2020年12月 釣行記

122日(水)

さて、待ちに待った「2021年度のビワマス」の解禁です。
2020年度との変更点は?
ビワマスのキープが、1承認あたり5本までとなっただけです。
私の場合はこれまでから5本をリミットにしていたので、全く関係ないですね。
と言うかは、今までからリミット5本がルールだとずっと思っていました・・・TT

知ったのは今年の8月のこと。
琵琶湖海区調整委員会のアンケート結果を確認するために、ホームページを見ていると、
ビワマスを5本以上、それどころか10本以上キープするアングラーが相当数おられたこと。
そこで、去年までのルールをもう一度精読してみると、
プレジャーボートについては、「キープは5本までにしましょう」とありました。
「しましょう」という表現がなんとも曖昧、禁止ではないのですね・・・
ま、6本以上については、よくある「グレーゾーン」というヤツですね。
でも、誤解が生じるようなあやふやな表現はやめて欲しいですね。
ルールであれば、もちろん守らなくてはなりませんが、
みんなが平等になるように、もっと厳格に定めて頂きたいと思います。

久しぶりだから、ポイントも分からないので、とりあえず、
5060メーターラインを、ブレイクに沿ってIからKまで流すことにします。
朝は曇っていて、なかなかバイトが出ませんでしたが、
9時頃に晴れてきて、バタバタっと当たってからは、すぐにリミットが揃いました^^

無風の快晴だったので、ポイントを探して、ここからクルージングで疾走してきました。
まだまだ気温も高く、最高に気持ちよかったです^^
海もいいけど、琵琶湖も風情があって最高ですね^^
遠くに竹生島が見える景色なんて、ほんとうに趣があります。
海では、さすがにこんなに鏡のような水面にならないので、結局、大遠征して、竹生島を1周して、帰ってきました。

途中に魚の反応が出たポイントで、1時間ほど流して、40クラス2本取れたので、
イケスの魚と入れ替えして、終了としました。
今年のビワマスは割と良さそうですね。
それ以上に、ウグイもいいですよ^^;
今日のウグイは、ヤバイぐらいにデカくてブクブク。
何度ぬか喜びしたことか・・・><

真ん中の魚は雌でまだ抱卵してました。
水温が高いから遅れているのかもしれませんね。

釣果
ビワマス43pまで約8






129日(水)

どうやら今年のビワマスは開幕から好調みたいですね〜^^
まだ水温が高いので、活性がが高いのは分かるんだけど、サイズがいいのが意外ですね^^
知り合いは初釣りで、5リミットのうちの、4本が50アップですと!!
本来、この時期は大きいのを釣るのが難しいと思っていたのに、案外、そうでもないのかな?

私の浅い認識では、ビワマスは鮭と同じように?
秋に生まれて4年後の秋に産卵して、その一生涯を終える・・・
そいう考えると、今は秋が終わったばかりなので、ピカピカの4年生しかいないから、厳しいハズなのですが・・・^^;
一説には4年以上生きる魚も居るとか居ないとか??
ま、理由は分かりませんが、嬉しい誤算です^^

出船時にお会いしたアングラーさん(気持ちよく車を入れさせて頂き、ありがとうございました!)も、
初釣りは回りも含めて、「みんな好調」とおっしゃっておられました。
こうなると、俄然難しくなるのが、キーパーの設定ですね^^;
この釣りは、これが一番頭を悩ませるかも?と思えるほどに、頭を抱えます。
例年、この時期は35pで行くのですが、
今年はもう少し上げても良さそうですね。
小さい魚をキープしてしまうと、下手?したら開始数時間で終わってしまいます><

あまりに毎回悩むので、先週からビワマスでは初めてイケスを使うことにしました^^
今まで使わなかったのには、いろいろ理由があって・・・

イケスは小さいのですが、一応、2穴循環タイプです。
止まっていれば、水が絶えず入れ替わるので、魚は弱らないのですが、
ボートを走らせると、船首が上がって、水が自動的に抜けてしまうことが問題なんですね。
走る度にイケスのカッパーを締めないといけないのは、
面倒だし、その間は水の循環も止まるので、すぐに弱ってしまいます。
カッパーを締めるのを忘れた時なんか、もう最悪です。
水が無くなって、魚が全滅・・・><ですTT

先週に実験したのですが、ビワマスのトローリングだと、走ると言っても、時速3キロ程度。
これだと、ほとんどイケスの水位は変らないことが分かりました^^
これで、キーパーの設定の問題が、一気に半分解決しました^^
ただ、あくまで小さなイケスなので、最大でもイケスに入れるのは2本までにしておくことにします。
頻繁に入れ替えするとどうしても弱ってしまうし、
どうせ、リリースするのであれば、元気な状態でリリースしてあげたいし^^;;

この「元気な状態でのリリース」というのが極めて大切で・・・
余談になりますが、リリースについて20年ほど昔、「釣りサンデー」でこんな実験をやってました。
(記憶の範囲ですので、多少の間違いはあるかもしれません)
魚はヒラスズキ。
言わずと知れた荒磯の王者で、ウロコも硬いし、生命力も強そうな気がしますが・・・
さて、結果は?
釣れてすぐに、大きな水槽に入れて飼育したのですが、1カ月も経たないうちに、ほぼ半数が死んでしまいました。
飼育後、数日経つと、魚体に人間が触れた箇所が変色し、そこからウロコが剥がれていきました。
中には、人間の手の形が魚体に浮き出る魚も居て、かなり痛々しかったのを覚えています。
専門家によると、死んだ理由は「低温やけど」だそうですが、リリースするのであれば、極力魚に触れずに、
元気な状態でないと意味が無いことが良く分かりました。

あくまで、これはヒラスズキでの話で、魚によって大きく異なると思います。
ただ、ビワマスに限らず、トラウトは特に、ウロコも小さく剥がれやすいなど、繊細な感じがするので、
自己満足のリリースにならないよう、リリースの意味をしっかり考える必要があると思いました。
トラウトに限っては、とりあえず、ラバーネットは必須だと思います。

浜でいろいろ情報交換をして、出航すると、8時前になっていました。
先週に好調だった80メーターラインを流すと、バタバタっと当たって、すぐにリミットの5本が揃いました^^
40p以上をキーパー、36p以上をイケスに入れる作戦でしたが、
サイズも大きく、ほとんどが40クラス以上でした^^
何度か入れ替えて、40アップでリミット達成してからは、ポイント探索です。
まだまだ気温が高い湖面を疾走のは、最高に気持ちいいですね^^
いい釣りが出来て、いい天気で、いいロケーションで、いい人に巡り会えて・・・
うーん、今日は最高の一日でした^^

釣果 
ビワマス : 47pまで12本ほど。



1210日(木)

予報によると、来週から大寒波が来るようですね。
こうなると、いつ釣り納めになるか分からないので、連チャンにはなりますが、
釣り納めのつもりでビワマス釣りに行ってきました^^;

今日は迷わず昨日と同じ80メーターラインからスタートします。
ところが・・・全然アタらないどころか、群れがほとんど映りません・・・TT
天候の急変があった場合だったらともかく、今日も快晴のポカポカ陽気です。
昨日の今日でこんなに魚の居場所が変るとは・・・
下手に昨日にいい思いをした時は、その場所に拘ってしまい、判断が遅れてしまいますね^^;
昼まで昨日と同じエリアを流して、バイトが5回ほどで、キープはゼロでした><
居ないことはないですが、群れは完全に抜けてますね。
エリアが広いのと、トローリングは速度が遅いので、くまなくチェックすると、時間を使いすぎました><

さて、これはヤバイぞ・・・釣り納めでボーズは避けたい・・・
ここで役に立つのはもう、経験と引き出しの数だけ・・・なんですが・・・
自分はまだまだビギナーに毛が生えた程度ですTT
でも、運良く??
昨日も先週も早くリミットが揃ったので、広範囲にポイント探査して、
反応のある場所を探しておいたのが、ここで役に立ちました^^
マークしておいたポイントを、ランガンで回って、一番反応が出たポイントで心中することにします。

残り時間は約1時間半。
同じコースを何度も流して、10本ほどHITして、なんとか4本キープ出来ました^^
リミットは揃わなかったけど、一時はどうなることかと思いましたね・・・
ヤバイところでした。
今日は爆釣のつもりだったので、昨日の魚は、知り合いや近所にお裾分けして全部無くなったので、
とりあえず、お土産が出来てホッ^^;;

さて、今年もこれで終わりかな?
この釣行記を書くのが遅れて、書いている今日は1221日。
この大寒波はハンパありませんでした。。
新潟県では積雪2メーター超え。
滋賀県の余呉でも80p・・・
連チャンでしたが、無理して行っておいて良かったです^^;;
たぶん今年も終わりですね。
フィールドで出会った皆様、ありがとうございました!

PS.
良く見ると・・・上の画像とほぼほぼ一緒・・・^^;;
サイズ、体型、口の開け方までそっくりではありませんか!
こりゃ、「画像の使いまわし疑惑」が出てもしゃーないレベルですね><
ま、自己満足で、自分のために書いている釣行記なんで、誰に自慢する訳でもないので、
そんなことをする理由も必要もないんですけどね・・・^^;;

釣果
ビワマス : 48pまで4



1224日(木)

さすがにこの時期になったら、海は荒れる日が多くて、なかなか出られませんねTT
そんな時でも出られる、琵琶湖が近くにあるのは、ホンマににありがたいことです^^
今回は、海も行けそうな感じだったので迷いました・・・が、
迷う日は、行ってみなければ分からないような微妙な日でもあります。
もし、行ってしまうと、遠いからというのもあって、つい無理をしてしまう可能性もあります。
これが一番危険ですよね・・・><
今までは○か×しか無かったのが、
△という新しい選択肢ができたのは、非常に大きいです。
滋賀県民であることに感謝しつつ、これを最大限、利用させていただこうと思います^^;;

この時期は、昨日の今日で、大きく魚のポジションが変る可能性があるので、
まずは前回に良かったポイントを魚探を見ながら一周して、群れが居ることを確認してから、トローリング開始。
前回と同じ、K沖の8090メーターラインを走ると、時々大きな反応が出て、いい感じでHITしてきます^^
ただ、どうもイマイチ、サイズが上がりません。
35
40pくらいがメイン
で、決して悪くはないんだけど、
40pをキーパーで考えていたので、なかなかキープまでは至りません。
今年からは一旦、イケスに「仮キープ」しておくことにします。

水温が落ちたからか、魚探に映る反応がやや深いですね。
いつもよりラインを多めにて、50メーターと70メーター出しますが、それでもたぶん群れの上。
上の層まで食い上がって来るのは、元気な中型クラスが多いのかもしれませんね。
この日の予報は晴れ後曇り、夕方から雨。
朝から晴れて、水温が上がったのが良かったのか、9時頃から活性が上がって、サイズも上がってきました。
40
アップも混じりだし、とうとう出ました、50アップ〜^^
なんと!54.5p^^
まさか、こんな時期に自己記録が釣れるとは、全く思っていませんでした^^;;

その後もすこぶる快釣で、48pGET〜^^
雨が予報よりも早めに降り出したので、最後はちょっと焦りましたが、
なんとか40アップでリミットメイク出来た時点で、早めに納竿としました。

しかし、今年はビワマス、異常に多いですね。
みんなが一定期間、釣りを自粛すると、これだけ資源は増えるんですね。
琵琶湖のような狭い水域で、かつ、成長の早い魚は、その効果がてきめんに出るような気がします。
釣り納めのつもりでしたが、これだけ釣れると、納められませんがな!!

年末からは寒波が立て続けにくるそうなので、さすがに水温が急落して、厳しくなると思います。
でも、ちょっと厳しくなって、それで例年並み?のような気もします。
そう考えたら、また、なかなか納められませんね。
ま、しばらくは、天気を見ながら、ということになるのかな〜??

釣果
ビワマス54.5pまで約15



12月29日(火)

明日から5年に一度のレベルの年末大寒波だそうです。
その前に、奇跡的にベタナギ予報が出ました^^
ま、これは「釣り納め兼、正月の魚を釣れ!」と言うことですね。
今年は特に巣ごもり正月だし、みんなに差し上げれば、喜ぶ事でしょうね^^;;
迷わず、日本海に遠征してきました。

朝一番はグリに直行します。
1キロほど続く大きなグリですが、どこに行っても上から下まで、魚探には山盛り反応があります。
が、青物だけはヤル気が無いときは何をしても・・・TT
これだけ居たら、中には変ったヤツが居てもいいような気もしますが、
今日はヤル気ゼロ、いや、マイナスぐらい・・・

平日ですが、会社も休みに入っているのか、グリはジギング船からプレジャーボートまで、満員御礼状態。
でも、私の見る限り、HITしている船はありませんでした。
悪い日はあっても、ここまで全くガン無視される日も少ないですね。
(後から分かったけど、ジギング船も、全コケ状態でした。)

ジギング船はそのうち、沖に行ってしまいました。
船の数が減っても、このポイントは他に行くところがないのが、辛いところです。
浅場でライトジギングすれば、アコウは多少は拾えると思うものの、
家内は大雪予報に備えて、実家に帰っているし、
根魚は人にあげるほどの爆釣もないし・・・
幸い、ジギングで食べごろサイズのアコウが1匹釣れたので、もう、これ以上、頑張って釣っても仕方ありません。
こうなると、このグリで最後まで心中するしかありませんね。

午後3時までひたすらシャくり続けて、結局、バラシ1、当て逃げ数回の撃沈でしたTT
うーん、こんなことだったら、大人しく琵琶湖でビワマスを釣っておくべきでした・・・
ま、「結果論」ですけどね。
ただ、最後に、負けはしたけど、日本海で、鰤狙いで全力勝負が出来て良かったです。
その意味では、これで思い残すことはないですし・・・
とりあえず、これにて激動の2020年・・・完
釣果
アコウ:38p


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