2021年2月 釣行記

25日(金)

3年ぶりに琵琶湖が「深呼吸」したそうですね。
今年はそんなに寒くないような気がしていたのですが、それでも例年よりは寒かったんでしょうね。
深呼吸したら、その直後は上の層と下の層の水温がほぼ同じということになります。
ビワマスに限らず、魚は適水温を求めてレンジやエリアを移動するのですが、
水温が同じならば、ビワマスのレンジは広がってしまいます。
狙いを絞りにくくなるので、釣り自体は難しくなります・・・><
ま、深呼吸をすることは琵琶湖にとっていいことなんですけどね。
もちろん、人間にとっても深呼吸は大切ですネ^^

前回と同じ80メーターラインは、この日は全く魚影が映りませんでした。
そのまま走り続けて、、K岬の前からスタートします。
70〜80メーターラインにパラパラ反応は出るものの、やっぱりレンジが深い〜><
深いレンジでも、その層で一定していたら、まだいいのですが、バラける感じです。
こうなってくると、レンジを合わせるのが至難の業!
ダウンリガーがあれば、細かく調整出来るし、深場も引けるんでしょうが、
ただオモリを付けて引っ張るだけの引き釣りでは、深い層は引けないし、
また、引いているレンジもアバウトなので、この条件では、キツイですね・・・><

11時頃まで流して、40クラスが1本だけでしたTT
通る群れが、たまたま20メーターラインだった場合だけHITする感じで、とっても効率が悪いです。
特に水深が深いポイントは狙いが絞りにくいので、深場を捨てて、
比較的浅場の、5070メーターラインに移動します。
この日は快晴で、昼前になって、徐々に魚影が映るレンジも上がってきました。
ドジャーも効くはずなので、思い切ってレンジを上げたのが正解でした。
バタバタとHITが続き、7本ほどGET出来ました^^

驚いたのは、こんな時期でも、産卵前の雌が釣れるんですね。
画像の一番下の魚ですが、腹を押したら、イクラがパラパラ出てきました。
画像にも3粒ほど映ってますね^^;;
時々釣れるのは筋子の状態なのですが、この魚はパラパラのイクラの状態でした。
ということは、もう産卵の直前なのかな?
これから川を遡上するのかな?一匹で遡上しても、それでは受精しないので、
近くに鼻の曲がった大きな雄もいるのかもしれませんね。
下の画像は「ビワマスのイクラの醤油漬け」です。
鮭と違って、黄金色のイクラは、見るからに美味そうで、ヨダレもんですね。
もちろん、食べると・・・もう筆舌に尽くしがたいほどに、美味です^^
たぶん、この画像からも、少しは伝わるのでは??

最後はなんとか形になっけど、今日は大苦戦でした。
この時期はボーズと隣り合わせの釣りですが、ボーズの足音がすぐそこまで来ているような気がしました。
この日に釣れたのは、ほぼ1箇所のみ。
もしか曇りだったら、釣れなかったかもしれません。
中層を広い範囲にわたって感度が出る、ふと思ったけど、これはジギングの出番では??
海で魚探にこの反応が出たら 「いただき!!」と思う反応です。
魚探に映る反応は、何も数が多いことが全てではありません。
青物は大群で固まっている時は往々にしてヤル気がないもので・・・
中層をビュンビュン通過する反応は、間違いなく活性が高くて、ヤル気のある魚です。
そして、こんな反応は経験上では、たいていが鰤!デカイんですよ^^

釣果
ビワマス47pまで8





212日(金)

今週は暖かいですね〜。
日に日に気温も上がって、昨日は最高気温13度、今日は15度、土日はなんと18度・・・^^
もう、すっかり春の陽気ですね〜^^
条件は明日の方が良さそうですが、冬場はアングラーは少ないけど、
釣れる場所が限られるので、案外、ポイントは混雑してしまいますTT
特に、明日は土曜日なので、結構な混雑?だと思います。

ビワマス釣りは、動きながらの釣りで、急に舵を切れないので、
常に回りの船の動きに注意を払わないといけません。
船が多いと、ゆったり釣りが出来ないので、私は苦手です><
今日に、ある程度ポイントの様子を見ておいて、明日は状況次第ですね。
この水温上昇で、他のボートが気にならないくらい、ポイントが広範囲に広がっていたら、いいのですが^^;;

この日も、まずは「安定のK」に向かいますが、向かう途中の港のすぐ沖の75メーター付近に反応が出ています。
周辺を魚探でチェックすると、7580メーターラインの、
500メーターくらいのエリアに渡って反応があるので、まずはここからスタートします。
1時間ほど流しましたが、いい反応は出るものの、小型が1本釣れただけでした。
冬場は朝は居てもなかなか口を使わないケースが多いので、ここは後でもう一度叩くことにします。

K
に移動して、実績ポイントをチェックするも、ほとんど反応が映りません。
結局、先週と同じポイント周辺にだけ反応が出ますが、この日はなかなか口を使いませんねTT
ここのところ、最終的にはなんとか形になってますが、
ボーズと隣り合わせの、かなり危険な綱渡り状態です。

この日も11時まで、キープはゼロでした><

気温が上がって、天気も良くなってきました。
魚探を見ていると、上の層に反応が増えてきたので、ラインを出す長さを6047メーターから、
55
40メーターに変更して、やや上の層を引くと、ようやくHIT
まずまずサイズの47p^^

どうも、一般的にベストなハズの15〜20メーターくらいのレンジに、反応が薄い気がしますね。
30〜40メーターの深いレンジにやや大きな群れの反応が、やる気のある大きな魚は、
単発ながら10メーターラインまで上がってきているような感じです。
そこで、5337メーターまで、更にレンジを上げて、同じラインを流すと、HIT42p^^

どうやらこれが今日の正解みたいです。
ただ、釣れるエリアがあまりに狭い・・・><
一人で流してもすぐにプレッシャーが掛かる程度の小場所。
ここに、ミニボート、カヌー、クルーザーが入り交じっているので、とっても気を遣います。

一番困るのが、このクルーザー?
耳をつんざくほどの、凄まじい大音量の音楽を掛けながら、船を走らせています。
こんな音量で釣りをすると、「ビワマスも警戒して釣れないのでは?」
と思えるほどに・・・ちょっと・・・さすがにこれは・・・><
耳当てをして音を半減させても、気になって、釣りに集中出来ません><
なるべくこの船から離れたいけど、ポイントを外れると、釣れないし・・・
先週も一緒だったけど、この界隈では有名な船らしいので、ま、疫病神と思うしかないですね・・・
琵琶湖は誰のものでもないけど、だからこそ、最低限のマナーはあると思うのですが・・
人によって感じ方も違うし、そもそも趣味の世界なので、なんとも言えませんけどね・・・^^;;

やむなくポイントを移動して、他の群れを探します。
12
月に好調だった85メーターラインはこの日も反応なし。
結局、朝の75メーターに戻るも、ここは反応は出るものの、口がない。
結局、どうしても、Kの狭いエリアしかないようですね・・・><
そのエリアの少しだけ外のラインを流すと、竿が絞り込まれました。
バイトの瞬間に竿尻が浮いたのは久しぶりです。
デカそうなので、エンジンを止めて、ドラグを緩めて慎重にファイトしてGETしたのは54p^^
今までで2番目に大きなビワマスでした^^

しかし、なかなか55pの壁は厚いですね。
アコウと同じ?アコウは50pは時々釣れるものの、釣っても釣っても、55pには届かないので・・・
見たこともないし・・・
ビワマスは見たことはあるので、長年やっていれば、60pくらいまでは、可能性はあるのかな??

今回もアタったのは全て浅いレンジを引いた方でした。
深いレンジは数は多いものの、やる気が全くない感じですね。
この日も少ないバイトでしたが、HITした5本、全て取り込む事が出来ました^^
先週も少ないバイトを全て取ったので、今まで、散々バラシに泣かされてきましたが、
確実に、バラシは減っていると思います。
いろいろ苦労して、試行錯誤を繰り返した「バラシ対策」がようやく結果に結びついてきました^^
無事に取り込んだ時に、フックが掛かっている場所を確認するのですが、
イメージ通りの箇所に掛かっていると、思わずニンマリ^^^^めちゃくちゃ嬉しいですね^^

さて、明日ですが、やっぱり止めておきます。
今日以上に混雑が予想される、狭いエリアを流すのはちょっと・・・
気温が上がったとしても、今が一番、水温が低い時期です。
しばらく、このパターンは変らないように思います。

遅れていましたが、ここでエンジンをオーバーホールに出すことにしました。
ビワマス釣りはエンジンを回しっぱなしで、負荷がかかるし、
ベストシーズンにエンジンが故障するのが一番最悪です。
琵琶湖はともかく、海上で故障すると命に関わるケースもあり得るので、
やはり、年に一度は信頼の置けるメカニックに点検してもらうことは必須だと思います。
私がお世話になっているのは、高島にある「安原エンジン」さん。
今まで、いろんな所にオーバーホールに出してきましたが、
一番信頼の置けるメカニックです^^
滋賀県の近隣に住む方は、是非、ここで依頼されたらいいかと思いますよ^^

さて、これで、しばらくは「強制オフ」です。
次は3月頃からスタートする予定ですが、ちょっと状況が変っていればいいのですが・・・
さて、遊んだ分、仕事も溜まってます・・・
仕事、せな!!!


釣果
ビワマス : 54p、47p、42p他2




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