2023年6月 釣行記

6月20日(火)

この日も前回と同じパターンで、目の前のブレイクからスタートします。
すると、魚は映るものの、ご機嫌ナナメで、釣れてくるのはウグイさんのみ・・・><
泡が切れないので、前日の雨で、ちょっと水質が悪いのが原因かな?

早々に見切って、実績のKへ移動します。
ここも同じですね、魚は映るけど、水質が悪くてイマイチパッとしません。

ここも見切って、I沖へ。
広大なエリアなので、走って水が少しでもクリアな場所を探します。
魚の反応よりも、水を優先して流すと、時々弱い反応が出てHITしてきます。
ポロポロ釣れてくるものの、イマイチサイズがパッとしませんね。

しかも、バイトの半数以上はウグイで、その次がチビビワマス・・・
ウグイも巨大ですね・・・匂いもあるので、
釣れるたびに少しずつ心を折られていくのが分かります><
嫌と言うほど、しこたまウグイを釣って、たまにそこそこのビワマスが釣れて・・・
最初はキーパー45にしましたが、最後は40に落として、
なんとかお土産は獲れたので、終了としました。

釣果
ビワマス48cmまで



6月23日(金)

下りの中潮の最終日です。
潮は普通ですね・・・曇天、ベタナギは完璧です。
今年はいい条件で釣りが出来ているのに・・・なかなか結果がついてきませんね・・・><

いつものSに着いてビックリ、海水浴場のオープンに向けて重機が入って、
駐車場から海に向かうルートが閉鎖されてました・・・TT
思っていたよりも準備が早いですね・・・ある程度覚悟はしていましたが・・・TT
コロナで海水浴場閉鎖に慣れてしまっていたもので・・・^^;
Kに移動するか迷いましたが、遠回りにはなるけど、細い脇道から迂回してなんとか出せそうです。
労力はいつもの1,5倍ですね・・・撤収時は汗だくになりました・・・><

まずは藻場からスタート。
今年はイマイチなので、この日は期待せずに軽く様子を見ましたが、全くダメでした。

いつもの岬の前のエリアはゴミだらけで、全然生命感がない・・・
ベタナギは好条件だけど、ある程度は波風がないと、水が淀んでダメですね。
いつもはなかなか入れない、風の当たる、潮通しのいいシモリ周辺に切り替えます。

下は岩だらけ・・・産卵エリアではないけど、
ベイトは多いので、産卵で移動するイカの通り道にはなるハズ。
他にアテもないので、何度もコースを変えて流し続け、この日もまたまた2杯でした^^;
ま、可もなく不可もなくと言ったところかな??
これでトータル6杯で8キロ程度は釣れたので、ちょっとホッ^^;;;

さて、この日は2回戦です。
ちょっと沖の30メーターラインで根魚を狙います。
メバルの群れを探すもなかなか見つからない・・・
と言うかは、ベイト(イワシ?)が多すぎて、判別がつきません。
そこで、ベイトを下から狙うアコウをメインに狙います。

こんな近場で、しかもこんな浅場でも、ベイトに付くアコウはいいサイズですね〜^^
1時間程度で、7匹釣れましたが、40アップ2本混じりました^^
この日は活かして持ち帰って、アコウの活け造りにする予定です。

いつもだったら、小さいサイズを2匹活かしておいて、生き残った方を刺身にするのですが、
このサイズは1匹が限界、と言うかは、今まで活かした中で一番大きい魚です。
水温も高いし、大丈夫かいな??
1匹だと保険がないので、道中、心配でなりませんでした・・・^^;

昼に上がって、捌いたのが午後6時半、なんとか活きててくれました^^
せっかくの機会なので、お隣さん、親戚に活け造り、おすそ分けしました。
前も書きましたが、その食感たるや・・・「ゴリゴリ」を通り越して、
「ゴリンゴリン」です。
それもそのハズ、もともと身の硬いアコウが、30分前まで活きていたんですから^^;
下が活きアコウですが、色彩も全然違いますね^^
剥製師はこの色を再現しなくてはなりません。
送られてくる魚は上の魚、再現しなくてはならないのは下の魚です!!

釣果
アオリイカ 2杯   胴長35cm オス1,6キロ  メス1,1キロ  
アコウ 41cm 40cm  他アコウ ガシラ等





6月24日(土)

今シーズンも、残すところあとわずかですね・・・^^;
ホームページで公表はしていませんが、剥製をリピートでご依頼頂いた方で、ご希望の方全員に、
ほんの気持ちだけの恩返しではありますが、ビワマスを差し上げています。
6月にリピートのご依頼が多かったので、まだ、全員にお送り出来ていない状況です。
ほんの2週間ほど前は、魚が余っていたのですが・・・^^;;

自分の分のストックもしないといけないし、間際になって、ちょっと追い込まれてきました><
いつでも出られるのですが、ここのところ、週末に好天が続き、平日はなかなか出られないので、
久しぶりに土曜日に出船することにしました。

Iの駐車場は、先週に聞いた話では、「週末は満員で、午前2時には行かないと入れない」そうです・・・TT
そこで、比較的駐車場の多い、Sから出すことにします。
湖岸を走って、南から順番に空いている駐車場を探して出す予定でしたが、
運よく、Fが空いていました^^ 
ここは1艇ずつしか出せないので、暗いうちから用意して、かち合わないように、
一番に出しました。

久しぶりなので、Sの状況は全く分からないので、とりあえず、出たところの70メーターから流します。
すぐにHITしましたが、手前でバラシ・・・40クラスでした。
居ることは居るようで、一安心ですが、後が続きません><

土曜日なので、カヌー、カヤックも合わせて、満員御礼になるのは時間の問題です。
水もあんまり良くないので、1時間で見切って、沖のKに向かいます。
ここは、いつ行っても水が綺麗ですね。
あまり反応は入らないものの、映ると高確率でHITしてきます。
幸先良く49cmが釣れたけど、その後は中型がパラパラ程度です。

風予報では2メーター後1メーターでしたが、感覚的には3〜4メーターです。
白波が立つ一歩手前くらいで、行っては戻っての、「一方通行の釣り」でした。
こうなると、ボートがすれ違うのも気を使いますね・・・TT
方向転換しようにも、方角によっては、大きくズレてしまいます・・・
東風だから港に戻る風、怖さはないものの、この風では、他の方角には動けない・・・
バタバタの湖上で、風が収まるのを待つしかありませんでした。

なんとか45クラスを1本追加して、午前8時を回った頃から、ちょっと風が収まってきました。
そこで北に大きく移動しながら、群れを探します。
トライアングルの南東のポイントの手前から良い反応が入り、流すとすぐにHIT〜^^
ゴミが多くて釣りにくかったですが、ちょっとでも水が綺麗なコースを選びながら走って、
1本ずつ積み上げていきます。
午前10時前、なんとか45cmでリミットが揃ったので、納竿としました。

駐車場に戻ると満車でした。
まだ、誰も帰っていないのを見ると、あまり港の前は釣れていないんでしょうね^^;
早めに見切って正解でした^^
帰りもかち合うと大変なので、早めにリミットが獲れて良かった〜〜^^^

この日はMさんにお送りします。
とりあえず、絶対に送りたいお客さまがもう一人・・・
差し上げる約束をしている友人が一人・・・
来週でその分と、自分のストックを作らねば!!
アオリイカをやっている場合ではないので、
来週は天候さえ許せば、全日、琵琶湖に出ます!!

釣果
ビワマス 48cmまで多数



6月26日(月)

この日もSのポイントから出します。
ベタベタの予報なので、いきなり遠征して、土曜日のポイントに入ってもいいのですが、
こんな日はゴミが溜まっている可能性があるので、途中にマークしているポイントがあるので、
まずは、先にそこの様子を見ることにします。

ボートを走らせていいると、時々良い反応が入るので、手前から流すと、
いきなり連続HIT〜^^
幸先良く54cmGET〜^^

この時点で、キーパーを45cmに設定します。

この後も怒涛のHITで、1時間で45アップ3本出来ました^^
ただ、事前の情報では、朝一が終わると、急にシブくなるみたいで・・・
案の定、パタっと止まってしまいましたTTT

1時間半くらい沈黙が続いて、7時半頃に再びスイッチオン!
これまた怒涛のHITで、50アップ混じりで9時頃にリミット達成出来ました^^
最後の方は明らかに食いが落ちて来ていたので、たぶん・・・
また長い沈黙の時間に入るような気がします・・・^^;

潮の関係があるのか、ビワマスはバタバタっと釣れて、沈黙を繰り返すパターンが多いですね。
安定して釣れるのは、やっぱり朝マヅメです。
朝マヅメにバタバタっと釣れて、それが終わると、次のスイッチがいつ入るか分からないし、
待っても入らない日もあります。
なので、朝一にある程度、形を作っておきたいものですね^^;;

さて、この日はKさんにお送りしました。
あまり捌くのが得意ではないとのことで、こちらで3枚おろしにして、発送しました。
(コロナの関係で、不安もあると思うので、基本的にはそのままの状態でお送りしますが、
ご希望頂いた場合は、3枚おろしまでは可能なので、お気軽におっしゃってくださいね。
ただ、プロではないので、その辺はご了承くださいね。)

この時期のビワマスは、どうしてもアタリハズレが大きいです。
3枚におろすと、どれが状態いいのか分かるので、良い魚に印をつけておきました^^
普段は3本の魚をお送りするのですが、5本の魚の半身をお送りすると、
確率的にも、良い状態の魚が入る確率も上がりますね^^
後追いで、お送りした魚と同じ魚の半身を、
答え合わせのつもりで食べましたが、印を付けた魚なんて、脂ゴリゴリで最高でした^^

喜んで頂けましたが、それもそのはず!!!
お送りした魚は、琵琶湖の宝石、ビワマスの中でも、かなり上モノですよ^^^^

釣果
ビワマス 54cmまで多数





6月27日(火)

明日は大雨の予報なので、今日を入れて、MAXでも後3日となりました。
土曜、月曜と順調に釣れて、発送出来たので、後は友人と、自分の分だけです^^;

昨日に好調だったS沖の寄り道ポイントを流すと、この日も連続HITからスタート^^
幸先良く46cmが取れたものの、この日はどうもサイズが上がりません。
たまーに、HITした良さそうな魚は全てバラシ・・・TT
そうこうしているうちに、朝マヅメの時合は終わってしまいました。

ここから長〜い沈黙・・・
待てど暮らせど・・・なかなかスイッチが入りません。

「今日は朝一で終わりパターン??」そんな心配が頭をよぎります。
ここでキーパーを40に落として、なんとか40前半を2本追加。
完全にキーパーの設定を間違えてましたね・・・^^;

ま、ビワマス釣りではよくあることですが、イケスの使えない時期は仕方ないですね。
この後、ウグイと、チビマスの猛攻にあって、
久しぶりに30度超えた気温にも、まだ慣れていないので、昼前にたまらずギブアップでした・・・><

今日の天気が良くなったのと、明日は大雨で休みなので、
これから京都で、かみさんと二人でビヤガーデン行って、ホテルで宿泊します。
既に今年2回目のビヤガーデンですが、やっぱり最高ですね〜^^^
どうも・・・ビヤガーデンに行かないと、夏が来ないような気がするから不思議なもんです^^;;
コロナでなかなか行けなかったので、久しぶりに夏が来た感じです^^

釣果
ビワマス  46cmまで多数
画像ナシ


6月29日(木)

さて、いよいよ終わりが見えてきました・・・^^;
友人と自分の分を釣らないといけないのですが、なかなか天気が微妙な日続きますね・・・
この日は、朝は滋賀北部と福井零南で大雨警報が出ています。
明日の予報も、今のところ風が微妙な感じです。
釣れるかどうかは分からないけど、少なくとも、最終戦のつもりで戦いたいですね・・・
結果的に、「あれが最終戦になりました・・・」ではなくて・・・

駐車場に着くと、Sの付近は小雨。
予報通りで、北の方角を見ると、真っ暗でビカビカ雷で光っています。
少し様子を見てましたが、なんとか出られそうなので、用意して出ることにします。
ただ、風がやや強いのと、雨雲、雷雲が来たらすぐに撤退出来るように、
港の前の70メーターライン限定で流します。

風が強いので、一方通行の釣りで、行きだけトローリングしては戻っての繰り返しで、約2時間ほど・・・
チビマス2匹とウグイだけでした><

やっぱり沖に出ないと話にならない・・・
少し明るくなって、風がマシになったタイミングで、火曜日の寄り道ポイントまで出ることにします。
一方通行の釣りで、1流しで1本ずつですが、アタるとデカイですね〜
50アップ連打〜〜
キーパーを45にしますが、もっとイケそうな感じですね^^;
迷いましたが、太目の48cmをキープして残り2本!

風が収まって、晴れてきました。
そうなると相互通行開始〜北のエリアの方がゴミが少なくて、反応もいいので、
重点的に流すと、来ました〜〜
ドラグが止まらない魚は久しぶりです。
ボートを止めて慎重にファイトして取り込んだのは、ちょっと足りない59cm〜^^

残り1本!!ONE MORE!!
すぐにHIT〜これもデカイ〜
パンパンの52cm〜
まだまだ釣れそうでしたが、これでリミット達成!!!
なんと50アップ4本という、ラストに相応しすぎる爆釣劇でした^^
「48をキープしなかったら良かった・・・」なんてのは完全に贅沢な話ですね^^;

血抜き後の、家での計測で、5本の総重量はなんと!!7830g!!!
これは自己新記録更新です^^^
この時点で、無理して明日に出る必要はなくなりました。
この釣果以上はなかなかないので、これで「有終の美」としておくのがベストでしょうね。
今シーズンは59cmに始まり、59cmで終わりました^^
60は出なかったけど、最高のシーズンでした。


今年もフィールドで、たくさんの方とお会いして、お話させて頂きました。
本当にありがとうございました^^

来シーズンは、「新しい制度」になるそうです。
アンケート通りにいくと、5月末までになるか、竿数が1本になるのか・・・
どちらにしても、釣り人にとっては、辛い改正となりそうです。
昨今の、釣り人の増加を考えると、ビワマスを守るためには、ある程度の規制はやむを得ないと考えます。

ただ、言うまでもなく、「琵琶湖はみんなの宝物」です。
その恩恵を皆が平等に享受し、また、魚を守るために必要であれば、
皆が平等に我慢する。

選ばれた特定の人だけが楽しめるのではなく、みんなが平等、公平に楽しめる、
そんな制度であり続けてほしいと願うばかりです。


釣果
ビワマス 59cmまで多数  (2210g, 1640g ,1410g ,1390g ,1180g 総重量7830g)








剥製工房★GALAXY