2022年5月 釣行記

5月9日(月)

長い連休が明けて、今日からビワマス釣り再開です。
今年の連休は雨が多くて、あまり釣れなかったようですね。
例年、連休は仕事優先で、自宅で悶々してますが、
おかげで、今年は焦ることもなく、仕事に没頭出来ました^^
ま、案外、GWは仕事の依頼が入らなくて、拍子抜けするんですけどね^^;

雨の影響で、この日も広範囲に濁りが入っていました。
水の綺麗な場所を探して、Sまで行きましたが、あまり良くないですね。
ローライトの曇りなので、余計に、水が白っぽく見えてしまいます。
Sは反応が出なかったけど、その手前では頻繁に反応が入るポイントがあって、
やれば釣れるものの、サイズが小さく、ほとんどがノンキーです><
43cm1本だけキープして、S島に戻ってきました。

水は相変わらず悪いものの、反応は明らかに連休前よりも多いですね。
相変わらずチビがメインながら、時々竿が跳ねあがるようなバイトで、大きいのもアタります^^
ただ、水が悪いので、食いが浅いですね・・・
何度かバラして、ようやく50アップを取れました^^
この後、40アップを1本追加して、明日もあるので、早めに上がることにしました。

釣果
ビワマス 53,5cmまで約12本ほど。



5月10日(火)

今日はKさんとの釣行です。
前日のプラからするとS島が無難な感じですが、ポイントが狭いので、
2人で入ると、どうしてもプレッシャーが掛かること、
昨日はトライアングルに行かなかったので、そこのデータも欲しい。
せっかく2艇なので、分かれて、条件のいいポイントを探すことにします。

トライアングルの北東、南東のポイントでは反応が入りますが、
ほとんどがノンキーのチビマスです。
サイズアップを狙って釣り続けると、なんとか43cmが出てくれました^^

Kさんは朝から快調だそうで、50アップを含めて、既に4本ですと!
どうも、S島の方が良さそうですね。
トライアングルは諦めて、S島に向かうことにします。
すると、昨日とはうって変わって、水はクリアになってました。
反応は、昨日ほど入らないものの、すぐに46cmがHIT〜^^

ここはなかなか大きい魚が入らないし、入ってもすぐに抜ける博打のようなところがありますが、
この日は珍しく良いみたいです^^

ここで粘れば良いものを、より大きな魚を求めて、Sまで行ったのが運の尽きでした。
S付近はチビマスポイントになってました・・・TT
Kさんはその後も快調で、なんと43〜53まで、2人で10本リミット達成したそうです^^;;
50アップは3本?体型もイイですね^^

うーむ、今日は完敗ですね〜TT
「先生」なんて呼ばれてますが、今度教えてもらわないとダメですね〜
オモリは60号で2本とも30メーター、スプーンはシルバーの3,5gだそうですが、
それ、私とほとんど同じ、それもそのはず、一応私がオススメしたから?でしょうね^^;;

釣果
ビワマス46cmまで多数




5月16日(月)

前日に雨が降り、天候も曇り・・・曇りは良くないのだけど、曇りでもいろいろあって、
この日は雨が降りそうで降らない曇天。
アオリイカだったら最高の状況ですが、ビワマスには・・・TT
厳しいのは分かっていても、どの程度の雨量で、どれだけ濁りが入って、
濁りの中でも釣れるパターンを探したり、いろいろ勉強になります。
今後のことも考えて、データを蓄積しておくことは、とても意味のあることです。

まずはS島からスタートします。
濁りもあって、またゴミも多くて、大変です。
反応は出るので、居るんですが、なかなかシブいですね。

小さいサイズは時々HITしますが、イマイチ、サイズも上がらないので、Sに移動します。
Sの手前のポイントでも反応は山盛りですが、HITするのはチビばかり。
Sは全くダメ。
何故か、ほとんど反応が出ませんTT
去年は爆発したので、ついSに足が向きますが、今年はさっぱりですね。
急に始まって爆発するポイントだけに、たとえ釣れなくても、
こまめにチェックしてかないと仕方ないですね^^;

遠征しても、あまり濁りは変わりませんでした。
S島がまだマシそうなので、戻ってこのポイントで心中します。
なんとか40アップが2本、その他35cmで、ショボいながらも、リミットは出来ました。

明日に、お客さんからビワマスを頼まれていたけど、この調子では明日も渋そうですね。
なんとか差し上げる最低限の仕事は出来たので、明日は止めておきます><
ショボくてすみません、もう一度、次は大きいビワマスを差し上げますので・・・

釣果
ビワマス42cmまで多数



5月18日(水)

久しぶりにKさんと釣行です。
レンタルボートのMさんの情報では、昨日に観測塔から北の60メーターラインで爆釣したとのことです。
月曜にシブかったのですが、水が悪いだけに、居るところに固まっているのかな?
昨日もゴミが多くて釣りにくかったけど、ゴミの集まるラインの外側だったそうです。
特筆すべきは、「ピンクしか当たらなかった」とのことです。
濁りにピンクが有効なのかな? それとも時期的に?
ピンクは持ってないので、アングラーズで、ドピンクのスプーンを念のため、購入しておきました。
家の裏が釣具屋!それもそこそこのスケールの!!
これ、めっちゃ助かりますね〜!!!!


快晴の予報なので、この日は5時に出船します。
朝一番はS島からスタートすると、すぐにHIT〜
いきなり54cmでした^^

その後もバタバタっとHITしますが、サイズはマチマチですね。
大きいのも居るので、とにかく釣り続ければ、混じりそうです。
快晴の日は、太陽が昇ると、一段落しますね。
狭いポイントなので、2人で流すと、プレッシャーのせいもあるのかもしれません。

F沖に向かって、同じ90メーターラインを流していると、今までにないような、強烈なバイトが!!
竿尻が浮いて、竿がほぼ一直線に・・・!!
竿をホールドしていなかったら、持っていかれたかもしれません^^;

瞬間的に確信、これはデカそうです!
トローリングしながらでは、巻けないどころか、ドラグが出ていく方が多い・・・
うーむ・・・これは長いファイトになりそうです。
ここは慎重に行きたいので、時間は掛かるけど、もう1本の竿を上げて、エンジンを止めます。
掛かりが悪いと、既にバレているけど、「ラッキー、まだ、ついてる!!」
何度も走られて、苦労の末上がってきたのは、今までに見たことないサイズでした。
ロクマルあるかないか・・・うーん、微妙なところですね・・・^^;
堂々と「ロクマルを釣った!」とまでは、言えないかな・・・・^^;
尾の下側を伸ばして、61cmと言う人もいるでしょうし、
ま、所詮は趣味の世界だし、人によって基準が違うので、そこはなんとも・・・

自分が聞いたり、見たりした範囲では、ビワマスのガイド船の基準はかなり甘目です。
一方で、ブラックバスのガイド船の基準は、かなり厳しいです。
口閉じ、尾開きは当たり前、中には上アゴ計測のプロも・・・
そうなると、59?いや58cm?ですワ〜


しかし、デカイ・・・ほとんど「サーモン」ですね・・・
後で計測すると、血抜き後で、2520gでした。
「これでそんなもん?」とも思いますが、たまに聞く「3キロオーバー」って、
めちゃくちゃデカイんでしょうね・・・^^;;
いやいや、夢がありますね^^

ちなみにピンクに食ってました。
Mさん、やりました!ありがとうございます!

バイトが止まったので、Kさんと観測塔に遠征します。
この周辺はイマイチでしたが、なにやら、T島との間に船が集まっているので行ってみます。
すると、バタバタっとHIT〜
ただ、サイズは可もなく不可もなくの35〜40クラスがほとんどです。
ここから北に向かって60メーターラインを流しましたが、
数は釣れるものの、ほとんどが同じサイズでした。

まだまだ釣れそうでしたが、この日はなんと!「TVの取材?」の打ち合わせがあるので、
ここで燃え尽きる訳にもいきません。
十分釣ったし、昼前に上がることにしました^^;

釣果
ビワマス60cmまで多数




5月19日(木)

この日も快晴予報なので、5時に出船です。
朝一番はS島周りでしたが、この日はサイズが上がらず、でした。

同じポイントばかりでも飽きてくるので、この日はそろそろ爆発してもいいハズのSまで走ります。
以前よりは反応は増えたものの、それでも本調子とは程遠いですね・・・
うーん、今年のSはどうしたんかいな・・・
ベイトの群れが入っていないような気がします。

広いSのポイントなので、どこかに居るかもしれないので、ぐるっと1周回ってみましたが、
時々HITするものの、ここの潜在能力を考えると、全く物足りない・・・
なんとか40アップ4本取れたところで、タイムアップの12時になったので、納竿としました。

昨日の分と今日の分は、捌いて、家内の友人の愛媛のOさん、お客さまの東京のTさんにお送りしました。
実は・・・今年もたくさんの人にお送りする約束をしてるので、
こちらも結構、プレッシャー掛かってるんですヨ^^;

6月になるといくらでも釣れるものの、気温が高くなると、鮮度が落ちやすい魚だけに、
冷蔵で送るのは難しくなってきます。
5月だったらなんとか冷蔵で送れるものの、まだまだ5月は釣果が不安定です。
そんな事情もあって、とりあえずホッ^^;;

この日も夕方に、ロケの取材の打ち合わせがあって、
ご依頼のバスの引き取りがあって、宅配便締め切りの19時までに魚を捌いて送ると、
さすがに意識が朦朧としてきました。
明日も行くつもりでしたが、さすがに無理そうです。
昔だったら行ってたでしょうね、老いを感じるのは、私の場合はこんな時です^^;

「ロケの取材の打ち合わせ」と書きましたが、昨日は某番組の制作部、
この日はディレクターさんと話をしましたが、
ちょっと方向が合わずに、辞退させて頂くことになりました。
自宅兼工房なので、「やはり工房の中はお見せできない」のが申し訳なかったですが、
そんな中でも、他の方法をいろいろ模索して頂いたことには感謝です。

剥製のことだったらなんとか話は出来るけど、例えば、剥製師になるにあたって、
家内にいろいろ苦労をかけた話とか、結婚に至るまでの話など・・・
それをTVで話すのは、さすがにちょっとキツイ・・・

ホームページでも書いてますが、プロポーズさえしていないし、
「50アップを釣ったら結婚する」などと、恐ろしいほどのことを言ってます。
そこを掘られたら・・・??公開処刑もいいところ、狭い町を歩けませんがな><
そもそも、剥製以外の話では、出演のメリットもあんまりないし・・・
でも、TV業界の裏話がいろいろ知れて良かったです。
詳しくは言えませんが、この番組、仕事中は、ほぼ毎日見ている番組なので・・・

釣果
ビワマス40UP×4 他多数
画像ナシ


5月24日(火)

今日も先週に続いて、Kさんと釣行です。
快晴予報なので、この日も5時に出船します。
いつものS島周りで、朝一に46cmがHIT〜^^
この日は西側エリアが良くて、バタバタっと10本超〜^^;
ほぼ、全盛期の釣れ方ですね^^
サイズはマチマチ、50アップとおぼしき魚はネットに嫌われましたが、
大小、入り混じって釣れる感じです。

日が昇って、アタリが遠くなったタイミングで、この日はA沖に遠征します。
ここでも反応は出て、時速3匹くらいの、ちょうどいいくらいの感じで釣れてきますが、
サイズは可もなく、不可もなくの35〜40クラス。
ちょっとデカイのが出そうもないので、S島に戻って、数本追加^^
最大の48cmも取れて、13時前に納竿としました。

最後の48cmは、サツキマスですね。
画像では分かりにくいですが、朱点が確認出来ました。
Kさんにもお見せしましたが、やっぱり体型も丸いし、顔も違うとのことでした。
ウロコを剥いだら、模様も、朱点もくっきり出てました^^

ビワマスと、サツキマスの食べ比べをしましたが、ほとんど分からないレベルですね。
年に1本は釣れるのですが、いつもはもっと白っぽい身で、
脂は乗るけど、味は薄い印象でしたが、これはオレンジ系のサツキマスで、見た目も全く同じです。
もしかしたら、ビワマスとのハイブリッドしているのかもしれません。

しかし、ビワマスとサツキマスの食べ比べって??あまりに贅沢すぎるぅ〜〜
ビワマスは「琵琶湖の固有種」で、「世界にここだけにしか生息しない魚」です。
また、「琵琶湖の宝石」と言われ、「味は日本の淡水魚で最高!」とも評される魚です。

一方のサツキマスは、もともと生息数が少ない、非常にレアな魚です。
もちろん釣ることも難しい上に、他の地域で釣れたサツキマスは、アニサキスの関係で、
刺身で食べることが出来ません。
奇跡の2点盛りですね^^;
釣り人だけの特権ですネ!!


釣果
サツキマス48cm、ビワマス46cmまで多数
全ての画像の、下がサツキマスです。





5月25日(水)

同じポイントばかりではどうしても飽きてしまいますね。
今回は久しぶりにIから出船するつもりでしたが、風予報が3後2メーター。
Aは終日2メーターなので、Aから出すことにしました。
一応、自己基準で風速2メーターまでとしています。
近いし、仕事柄いつでも行けるので、危険を冒してまで無理して行くこともないですしね^^;

朝一番はS島から流します。
この日も西側が好調で、昨日はネットに嫌われましたが、きっちりリベンジの55cmGET〜^^
パラパラHITはしますが、ちょっと食いが悪いのと、サイズダウンしてきたので、
早めに観測塔まで遠征することにします。
ここからT島までの間を流すと、パラパラHITしてくるものの、
どうもここはサイズが上がりませんね〜
ほとんどが35〜40クラスで、小さくはないけど、この時期、数は要らないし・・・

一度だけいいのがHITしましたが、ネットに嫌われてしまいました。
ビワマス釣りの「あるある」ですが、本当に良くバラしますね^^;;
50あるなしくらいのサイズでしたが、この日は2本、いいのが掛かって、
たぶん大きい方が取れたので、これで良し、です^^

釣果
ビワマス55cmまで多数



5月30日(月)

さて、5月も今日で終わりですね。
ビワマス釣りも残すところ、あと1か月となりましたが、ここにきてボルテージも上がってきましたね^^

朝一は、いま魚が一番見えているKに向かいます。
すると、やっぱり好調^^
バタバタっとHITしますが、どうもここはサイズが上がりませんね^^;
平均で35cmほどで、小さいのも居ない代わりに、大きいのも居ない・・・
ただ、ここは35cmでも、コンディションが良くて、パンパンの魚が多いですね^^
見るからに、美味しそうです!!
パンパンの30後半、個人的には、このサイズが一番美味いような気もします。
これで・・・贅沢は言ってられませんね^^;

美味そうではあるものの、この魚をキープしてしまうと、一瞬で終わりそうな気がします。
ここは、泣く泣く、40cmをキーパーにして頑張ることにします。
数は少ないものの、数撃てば、いい魚もHITしますね〜!
ようやく、49cmGET〜^^
続いて、同じようなサイズがHITしましたが、これはバラシでしたTT

同じコースにHITが集中しましたが、さすがに3流しくらいすると、バイトが減ってきました。
ちょっとコースを逸れると、そこもイマイチなので、ここで沖のSに移動します。
去年、大爆釣だったS。
今年は何度裏切られたことか・・・
でも、いい思いをした場所は捨てきれませんね。
ダメでも絶えずチェックして、やっとこの日、魚が入ってきた感じがありました^^
バイトは多くないものの、Kよりワンサイズ大きいですね。
40アップが高確率でHITして、昼前には40アップで揃えることが出来ました^^

さて、この日は奈良のKさんにお送りすることにします。
Kさんとは釣り仲間で、よく日本海、和歌山に一緒に行きましたが、
高齢のため?今はボートを引退されて、農業をされてます。
ご自身で栽培されたミカンを送って頂いたので、お返しにビワマスをお送りしたら、
それが、家族からも大好評で、めでたく??リピートなりました^^

そりゃ、ビワマス食べたら、他の魚、食べられないでしょう!!
今まで、相当の数の魚を釣って、食してこられたKさんに認めてもらえるとは、
やっぱりビワマスは凄い魚です!
今回は、なんと!ご自身で栽培された米を使用した、純米大吟醸をお送り頂きました。
すごく、高価なお酒をありがとうございます!!
それに負けないよう、最高のビワマスをお送りしましたので、どうぞ、ご堪能下さい!!

釣果
ビワマス:49cmまで多数


剥製工房★GALAXY