高く、数は20本ほど釣ったと思います。
やっぱり去年もそうだったけど、6月はよく釣れますね〜
いろいろありそう(前述)なので、来年も6月に釣りが出来たらいいのですが・・・

釣果
ビワマス : 43pまで約20



68日(月)

月曜日は週末のプレッシャーの影響が残るので、あまり行かないのですが、
土曜は大雨、日曜が大荒れだったので、6月に入ってますます「安定感MAX」のビワマス狙いへ行ってきました。

日曜日は大荒れと書きましたが、北小松でプレジャーボート転覆のニュースがありました。
なんでも、10人乗りのボートに12人ほど乗っていたそうで・・・
人数制限オーバー、ライフジャケット不着用、悪天予報なのに無理して出航・・・
これは、責められても仕方ありません!!
命が助かった事が唯一の救いでしたが、船長である以上、肝に銘じて欲しいと思います。
もちろん、自分を戒める気持ちも込めて、そう思います。

さて・・・金曜日が好調だったので、同じプランでやってみます。
まずは港の沖のブレイクラインを流すと、すぐにHIT〜いきなり40アップでした^^
「今日も快釣!」と思ったのも束の間、この後、2時間ほど流しましたが、ウグイが数本釣れただけでした・・・><

やっぱり大荒れの後は、良くも悪くも、状況が大きく変わることがありますね。
そのことを頭の片隅に置いていれば、2時間も浪費することもなかったですね・・・反省><
金曜日の釣果は、「完全にリセット」しなければならないみたいですね。

当然、浅いエリアの方が、大荒れの影響を受けやすいので、前回も好調だった沖のエリアへ移動します。
すると・・・ここは好調継続中でした^^
バタバタっと10本ほど釣れました^^
持ち駒を増やすつもりで、他のポイントも回りましたが、全くダメだったので、
ここに戻って、更に数本追加して終了としました。

釣果
ビワマス : 45pクラスまで約12



612日(金)

前回好調だったアオリイカ。
どうしてもストックが欲しかったので、ちょっと無理して「ボート泊」しましたが、
やっぱりこの年齢になると次の日がこたえますね・・・^^;;
筋肉痛だけだったらまだしも、寝ている間に虫に刺されたのか、未だにカユイ・・・
手の甲はブツブツがたくさん残ってしまいました><
この、なかなか治らない所にも、歳を感じますね〜><
やっぱり・・・夜通しの釣りは、よっぽどの時以外は避けたいですね。
暗いと、釣れても面白さが半減しますし。

ただ、晴れの日に行くと、「朝一番だけの一瞬の釣り」になってしまうので、
今回は曇天(小雨OK)の日を選んで行ってきました。
大潮が終わって、中潮の最終日、潮回りの条件も悪くはなさそうですし。

やや早い午前4時過ぎに、念のため夜間灯をつけて出航します。
いつもはポイントに着く頃には明るくなっているのですが、この日は霧がかかっていて
弱い霧雨が降っている「最高の状況」です。

風を読んで、遠目から流されながら、ポイントに入ると、すぐにHIT
800
グラムくらいの雌でした^^;;


続いて、HIT〜これも1s程度の雌でした^^;

アタリが途絶えましたが、空を見ると、陽が差してきそうもないので、
一旦ポイントを休ませて、後で入り直すことにします。

ここからは、ずっとやりたかった「磯アオリ狙い」です。
磯はアップダウンが激しく、底も荒いので、ラインが見えない夜間では、ほとんど釣りになりません。
いつも、朝一番は藻場ゲームからスタートしますが、
この時点で日が昇ってしまうので、今まで磯は、ほぼ手つかずでした。
今日はとことん出来そうです!!

午前7時頃、湾内出口付近の磯場でHIT
サイズアップしたものの、これも1.5キロほどの雌でした^^;
幸い、磯と平行に弱い風が吹いているので、ここから延々、磯を流します。
岬の前に差し掛かったところで、「ゴン!」今度はドラグが止まりません。
ずーっと鳴りっぱなしなので、さすがに「魚?」「ツバス?」
と思ってましたが、ゆっくりゆっくり寄せると、大きな雄のアオリイカでした^^
2
回連続で2キロアップ達成^^
でした!!

本来だったら大喜びするところなのですが、前回のが大きすぎて、どうしても小さく見えてしまいますね^^;
一旦藻場に戻って、1.2キロ程度の雌を追加して、
2
sアップが釣れたポイントをもう一度流すと・・・2匹目のドジョウが居ました^^
これも1.7キロほどの雄でした^^

この後も磯を流し続けて雌を追加した時点で、太陽が出てきてしまいましたTT
こうなると、アオリイカのデイゲームは途端にキツくなります。
時計を見ると、午後2時前。
いやいや、よくここまで天気が持ってくれましたね〜^^
晴れてきて言う言葉ではないのですが・・・
この時点で合計7杯。
一日の春アオリの釣果としては、記録更新だと思います。
もう十分堪能したので、この日はこれにて終了としました。

釣果
アオリイカ2080グラムまで7





616日(火)

さて、ビワマスも今月限りなので、いよいよ終わりが見えてきました。
ここからはラストスパートです^^;;

土曜日に100ミリくらいの大雨が降ったので心配でしたが、浜に着いて水を確認すると、問題なさそうです。

いつものブレイクから流すと、魚探に反応は出るものの、たまにウグイが釣れる程度です。
大雨の影響か、水面にはゴミが多くて、避けて走るのも気を使います。
死んだ魚も多くて気持ち悪いので、前回の反省を踏まえて、早めに見切りました。

やっぱり大雨の影響を受けにくいのは、河口から離れた場所なので、沖の90メーターラインを流すことにします。
バラシがあまりに多いので、前回までは「フックの検証」をずっとやってきました。
竿が2本あるので、1本はチヌ針、1本は早掛けタイプのストレートフック。
この2本で徹底的に検証すると、圧倒的にストレートフックの方がキャッチ率が高い結果になりました。

チヌ針はネムリが入っているので、口の中を滑って、口の縁に掛かります。
チヌや真鯛は口の中が堅いので、縁に掛ける必要があるのですが、
ビワマスの場合は、口の縁が弱い!
ここに掛けてしまうと、簡単に口切れでバラすので、なるべく口の中の奥深いところを捉えた方が良い、
こう考えて、今回は全てストレートフックで挑みます。
さて、これでバラシ病は解消するのか??
いざ・・・

この日もやっぱり、ここのポイントは「鉄板」でした。
ただ・・・バンバン、アタるものの、取れるのは半分程度・・・><
うーん、全然治ってませんがな!!
もしかすると・・・前回のチヌ針よりもキャッチ率が低いような気がします。
前回の検証結果は、たまたま??
結構な数のサンプルを集めたハズなんですが、こうなると、また迷いますね・・・><

バラシ方は大きく分けて2つです
一つは口切れでもう一つはフックアウトです。
ビワマス場合は、経験上、ほとんどが口切れです。
まあ、とにかく、この魚は口が弱い!
アジ科の魚と変らない気もします。

本来だったら、磯竿やヘラ竿で釣るべきターゲットなのかもしれませんね。
それを60号が引けるようなギンギンの硬い竿で、太いルアーフックを付けて釣っている事が、
そもそも強引過ぎるような気もします。
私はダウンリガーの釣り方と違って、オモリを引っ張る釣り方です。
60号のオモリのすぐ横で、ビワマスがブンブン首を振ると・・・
そりゃ、口が切れて、サヨナラしますよねTTT

また悪いことに、中型までのビワマスは首の振り幅が小さいし、
ウエイトもないので、クッションゴムで十分吸収出来るので、ある程度キャッチ率は高いのですが、
大きい魚に限って、バラすということになります。
クッションゴムが伸びきった状態で、重たい魚が大きな振れ幅で首を振ると当然・・・
私が考える、根本的なバラシ多発の原因はココ!
ここを解決しなくては始まりません。

そこで、まず試したのが、ドラグを緩めて、なるべく口に負荷をかけない方法。
やってみると・・・ファイト時間が長くなるので、その間に針穴が広がって、結局バラシ・・・
キャッチ率は思うように上がらないし、何より、効率が悪い。
時間を掛けて結局バラすのは、ショックも大きいし・・・TT

さんざんバラして、考えた末に行きついた最後の手段は・・・
「クッションゴムの2連結」。
これでようやく、BIGサイズをGET出来ました^^^
なんとか一矢報いることが出来ました^^
久しぶりの50アップです^^

それも腹パンパンでめっちゃ美味そう^^
ウエイト1760グラムは自己記録更新かもしれません^^
キャッチしたのはちょうど午後0時、予報通り、北風が吹き始めました。
荒れ出すと早いですね、すぐに白波が立ち始めたので、撤収としました。
最後の1本はクッションゴムが取らせてくれたと思ってますが、この検証はまた次回ですね。
バラシとの戦い、まだまだ続きそうです。

釣果
ビワマス51.5pまで約12



618日(木)

毎年この時期になると、いや、今年は特に!好調なアオリイカに行きたくて、
ずっと天気、風、波予報とにらめっこしているけど、なかなか大自然が行くことを許してくれませんねTT
春アオリはこの3拍子が揃わないとダメ
なので、
私のようないつでも行ける人間でさえ、なかなか行くことが出来ません。
普通のサラリーマンだったら、もうシーズンにワンチャンスあるかないかの世界でしょうね。
恵まれている私が、文句を言ってる場合ではありませんね^^;

待ちに待って、ようやく行けそうな予報が出ました・・・^^
が、朝になって再度確認すると、悪くなってますがな・・・><
悪くなるというよりかは、若狭湾は地形的に、
風の通り道になりやすくて、ピンポイントで強い風が抜ける
んですね。
この日も若狭湾以外はベタベタの予報なのに、ここだけ・・・

こうなると、もう「狙い撃ちのイジメ」みたいなもんですねTT
見る予報によっても違うので、風は予想が難しいのでしょうね。
行けそうな気もするけど・・・南風の強風は一番怖い風なので、安全を第一に考えて、
道中のちょうど中間点の、琵琶湖北湖で途中下車して、ビワマス狙いに変更することにしました。

アオリイカに合わせて、わざわざ、雨の日を選んだので、この日は10時頃から雨の予報です。
さすがにビワマスは雨の中はやりたくないので、最初から本命の沖のポイントに向かいます。
今にも雨が降り出しそうな、曇天。
こんな日はやっぱり低調ですね〜^^;;
いつもだったら、浅いレンジを引いていても、ドンドン下から食い上がってくるのですが、
やっぱりこれはドジャーの集魚効果によるものだと思います。
これだけ光量が少ないと、魚も気づかないのか、レンジも深い・・・。
いつもよりも2本とも10メーター下げて、55メーターと65メーター出してなんとかポロポロ、アタり出しました。
それでも運悪くルアーの周辺を泳いでいた魚だけなんでしょうね、時々アタる程度です。
また、この魚は目が悪いのか、朝一番や、曇りの日は、やたらバラします。

前回までのフックの検証で、一定の結果は出ていたものの、この日はバラシ多発。
予報よりも雨の降り始めも早く、気も焦ります。
35p前後を何本かキープして、40アップが出た時点で、終了としました。
雨の中、わざわざやる釣りでもない(2回目〜)ので・・・
8時までの短時間の朝練程度の釣りでしたが、それでも週末の飲み会の魚が出来ました^^
ま、もともと、今回はアオリイカに振られての「スベリ止め」。
そう考えたら、これでも十分です^^;;

釣果
ビワマス : 43pまで約8


6
22日(月)

土日が天気が悪かったので、プレッシャーも大丈夫と判断して、月曜日に行ってきました。
ビワマスも、いよいよ先が見えてきました。
ビワマスは鮭と同じで、秋に生まれて約4年後の秋に産卵して死ぬ魚。
7
月から11月まで禁漁であることを考えると、
6月後半の今の時期が一番デカイのが釣れる確率が高いので、今回はもうサイズ狙いでの釣行です。
ま、この魚は群れの中に大小入り交じっている?感じで、サイズは選べないんですけどね・・・
そこはもう、「数撃って当てる作戦」ですね。

この日は昼頃から北風が強まる予報です。
予報では9時までは風速1メーター、11時までは2、12時からは3メーター
ミニボートでは3メーターになると完全にアウト
2メーターでも、追い風のみの「一方通行の釣り」で効率がとっても悪い・・・><
風の予報は精度が低いので、今回も最初から飛ばして行かないとダメみたいですね。

ブレイクのポイントは40クラスを1本取っただけで、
どうやらイマイチ低調なので、早々に見切って、沖に向かいます。
この日は快晴で、水面では鮎ボールがあちらこちらに。
上を意識しているビワマスには、ドジャーの集魚効果は抜群ですね。
もう「ご近所さんいらっしゃい!」みたいな感じで、
遠くからもみんな集まってくるような感じで、竿が曲がる曲がる・・・^^
2
本の竿のどちらかが必ず曲がっている状態で、同時HITもしばしば。
こんな時はもちろん、大きそうな方を選んでファイト^^
9
時頃には40アップでリミットを達成出来ました^^
たぶん、これは初めてだと思います^^

本来だったら、ここからは「入れ替え戦!!」となるのですが、ビワマスはそうはいかないんですね・・・
滋賀県が定めたルールでは、キープのリミットは5本。
でも、このルールの書き方がかなりアバウトな表現かつ、
イケスがない、または小さいボートでは、どこまで厳格に守れるのかは、
ルールの表現の解釈と、アングラーの意識によるのかもしれません。
基本的には、5本を揃えてしまうと、即、終了となってしまいます。

誤解を恐れずに言うと、ビワマスは釣る事は簡単(特に今の時期は!)
でも、キーパーを何pに設定するかが、とっても難しいです。
30pちょいでキープしていると、下手したら一瞬で終わってしまうし、
かといって、40pにすると、大漁なのに、クーラーはスカスカなんてことも。

6月はこれだけ詰めて行っているから、ある程度サイズと釣果の予測が立つから出来たけど、
本来は、キーパーを40pに設定するのはめちゃくちゃ勇気のいることです^^;;
ま、今の感じだと、35pからスタートして、釣れるたびにサイズを上げていくのがベストかな。
思えば・・・この釣りを始めるときに、ビワマスの釣り方からポイント、許可の申請まで、
ビワマスの「イロハ」を教えてくれた師匠曰く
「ビワマスは1日走って、なんべんか当たって1本釣れたら御の字!
リミットなんか、全然、心配せんでええ!!」

と聞いていたんですが・・・もしかして?もしかしてだけど??
「超えた?師匠を?」
いやいや、もしかしたら、師匠は50pをキーパーに設定しているのかも???

釣果
ビワマス : 44pまで多数



624日(木)

ずっとアオリイカ釣りに行ける日を、予報とにらめっこで模索してましたが、
どうやらこのままタイムアップになってしまいそうですねTT
ま、アオリイカとビワマスの好条件の天気は真逆!なので、どちらに転んでもOK!
この日は快晴で、ビワマスには最高!
長いシーズンオフの前に、もう少しストックも欲しいし、今回も琵琶湖北湖へ行ってきました。

暑くなって、ちょっと調子が落ちてきたブレイクラインはパスして、最初から沖に向かって走ります。
群れがいるのを確認して、80メーターラインからスタート。
ここはブレイクと違って、スロースタートですね。
日がある程度昇ってから、急にスイッチが入る感じです。

今年はひたすらフックを検証してきました。
途中経過を何回か書いたけど、ようやくある程度、確証が得られたと思います。
主要なフックをたくさん持参して、1本釣るごとに、掛かり所を見て、
フックを曲げたり、ひねったり・・・
もう何のフックか分からないような、原型を留めていないフックもちらほら。
フックメーカーの人以外で、ここまでする人もまあ、稀でしょうね。

今年も数百ほどのデータは取れたし、ほぼ、最終形に近づいたように思います。
今回は、ビワマスの口の理想の箇所をけっこうな確率でとらえる事が出来ました。
もちろん、釣り方的に、バラシと隣り合わせの釣りなんだけど、
それでも、最初と比べると、小さいのはともかく、大きい魚のバラシが減ったように思います。
それが40アップでリミット達成へと繋がっているんだと思います。

あと、この釣りで大切なのは、クッションゴム。
先月まではずっと30pでやっていたけど、前回から50p、今回は50pと30pの連結。
これで、デカイ時だけ、エンジンを切って、ドラグを緩めて細心の注意を払ってファイトすると、
かなりの確率で取れるようになってきました。
ただ、ファイトがゴムで吸収される分、引きはマイルドになること、
仕掛けが長くなる上に伸びるので、取り込みの時にやや苦労しますけど・・・^^;;

今回は数釣りの中に、時々50前後が混じる感じでした。
51.5pを頭に、49p、他40前後でリミットメイク出来ました^^
さて、これで終わりか、もう一回行けるのか・・・
最終日にかみさんに休みを取ってもらっているので、
ラストは夫婦船で2人で50アップを持って写真を撮って、フィニッシュ!
うーん、これがベストかな。

釣果
ビワマス : 51.5pまで多数



629日(月)

明日の最終日は2人でやるつもりでしたが、あいにくの雨予報になってしまいました><
そこで、1日早く、一人でラストのビワマスに行ってきました。
もう十分釣ったので、今回の狙いは大物オンリーです。
いつもだったら4時半頃に出船するのですが、この日は寝坊で社長出勤になってしまいましたTT
1時間遅れの5時半にスタートします。

沖のポイントは朝一番はあんまり釣れないので、あまり影響はないですね。
この日もスイッチが入ったのは、6時を過ぎてからでした。
デカイの混じりで怒濤のHITが続きます。
フックの形、ながーいクッションゴム、ドラグユルユルのファイト・・・
前回までの検証から、作戦もきっちりハマって、この日もあっさり50アップGET〜^^

6
月に入って、50アップの難易度が劇的に下がってきてますね〜^^
7月以降は未知の世界だけど、50アップでリミット達成なんてこともあり得るのかな??
鮎を食っているからか?魚も太いし、食べても脂ノリノリでめっちゃ美味です^^

快晴で風もないので、ビワマスには最高の条件です。
今日までと思えば、急に名残惜しくなってきますね^^;
この日は時間の許す限りひたすら釣ることにします。
大きいサイズも混じるものの、30p以下の小さいサイズも多かったですね。
これは、来年には40クラスになるのかな?
このサイズがこれだけ居ると言うことは、まだまだビワマスの未来は明るいような気がします。
ま、来年もこの釣りが無事に許可されたら・・・の話ですけど。
周囲からはいろんな話を聞くので・・・。

昼を回ると、さすがに快晴、無風では人間が持たないですね><
汗が止まりませんワ〜TTTT
老体にはこたえます・・・><
もう十分釣ったので、竹生島に一礼して、納竿としました。

これで2年目のシーズンが終わりましたが、いやいや、今年もよーさん釣れました^^
ビワマス釣りは決して面白い釣りではないし、ゲーム性も低いけど、
バラシ対策でフックの検証とか、いろいろ考えて釣ったので、そこが楽しかったですね。
どんな釣りでも、試行錯誤で「あーでもない、こーでもない」
と、いろいろやっている段階が一番楽しいですね。

その段階を過ぎた今、来シーズンは何をしてこの釣りを楽しむか、これが一番の課題ですね。
ただ単に、食べるためだけ釣りに釣りにならないように、
時間はまだまだあるので、いろいろ考えてみたいと思います。
さて、ビワマスの次は何を追うかな?
うーん、夕涼みでバスかな?
一回限定でナマズもアリかも。

釣果
ビワマス : 50.5pまで多数



73日(金)

待ちに待って、ようやくアオリイカの最高の条件が出ました!
夕方から雨の曇天予報、しかもベタナギの無風の予報・・・
うーん、どれだけこの予報が出るのを待っていたか・・・^^;;
待ち過ぎて・・・ちょっと遅いかなぁ・・・今まで7月に釣ったことはないし。
潮回りも最高で、大潮前の中潮。
時期以外の要素は完璧だけど、さて、間に合うかな???

朝一番は、ベタベタの海面をかっ飛ばして、遠くの入り江で藻場ゲームからスタート
いつものように、流れを計算して、遠目からエントリー。
すると、まだポイントに入らないエリアでいきなりHIT〜^^
雄の割には小さい1sクラスだったけど、釣れたことが重要デス!!
産卵期のアオリイカは1杯だけで浅場に差してくることはないので、この時点で爆釣注意報発令^^

さらに数投目、同じポイントでHITこれキロクラスの、今度は雌でした。
サイズ的に、さっきの雄とペア?かもしれませんね。
この時点で爆釣注意報は、爆釣警報に格上げ〜^^

ほぼ無風のため、ゆっくりゆっくり流れて、いざ、ポイントに入ってビックリ。
光の加減で全く見えませんでしたが、付近は見渡す限り、切れたホンダワラの塊が・・・><
なるべくホンダワラがないエリアを狙ってキャストするも、いかんせん、量が多すぎる・・・。
もともとノーコンだし、超ロングキャストでは、キャスト精度はさらに下がる上に、
着水地点が見にくいので、藻の上に落ちたかどうかも分からない・・・><
こんなスローな釣りを、半信半疑のままやってると、気持が続きませんね・・・TT

いつもだったら、漂っている藻は、すぐに流されて行くんだけど、この日は完全に無風。
完全にその場に「ステイ状態」です。
こちらも同じようにステイしていては広範囲に探れないので、動かなくてはなりません。
でも、これだけ藻だらけのポイントでエンジンをかけようものなら・・・一瞬でOUT><
しかも、この時期のアオリイカは警戒心がすこぶる高いので、エンジン音は絶対にNG
一番の実績ポイントだけに粘ったけど、結局、このポイントでは、ほぼ釣りになりませんでした。

藻場ゲーを諦めて、2回戦は磯ゲー。
前回と同じく、磯際を流していくと・・・時々、魚らしきHITが・・・
「嫌な予感」は的中、やっぱり正体はサゴシ。
こうなると、途端にテンション激下がりです><
沖でジギングしている時の、イルカと同じレベルです。
HIT
する度に、運良く切られなくても、リーダーはボロボロ、エギもボロボロ。
大事なアオリー王Q2個ロストしたところで、完全に心が折れましたTT
何度か移動したけど、付近の磯はどこに行っても・・・
磯ゲーは無理なので、もう一度藻場に戻るも、状況は変わりませんでした・・・TT

午前10時を回って、雨がパラパラしてきました。
予報よりも降り出しが早いみたいですね。
港から遠いポイントは早めに避難して、湾内に戻ってアジの群れを探すことにします。
湾内をウロウロしていると、それらしき反応を見つけました!
すかさずジグを投入すると30pクラスの中アジでした。
もちろんこの時点で、再び爆釣警報発令
まあ、アジが1匹でいることはさすがにないので・・・。

中アジをクーラー満タン釣って干物にすることにします。
雨で時間がないので、ここで必殺!「サビキ」投入。
すると、釣れるけど、アジのサイズが上がらず、ほとんどが20cmクラス><
これではさすがにカスカス。脂が乗ってないので、干物には・・・

自家消費だったらまだしも、たくさん作って、
人に差し上げる分には、ある程度の品質も問われるし・・・
これだと、「ありがた迷惑」になるかもしれません。
この日の水深は15メーターほど。
ちょっと中アジを狙うには浅すぎますね。
また違う群れを探すのも大変だし、本命のアオリイカも釣れたので、ここで納竿としました。

釣果
アオリイカ雄11  (ともにキロクラス)


剥製工房★GALAXY